11月の光ちゃん on TV

2014-11-30 | 堂本光一
11/1『ズームインサタデー』『めざましどようび』
ミュージカル単独主演1位

『KinKi Kidsのブンブブーン』
11/2放送 ゲスト 鈴木杏樹
11/16放送 ゲスト 片平なぎさ
11/23放送 ゲスト 高橋みなみ 渡辺直美
11/30放送 ゲスト 高橋英樹 高橋真麻


11/11『あさチャン!』『PON!』
11/12『ZIP!』
KinKi新曲プロモーション


11/15『どぅんつくぱ~音楽の時間~』K68


11/26『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2014』K68
鍵のない箱


11/28『ミニステ』
~とっておきの一枚~
[AKB松井珠理奈さんが飼いはじめたプードルの写真を公開]
弘中アナ「ではつづいてまいりましょう。こちら、こちら何ですか」
[酸素カプセルの前でパンちゃんがおすわりしている写真]
光一「これ私ですね。酸素カプセルというか高気圧カプセルなんですけど、これよく入って癒されてます」
弘中「酸素カプセル!え?こちら自宅なんですか?」
光一「ま、ちなみにうちの犬もあそこにいますけどね」
弘中「お名前は」
光一「パンです、パン。もうしわけないですけど松井さんちよりかわいいと思います」
松井「そんなことない」
光一「どうもすいません。みんなそう、はい」
弘中「~(今日の見所紹介)略~ぜひお見逃しなくぅ・・・」
光一「おたのしみに」
弘中「おたのしみに」カンペの読み忘れ部分をフォローした?

11/28『ミュージックステーション』
「SPEAK LOW」(KinKi Kids『M album』より)K68

あれから3週間

2014-11-29 | フィギュアスケート
頭部挫創、下顎挫創、腹部挫傷、左太腿挫傷、右足関節捻挫により全治約2週間から3週間と診断された羽生結弦選手がグランプリシリーズ第6戦NHK杯でショート5位、フリー3位、総合4位でぎりぎりグランプリファイナルへの最後の切符を掴み取った。


『2014 NHK杯フィギュア 男子ショートプログラム』(28日)
ショパン バラード1番
真っ白だったブラウスの裾と袖口を青のグラデーションに染め、バラード1番というより英雄ポロネーズを滑っているかのような激しさで、Fantasy On Iceでの初披露、中国大会での初戦とはまるで別のプログラムのようだった。
後半に入れる構成だった4回転トゥループを最初に持ってきて(アンダーローテーション転倒)イーグルからのトリプルアクセルをバックアウトカウンターからのトリプルアクセル、着氷後そのままイーグルに変更。
トリプルルッツは両手をつき、セカンドを跳ぶまでに間が空いたが、足を踏み変えずにシングルトゥループをつけコンビネーションが認められた。
NHK杯のマークの上でまったく同じ場所で回り続けているのがよくわかるレベル4のスピン、気迫のこもった激しいステップ。


『2014 NHK杯フィギュア 男子フリー』(29日)
「オペラ座の怪人」より
中国杯で着た黒X白X赤の衣装は襟についた血が落ちなかったということで急遽作ったという白X青X黒の衣装。
冒頭ふたつの4回転、サルコウはパンクして2回転に、トゥループは3回転で転倒。
3回転サルコウ成功、スピンは位置が安定せず、ステップはスピードがなくともにレベル3。
仮面の外し方が顔を撫でるように手を下げるだけになっていて、ここは中国杯での振り付けのほうがよかった。
後半のジャンプトリプルルッツ+両手上げダブルトゥループ成功、幅のある美しいトリプルアクセル+トリプルトゥループ。
3連続ジャンプは最初のトリプルアクセルがシングルになってしまった。
トリプルループ、トリプルルッツ成功、ここ(中国杯で二連続転倒から立ち上がって駆けて漕いでイーグルをしたところ)でレイバックイナバウアーだったのだな。
シットスピンは同じ場所にとどまって回れていたが、キャメルスピンはここ数年見たことがないくらいの遅さ。
毎回フリーの終盤スタミナ切れしていた頃のようだった。

