伝説になった少年は更なる高みへ

2015-11-29 | フィギュアスケート
グランプリシリーズ第6戦 NHK杯(長野ビッグハット)
ショートプログラム「ショパン バラード1番」(2015年11月27日)
フリー「SEIMEI」(2015年11月28日)
エキシビション「天と地のレクイエム」(2015年11月29日)


グランプリファイナル三連覇を狙う羽生結弦選手がショート・フリーともにノーミスで演じきり、世界初の300点超え、歴代最高得点322.40(SP 106.33 FS 216.07)を叩き出し優勝した。


ショートプログラムは二種類の4回転ジャンプ、4回転-3回転のコンビネーション、トリプルアクセルを決め、スピン・ステップともにレベル4。

フリーは二種類の4回転ジャンプ、演技後半に4回転-3回転のコンビネーション、二本のトリプルアクセル(いずれも単発ではなく二連続と3回転を含む三連続のコンビネーション)と苦手のルッツもエッジエラーなく決め、スピン・ステップともにレベル4。


エキシビションではグランプリシリーズ初参戦のデカとの仲良しツーショットも見られ、7年前、まさにこの会場ビッグハットで開催された全国中学校スケート大会でフェイも含めた同学年トリオを初めて生で見た私は「やっとまた同じ土俵に立てたね・・・」と胸熱

11月のテレビ

2015-11-24 | 堂本光一
『KinKi Kidsのブンブブーン』
11/1放送 ゲスト 清水富美加
11/15 1周年!名場面SP
11/22放送 ゲスト 筧利夫
11/29放送 ゲスト 近藤真彦

11/6『ゴゴスマ - GO GO ! Smile ! -』(CBCテレビ)
舞台「Endless SHOCK」福岡千秋楽

11/17『ZIP!』K70
『ちちんぷいぷい』(毎日放送)
KinKi Kids新曲プロモーション

11/19、20 各局WS
舞台「Endless SHOCK」制作発表

11/20『ミュージックステーション』K70
「夢を見れば傷つくこともある」
(剛さんのソロパートはカット)

11/22『COUNT DOWN TV』K71
「夢を見れば傷つくこともある」

11/24
『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2015』K71
「愛のかたまり」
「夢を見れば傷つくこともある」

止むなくザヤったけど、うっかりオダったんじゃないからねっ

2015-11-02 | フィギュアスケート
フィギュアグランプリシリーズ2015 第2戦 カナダ大会

ショートプログラム「ショパン バラード1番」(2015年10月31日)
フリー「SEIMEI」(2015年11月1日)
エキシビション「天と地のレクイエム」(2015年11月2日)

羽生結弦選手が今シーズン初戦カナダ・オータムクラシック(2015年10月15日 - 10月16日 SP )から更にプログラムをブラッシュアップさせて挑んだグランプリシリーズ。
ショートはまさかのミスにより73.25で6位発進だったが、フリーは186.29で1位、トータル259.54で、二日連続ノーミス演技をした村上大介選手をおさえ逆転優勝した。


ショートでは後半に組み込んだ4回転ジャンプがダブルトゥループになってしまい、続く3回転-3回転の連続ジャンプのセカンドが2回転になってしまったので、隣接するジャンプの中に同じ種類のジャンプがあった場合連続ジャンプであっても丸ごと0点という非情なルール改正により、せっかく成功したトリプルルッツまでなかったことにされてしまい、スピン・ステップともにレベル4であったにもかかわらず6位にとどまった。

フリーでは冒頭の4回転サルコウ、4回転トゥループともに見事に決め、後半の4回転は片手をついたものの流れを止めずにセカンドをつけ、続くトリプルアクセルの着氷も万全ではなかったためセカンドが本来トリプルトゥループであったところを無理して回転不足になると前日の二の舞になってしまうとの賢明な判断で止む無くシングルにしたという感じ。
ゆづならどんな体勢からでもダブルくらい簡単につけられるのに、ルール改正のせいでわざとシングルにしなければならないなんて・・・
アナウンサーは「ふたつめが3回転の予定が1回転になりました」といい、解説の織田殿は自分が現役時代計算ができなくてよくザヤる選手だったので昨日のショートも生解説の時点では気付いていなかったようだし、今日も無言。
これでは一般視聴者は「3回転が2回転になっただけならまだしも1回転だなんて羽生選手ダメダメじゃん」と誤解してしまう。
選手が全力を出せないルールはおかしい
昨日も一般の雑談掲示板では「羽生は改正されたルールを知らずにオダった」といわれていた。私は後日ログを読むだけのロム専なので説明できず悔しかったが、そこでだけ反論しても世間のあちこちで羽生は頭の悪い失敗をしたと思われているのだろう。

トリプルアクセルとトリプルサルコウを含む3連続ジャンプとトリプルループを決めたが、トリプルルッツで横倒しに転倒、スタミナが切れたような立ち上がり方だったが、すぐにフライングバタフライからのシットスピン。
力を振り絞ってステップ~ハイドロ~レイバックイナバウアー。
ニースの荒ぶるロミオを彷彿させる、闘う陰陽師に鳥肌が立った。

オータムクラシック後に野村萬斎氏と対談して教えを受け、片手挙げスタンバイを狩衣の袖と烏帽子ありきの後ろ位置で左手を握り、印を結んだ右手を唇に当てる映画のシーンと同じポーズから天地人を統べる掌上向きポーズへと変更し、能舞台で足を大きく打ち鳴らすように片足を上げてから氷を踏みつける締めに変更した。

演技後ブンと顔を横に振り、湧き上がる歓声に不敵な笑みを浮かべる。