羽生結弦公開練習「SharePractice」ライブ配信
1:12:15~ ツイズルからのトリプルループ
「天と地と」
1:19:40~ 後半のジャンプ4回転トウループ+トリプルトウループ
1:20:55~ その次のジャンプ4回転トウループ+シングルオイラー+トリプルサルコウ
「Hope & Legacy」
1:22:50~ 冒頭部分4回転ループ単独ジャンプで
1:24:33~ 2016-2017シーズン当時は4回転ループ単独だった冒頭のジャンプを4回転ループ+トリプルトウループで
~後日これがどれほど凄い事なのかを解説した記事抜粋~
世界初の「4回転ループ+3回転トウループ」
「ちょっと見せたかった」
4回転ループ。羽生が2016年に世界初成功させて以来、クリーンに成功する選手がほとんど現れない最難度の技だ。
現行ルールでは4回転ルッツやフリップのほうが得点は高いが、実際の成功者は4回転ループが最も少ない。国際スケート連盟はその統計をかんがみて、2020年5月に「4回転ループ・フリップ・ルッツの得点を同点」とする改正を発表した。しかし「コロナ禍のためルール変更での選手負担を避ける」という理由で、7月にはその改正を撤回。あのルール変更がそのまま施行されていれば、という気持ちは未だに消えないが、いずれにしても選手にとって「4回転のなかで最も難しい」として別格視されているのが4回転ループなのだ。
それを、プロ転向した羽生がさらりとやってのける。その感慨に酔っている間もなく、羽生は助走のスピードを上げる。そして「4回転ループ+3回転トウループ」を降りた。思わず自分で拍手をし、うなずく。それもそのはず。公式戦での成功者がいない、つまり試合で降りれば「世界初成功」となるジャンプだ。
「本当は『4回転+3回転トウループ』か『4回転ループ+3回転ループ』か、色々悩んだんですけど、今回はトウループにしておきました。実際は4回転ループからの連続ジャンプもしっかり練習していて、本番で組み込めるほどの確率かどうか、自分がこれからやっていきたい活動のなかでそんな難易度のものをやる必要があるのか、そして『得点的にも美味しくないしな』とか『やる必要ないかもしれない』とも思いますが、ここまでポテンシャルとしてあるぞという所をちょっと見せたかったです」
そんな風に茶目っ気のある笑いを見せる。そこには「世界初」にこだわる様子は一切なかった。プロの羽生にとって、国際スケート連盟が「認定」と意味づけするかどうかは、もはや重要ではない。現役選手よりも高いレベルの技術を、プロとして披露し続けていく。試合や採点にとらわれずに理想のスケートを目指すんだ、という精神が、そこにはっきりと見えた。
スポーツライター野口美恵氏による単独インタビュー
第一回
https://news.yahoo.co.jp/byline/noguchiyoshie/20220823-00311511
第二回
https://news.yahoo.co.jp/byline/noguchiyoshie/20220824-00311541
「僕のスキッドしないアクセル」という発言を受けて書かれた部分を抜粋
一部の選手は、左足のエッジで氷を削るように横滑りさせることで、氷から足が離れる前に90度近く回す「スキッド」という手法を使っている。しかし羽生はそのアプローチは選ばない。飛距離のある美しいアクセルで4回転半を回し切ることこそが、「羽生結弦の4回転アクセル」であり、そして「理想の羽生結弦」なのだ。
改めて分かったのは、羽生は「4回転半の世界初の成功者」を目指していたのではない、ということだ。もちろん最初のうちは「初成功」という、世間からの評価も視野にはあっただろう。彼ほどの習得力があれば、離氷前に回転させるスキッドの技術を取り入れれば、4回転アクセルの成功を早々に掴むことが出来る。しかし羽生はそこをゴールにしなかった。
1:28:30~ トリプルアクセル
1:29:25~ 4回転アクセル(両足着氷)
「SEIMEI」
1:38:34~ コンビネーションジャンプの一本目パンクで中断
1:43:23~ ループ再生で曲頭になるとそのまま二回目
ふたつ目のコンビネーションの4回転トウループ両足着氷で中断
1:49:00~ ループ再生で曲頭になるとそのまま三回目
2018年のオリンピックと同じ構成(三連続のコンビネーションが単独ジャンプになってしまったためトリプルアクセルにハーフループとトリプルサルコウをつけてリカバリーした本番の構成ではなく本来の予定構成通り)の通し練習でノーミス
4回転サルコウ
4回転トウループ
トリプルフリップ
4回転サルコウ+トリプルトウループ
4回転トウループ+シングルオイラー+トリプルサルコウ
トリプルアクセル+ダブルトウループ(両手挙げ)
トリプルループ
トリプルルッツ
1:59:00~「White Legend」(著作権の問題で曲が使えず、テンポの違う別のBGMがかかったままステップから)
~「SEIMEI」ジャンプ構成参考~
2015-2016シーズン
グランプリファイナル2015(ノーミス)
4回転サルコウ
4回転トウループ
トリプルフリップ
4回転トウループ+トリプルトウループ
トリプルアクセル+ダブルトウループ(両手挙げ)
トリプルアクセル+ハーフループ+トリプルサルコウ
トリプルループ
トリプルルッツ
2017-2018シーズン
グランプリシリーズ2017ロシア杯
4回転ルッツ
4回転ループ(本番では3回転になってしまった)
トリプルフリップ
予定構成4回転サルコウ+トリプルトウループ(本番では4回転サルコウ単独になってしまった)
予定構成4回転トウループ+ハーフループ+トリプルサルコウ(本番ではダブルトウループ単独になってしまった)
予定構成4回転トウループ(リカバリーで4回転トウループ+トリプルトウループに変更)
トリプルアクセル+ダブルトウループ(両手挙げ)
トリプルアクセル
※2018-2019シーズンからハーフ(シングル)ループの呼称がオイラーまたはシングルオイラー、表記が1Loから1Euに変わり、フリーの演技時間が4分半から4分に、ジャンプの本数が8本から7本にルール変更。
2019 - 2020シーズン
2020年四大陸選手権
4回転ルッツ
4回転サルコウ
トリプルアクセル
トリプルフリップ
予定構成4回転トウループ+トリプルトウループ(本番では4回転トウループ+シングルオイラー+トリプルサルコウに変更)
予定構成4回転トウループ+シングルオイラー+トリプルサルコウ(本番では4回転トウループ単独ジャンプに変更)
予定構成トリプルアクセル+2回転トウループ(本番ではトリプルアクセル+トリプルトウループに変更)