天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

「バイオハザード4・アフターライフ」「食べて、祈って、恋をして」

2010年09月18日 | 映画感想
「バイオハザード4・アフターライフ 3D」

  ※本作の感想はネタバレにまみれています。未鑑賞の方はご納得の上でお読みください

アバター以来何でもかんでも3Dっていうイメージがあるのは私だけか?
私、全然2Dでもいいんだけどな。映画料金高過ぎるよ。
まあTOHOシネマズの溜まったポイント使って無料鑑賞+3D追加料金300円払っただけだからいいけどサ
(ちなみにTOHOシネマズの無料鑑賞条件、3Dの追い金が300→400円に変更になるそーです)

前作の時に散々文句垂れまくって「もうこのシリーズはいいわ」って匙投げたハズだったんだけど
新作が公開されたと知るとやっぱり気になって見に行ってしまう(苦笑)
ジャンル考えてもこの作品は3Dで見た方が面白いんじゃね?という期待もあったし。

んー。
映画の冒頭辺り「3D酔い」して頭がクラクラした。やっぱり2Dで良かったかも(薄涙)
・・・まあ映像に関してはその後目が慣れたのか気分悪いのは収まったから3Dでもどっちでもいいけど。
基本このシリーズは「夫唱婦随でミラジョボちゃんの可愛らしさを讃えるアミューズメント・ムービー」
だと誰もが納得して劇場に足を運んでいるであろうし、またそれは間違いのない事実でもある。

まあでもね、個人的には前作より今作の方が面白かったな。
なんだかんだでこのシリーズってハラハラドキドキ楽しめるし、ちゃんと続きが楽しみに思える形で
終わるように作ってあるもん。大したもんだよなーと思うよ。うん。

ところでさ、
本作でもド派手なアクションシーン、そしてアンデッドから逃れろ逃れろシーン満載だったんだが
映画冒頭で血清打たれてましたよね?って事は今やアリスちゃんはただの「元気なカワイ子ちゃん」
になってしまったという事?だよね?
刑務所内に侵入した巨大アンデッドと戦うシーンでも早々にノされてたし。
・・・えーと。流石に「ただの人」になっちゃったらいくら何でも今後戦闘シーンがムリ有り過ぎかと^^;
とりあえず次回にまたT細胞をアンブレラ社から注入してもらうという展開になるという事なんだろうなぁ。

それにさ、T細胞を体に取り込んで覚醒していくと最終的にはアンデッド化するという事?
それともT細胞に体が乗っ取られて結局感染と同じ状態→アンデッド化するのが基本路線という事?
今ヒトツわからんかったけど、結局あの兄ちゃんパラシュートで落ちてたでしょ?
(あの規模の爆発でパラシュートが燃えてないってのが不可思議なんだがな)
だから次回作にも出演は決まってるって事だよね?

まあそんなこんなで最後は予告編めいたシーンまで登場するし、本当にエンターテイメントだな(苦笑)
もうこうなったらこのシリーズはミラジョボ夫妻自身が飽きるまで付き合ってやるしかなさそうだわ

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「食べて、祈って、恋をして」

ジュリア・ロバーツ主演最新作。
先頃「日本大嫌い!日本人死ね。氏ねぢゃなくて死ね」と公言して憚らない(をい)ジュリアが
ようやく初来日してプロモしてましたよね。
まあそこまで嫌いなら別にムリして来なくったっていいんだぜ?と個人的には思うんだが
予告編を見て「こりゃ旅好きにはたまらんだろ。うひゃひゃ♪」と、割と公開を楽しみにしていた一作。
実は公開初日に地元の小さな単館映画館に見に行ったんだが、補助席まで出す超満員でしたよ。
ちなみに観客の98%は女性客。ってか男性客って視認した限り2,3人しかいなかった^^;

そんな訳で「バリキャリアラフォー@バツイチが自分探しの旅に出るロマンティック癒しムービー」

まあアレだ。上の「 」内の説明で映画の内容とオチまで書いちゃった状態だな(苦笑)
主人公のバリキャリ女子は甲斐性無しの夫に三行半を付きつけて、若いイケメンとウハウハする。
ところが夫との離婚訴訟がこじれにこじれてイケメンとも何となく不協和音を感じるようになり
最終的に全財産を夫にむしり取られる形で離婚が成立。

「あーもー私いい事なんて一つもないじゃーん。何かいい事ないかなぁ~」←よく独身女子が口にするセリフ
とホザきつつ、そういえば昔取材で訪れたバリ島で妙なジジイから「またバリ島に戻っておいで」
とかナントカ色々予言めいた事言われたよな。少なくとも1回目の結婚が短く終わるというジジイの予言は
当たってた事だし・・・ここは一発「自分探しの旅」とでも題して今まで行ってみたかった国を周りつつ、
最終的にあのバリ島のジジイんとこ行ってまた手相占いでもしてもらうとすっか!
・・・まあそんな感じの脳内お花畑でアイタタなアラフォーバツイチ女子の旅行記映画。

物凄い意地悪な書き方してますが、旅好きさんだったら絶対楽しめます。
イタリア、インド(←でもインドの描写はイマイチ)、そしてバリ島の「癒しスポットガイド」

主人公は行く先々で親切で優しい人々と出会い、助けられ、心温まるふれあいをする。
どこに行っても主人公には必ず温かい手がどこかから差し伸べられる。
挙句の果てにバタ臭いイケメン中年をゲットし、「愛され女」は世界中どこに行っても慈愛に溢れ
どんな出会いをしても「LOVE」と「癒し」に収束されていく・・・ねーわ(ボソ)

正直、本作の主人公にまーったく共感出来なかったしな。
「調子コイてんぢゃねーよ」「こんな都合良く善人達と出会うとか有り得ねーし」とは思ったけど
本作実話(実話ベースの小説)が元になってるそうなので、要するに世の中にはどう転んでも
絶対にタダでは起きない、とてつもない強運のオンナが存在する、という事なんだろう(苦笑)

きっとこの映画見て「あー。私も一人旅に出て癒されたいわ~♪」とか思っちゃうアラサー・アラフォーの
独身女子が出てくるんだろうなぁ~。
言っとくけどね、平凡顔の女が一人旅に出てもいつまでたっても独りぼっちだからね(キリッ
まあバリ島だったら金さえ持っていればかりそめの「彼氏もどき」は直ぐに出来るだろうけどさ。
コメント (8)
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