羽生結弦的SMGO

2014-11-08 | フィギュアスケート
10月のフィンランディア杯を腰痛のため欠場し、シーズン初戦となったグランプリシリーズ中国大会。


『グランプリシリーズ2014 中国大会 男子ショートプログラム』(7日)

ショパン バラード1番
振り付け:ジェフリー・バトル
ボーカル曲が解禁された今シーズンにあって逆をついたクラシックピアノ曲、袖の膨らんだ白シャツに黒パンツという王道のフィギュアスケート衣装。

4回転を後半に組み込んだため、最初のジャンプにトリプルアクセルを持ってきた。
アウトイーグルのフォワードの足でそのまま踏み切り、降りた足をそのままバックの足にしてイーグルに戻るという、助走なしでもトリプルアクセルを跳べるゆづならではの高難易度ジャンプ。
二つ目のジャンプは4回転にするはずだったのがトリプルになってしまったトゥループ。
そして最後のジャンプはコンビネーションにしなければならないところをトリプルルッツでバランスを崩し、セカンドがつけられず2位発進。


『グランプリシリーズ2014 中国大会 男子フリー』(8日)

直前の6分間練習中ハンくんと激突し、氷に顎を打ちつけ、衝突の際みぞおちを強打したため呼吸困難になり、長い時間氷上で仰向けに倒れたまま大きく胸を上下させていた。
抱えられて起き上がった額には一文字に血が流れ、顎から喉を血が伝う。

応急処置を終え、頭に包帯を巻いた痛々しい姿でガクガクと体を折るようにして歩を進め、痛みで咳き込みながらもリンクに戻ろうとする。
なぜそこまで・・・正気の沙汰とは思えなかった。
諭すように語り掛けるオーサーコーチに背を向け、聞いたことも無い激しい声で「跳ぶ!!」と叫び、直前練習に合流。

生放送の実況で「死ぬまでやる」と言ったと伝えられたが、現地で取材していた記者が耳にした言葉は「死んでもやる」だったと聞く。これはかなり意味が違ってくると思うので記録しておく。
硬い氷に顎をしたたかに打ちつけ跳ね返るほどの衝撃で脳が揺さぶられて、演技中にセカンドインパクトが起こって本当に「死ぬまでやる」ということになってしまうのではないかと恐れながら見守った。

「オペラ座の怪人」より
振り付け:シェイ=リーン・ボーン
覚悟を決めたかのような鋭い目つき。
何かにとりつかれているかのような狂気をはらんだファントム。

サルコウ、トゥループと4回転は回りきったものの、どちらも着地の足にまるで力が入らないような崩れ方。
トリプルフリップはエッジエラーもなく成功。
フライングキャメルからのコンビネーションスピン、ジェラルド・バトラーの歌声に合わせて口ずさみながらのステップは優雅で美しい振り付け。
仮面を外す手つきが色っぽい。
後半の4回転はさすがに回避し、3回転ルッツ+両手を挙げてのダブルトゥループ。
得意のトリプルアクセルで着氷に失敗。
再開された直前練習から引き上げるとき足を上げられなくて自分でエッジケースをはめる事ができなかったが、やはり足に怪我をしているのではないかと思った。
次のトリプルアクセル+ハーフループ+トリプルサルコウは成功。
トリプルループはアンダーローテーションで転倒、疲れきった様子で立ち上がり、すぐ次のトリプルルッツも立て続けに転倒、両手で体を支えてなんとか立ち上がり、前のめりに駆け出す姿に感動的な歌の盛り上がり(「♪the power of the music of the night」の部分)、ここでぶわっときた。
常々『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』は同じアンドリュー・ロイド・ウェバー作曲の『ピエ・イエズ』に似ていると思っていたが、「♪music of the night」の部分に「♪Dona eis requiem」が重なり、転んでも転んでも起き上がり、ヘロヘロになりながらも最後まで滑りきろうとする姿に殉教者的なスケーターだと畏怖を感じた。

オリンピックシーズンでもない、グランプリファイナルでも全日本でもない試合になぜここまで・・・と思ったが、あの震災を経験して、必ずしもスケートが滑れる明日がくるとは限らないということを知ってしまったからなのかもしれない。