天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

LA VAGABONDE(ラ ヴァガボンド)@名古屋市中区

2012年04月08日 | グルメ



【LA VAGABONDE(ラ ヴァガボンド)】
  名古屋市中区千代田2丁目14-24 キャノンピア鶴舞1F
   TEL:052-253-7343


久し振りの飯ネタ。
この店、クチコミでみるみる知れ渡って既に予約困難なフレンチとなってしまった。
ボヤボヤしてたらいつまで経っても食えないぜ!ってんで私達も気合い入れて予約入れたぜ☆






私達最後の客だったので、他のお客さんが帰った後で店内の撮影もしちゃった♪
外から見るとオシャレなカフェみたいに見えるけど、中は落ち着いた色調でなかなか高級感もあっていい感じ。






テーブルセッティングも食欲をそそる赤い飾り皿で。
ナプキンリングがオシャレで可愛い~♪

ランチは魚メインのみの2800円のコースと魚と肉のメインが食べられる4200円のコースの2種類。
魚料理はその日のおまかせで選べないけど肉のメインは3種類の中からチョイスが出来る。
どちらのコースを食べるか事前連絡をしなくてはいけないルールになっていて、私達は相談の結果
「やっぱ肉は食っておきたいだろうココはさー!」という訳で4200円のコースをガッツリと^^

ではでは、飯画像ビシバシ行くぜ!






アミューズ、なんだったっけ?説明されたけど忘れた(ヲイ
いやでもアミューズからこの手の込みようよ。この先出て来る料理が楽しみだぬー♪

つーか、めっちゃ美味しい!コンソメのジュレと中に入ってるのとぐちゃぐちゃにして食べるとウマー♪






パンも美味しいよ。お代わりも何度でも出来た。
私達は料理が出て来る度に「ソースウマー!コレパンでぬぐって全部食べたいわー!」と言ってお代わりしまくりw






前菜:オマール海老のミ・キュイ ロワール産ホワイトアスパラガスのシャルロット

見た目も楽しい一皿。手前のヴェジタブルブーケとの間にあるのはアメリケーノソース。いい匂いだよ~♪
ホワイトアスパラが凄く丁寧に処理されててとにかく有り得ない位美味しいから^^
オマール海老との相性も抜群。オマール海老の火入れ具合もバッチリだしネ☆






グラスのシャンパン飲んでたけど、ここらでエンジン掛けるぜよ!
てな訳でソムリエさんにご相談してコチラのボトルをOPEN
「ブーケンハーツクルーフ・シラー 2005年」

7つの椅子のラベルがとっても愛らしい、だがしかしこの南アフリカのワインはなかなか入手困難な逸品だそうだ。
喉越しまろやかでグイグイ飲み進められるミディアムボディ
ガッツリ重たいフルボディ系が好きなA嬢には少々物足らない?いやいやでもこのワインとっても美味しいです^^

そーいや、全然ワインとは関係ないんだけど・・・
お店のソムリエさんは眼鏡男子なんですが、うちの旦那に向かって「お客様、いい眼鏡されてますね♪^^」と声を掛けてきた。
ん!?と思ってソムリエさんをじっくり見ると、なるほどソムリエさんも「ミクリ党」でした。
何故かミクリのフレームの人って仲間意識が強いってのか?旦那はよくアチコチでミクリ党の皆さんにお声を掛けてもらっているw
   ※ミクリ党:フランスのメガネメーカー「アラン・ミクリ」のユーザーを私はこう呼んでいる。ミクリを1度ハメるともう他メーカーの物は使えなくなるとミクリ党のヤツ等は口を揃えて言う





魚料理:金目鯛の鱗ポワレ ブイヤベースのジュ 遠州灘の白蛤 アピオス イマージュ菜の花

珍しく料理名が完璧に書かれてるだろう!(←自慢げ)
いや、その日のメニューを印刷した紙が頂けるんですよ。だから完璧なの。
一番最初のアミューズだけは「お食事前のお楽しみ 小さな一皿」って書いてあるから判んなかっただけさ!^^;

んまー!ブイヤベースのソースがマジヤバイ!バカっぽくてすまん。
ブイヤベース、時々魚臭いトコロあるよね。だから私は個人的に敢えて選択はしないんだよね。
でもこの店の絶品だなぁ。今まで食べた中で一番よかったかもしんない!
金目鯛の焼き目もいい感じだし、魚、貝、春野菜の相性も抜群☆いやいやブイヤベースだわ。コレ本当に美味い!






お口直しのソルベ。
器が「和」っぽくて凄く可愛い♪しかも全員色違いの器で出て来たよ。こういうのいいよなぁ~。
同じデザインの色違いで揃えるのってオシャレだよね♪・・・って話してたら、A嬢がボソッと
「でもそれやると1つ割っただけで色の揃いが中途半端になっちゃうからね」ナルホドー^^;






肉料理:<ヴァンデ産>『カナール・ド・マレ』エトフェ鴨のロティ ジロール茸のソース

『カナール・ド・マレ』ってなんぞ?と思って調べてみた・・・フランス・ヴァンデ県の沼地で飼育されている特殊な鴨らしい。
そしてエトフェというのは・・・コチラはちょっと残酷表現含む、なので知らない人は勝手にググってくれ^^;

低温調理したそうで、外の焼き目はパリッと中はしっとりレアっぽいのに全然鴨の生臭みがなーい!ウマー♪
物凄く柔らかいよ。肉の繊維がほとんどない?って位柔らかい。旨味はたっぷりなのに鴨独特の臭みは感じないって凄いなー。
んでジロール茸のソースがまた鴨肉によく合うんだなコレが。鴨好きにはたまらんだろう!
そして鴨嫌いな人にこそ是非この一皿を食べて貰って鴨嫌いを克服してもらいたい!んんー。本当に美味し~い^^






デザート:イチゴノミルフィーユ ダマスクローズのグラス

見た目も可愛く春らしい一皿。
可愛いだけじゃなくて下のイチゴの泡のソースがこれまたイケる☆
ちなみにコースのデザートもプリフィクスなんだけど、私達は全員同じモノを選んじゃった。
やっぱこの季節は苺を使ったデザートが食べたくなるよね♪






食後の飲み物と小菓子

小菓子の一番手前の小さい緑色のヤツ、ピスタチオのなんちゃらとか言ってたけど、コレがやたら美味い。
・・・と食べながら思ってたらA嬢も「この緑のヤツが美味しい~♪」と全く同じ事を言ってくれて何だか嬉しいw


いやぁ~。この店クチコミで予約困難になる訳が判るわ。本当に美味い。
旦那は「俺今までアチコチで食べた中でこの店が一番美味いと思ったかも」とエラく気に入っていた。
気に入ったって予約困難だからそんなしょっちゅう食べに来れないぞ(涙)

ってか、この店スタッフが少ないから全然予約取らないみたいね。
この日だってランチタイムに私達を含めて3組しか予約入れてなかったよ。席ガラガラに空いてたもん。
予約が入らないんじゃなくて敢えて断ってるんだと思われ。
だって私達が予約した時だって「11:30からは既に予約でいっぱいなので12:30からでしたら~」って説明だったのに
前に入ってたの2組だけよ。テーブルガンガン空きまくってるのに!^^;
そりゃ、週末のランチで3組しか客取らないんじゃー予約困難になったってしゃーないわな。

でも頑張って必ずまたこの店には食べに行くぜ!この料理がこの値段で食べられるならむしろ安過ぎる!!
コメント (3)
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