ホメオパス片上敦子’blog

自然療法【ホメオパシー】愛好者さまへ

放射線対策レメディー

2011-03-16 17:28:10 | 放射性物質関連
東北関東大震災の被害状況は、かなり深刻ですね。
テレビの映像を見るのも辛いです。

近日の報道でみなさんが心配しているのは、放射能汚染
ではないでしょうか。

現時点で、関東では健康被害はないレベルだということ
ですが、クライアント様から多数、放射能対応に関して
メールをいただきました。

そこで現在の時点での放射能対応について、あくまで私
の見解をお話したいと思いますので、今後の対応の参考
にしてください。

まず、先日お知らせした日本ホメオパシー医学協会掲載
の放射能対応のレメディーに関しての補足です。

どのようなレメディーなのか、特徴をマテリアメディカ
から簡単に書きだしました。



①Cadm-S(カドミウム・ソーファー)・・・硫酸カドミウムのレメディーです。


化学療法の副作用や放射線中毒の解毒に。
症状は、胃の切られるような痛み、胃がん、ぜんそく、
放射能からくる吐き気、むかつき、鼻の腫れと鼻づま
り、血液の混じった嘔吐物、体が氷のように冷たい、
めまい、関節の刺すような痛みなど。



②Uran-n(ウラニウム・ニトリカム)・・・硝酸ウラニウムのレメディーです。


腎炎、糖尿病、高血圧、水種、肝臓の変質に。
症状は、いちじるしい痩せ、腹水、全身の浮腫、衰弱、
ひどい喉の渇き、異常な食慾、吐き気、嘔吐、夜間に
ふるえと発熱、消化不良でガスがたまるなど。


③Caes-h(セシウム・ハイドロクサイズ)・・・水酸化セシウムのレメディーです。


症状は、腺の腫れ、硬化、炎症、腫瘍、壊死。麻痺、
パーキンソン病、多発性硬化症。
頭痛、顔の腫れ、視覚障害、高血圧、心不全。穴が
あくような痛み、神経過敏で落ち着きがないなど。



④Rad-Br(ラジウムブロム)・・・臭化ラジウムのレメディーです。


X腺、放射線火傷の悪影響に。
症状は、がん、放射線による火傷、潰瘍、関節の深
部の痛み、灼熱感のある皮膚炎や紅斑、全身のかゆ
み、火事の夢、リューマチ 便秘と下痢を交互にく
り返す、まるで火の上にいるような乾いた焼けるよ
うな熱が全身を襲い、冷気を切望する、全身の疲労
感、倦怠感など。


⑤Pluton(プルトニウム)・・・プルトニウムのレメディーです。


がん、骨がん、肺がん、ホジキン病、脳腫瘍、白血
病などに。
症状は、額の破壊的な痛み、眼の焼けるような痛み、
甲状腺肥大、肺の線維症、肺がん、嘔吐、下痢など


⑥Sol(ソル)・・・太陽光のレメディーです。


がん患者の放射線治療による放射線中毒の解毒、放
射線、日光による皮膚がんに。
頭頂から額にかけて激しい頭痛、頭の熱感と圧迫感。
脳に激しい刺痛。軽い吐き気、日光に過敏。


⑦Kali-Iod(ケーライ・アイオダム)・・・ヨウ化カリウムのレメディーです。


腺の腫れと硬化、リューマチ、多様な浮腫、水種、
出血性紫斑病に。
症状は、線維腫、リューマチ痛、激しい骨の痛み、
ぜんそくの発作、側頭部にねじで穴をあけられるよ
うな激しい痛み、焼けつくような鼻のズキズキす
る感覚、コリーザまたは鼻づまり、じんましん、
にきび。

(参考文献:ロビン・マーフィーのマテリアメディカ、
ジャン・ショートンのホメオパシーとエレメント)




以上は、ほとんどが放射性物質のレメディーですね。
同種であるこれらのレメディーを取ることによって
体内からデトックスできる対応レメディということ
だと思います。

3月16日現時点で、東京にお住まいの方はまだ取る
必要はないと思います。

しかし、福島原発付近にお住まいや、東北地方で被曝
の心配がある方は、上記レメディー30cまたは200cを
手に入れることをお薦めします。

また、今後の原発の状況によって、被曝が不安な方は、
30cをそろえておいてもいいでしょう。
使わないことのほうを望みますが・・・。

取り方としては、症状にあっているレメディをいくつか
選び、1粒ずつペットボトルの水に入れて溶かし、よく
ふりたたいて水ポーテンシーにして毎日ちびちび取ると
いいでしょう。
毎日作り直して、1びんなくなるまでお取り下さい。
(1びん40粒くらいなので1カ月半くらいです)



次に、放射能デトックスのサポートレメディです。


東京の現在の放射能汚染レベルでは、こちらのほうが
私的にはお薦めです。

MT/サポートChi(血液浄化・貧血・栄養サポート)
MT/Echi(マザーティンクチャー/イキネシア)
サポートHosha


上記2本の液体(MT)は、ともに血液をきれいに
浄化するのに役立ち、サポートChiには新しい血
液を作るために必要な生命組織塩も含まれているの
で、血の栄養にもなります。

MT/Echiはあらゆる敗血症、腫瘍、リンパ腺の炎症、
潰瘍など、血液を浄化することで改善に導くマザー
ティンクチャーです。

私も現在、MT/サポートChiを毎日5滴、水ポーテ
ンシーに加えて取っています。
花粉症の方にも、血液浄化のサポートになるのでい
いですよ。

サポートHoshaは、X線などの医療検査で受ける程
度の放射線のデトックス用レメディーです。

現在のレベルで放射能が気になる方、不安な方は、こ
ちらを水ポーテンシーでお取りになるくらいでいいと
思います。

それから、日常の食生活でたくさん取りたいのは、雑穀、
野菜、海藻です。

特に海藻には、ヨウ素が多く含まれ、放射線による甲状
腺機能不全や甲状腺がんの予防になります。

昆布、わかめ、ひじきなどを毎日少しずつでも取るように
献立に組み入れるといいですね。

また、今後、放射性物質が雨で土壌にしみ込むことによる、
野菜などの露地ものの汚染や、放射性物質を含んだ水が海
水に流れて海産物が汚染される危険性を考えると、腸の免
疫力を底上げして、ある程度の放射性物質なら、どんどん
解毒できる元気な身体にしておくことも大切です。

腸の免疫力を上げるには、先日レシピ紹介した「ほめっこ米」
に加え、「ほめ補酵素」がお薦めです。

がんや膠原病などあらゆる難病改善に、「万田酵素」が有名な
のはご存じですか。

私も昔、広島の因島にある「万田発酵」本社工場に取材に行っ
たことがあります。
食物の持つ酵素の力ってすばらしいんだなぁと思いました。


ホメオパシージャパンの「ほめ補酵素」は、75種類の原料
を3年間かけて発酵させた乳酸菌発酵エキスにホメオパシー
のマザーティンクチャーとレメディーをプラスした今までに
ない酵素ジュースです。


この抗酸化作用がギュッと凝縮された「ほめ補酵素」もご家
族で毎日少しずつお取りになるといいと思いますよ。

私もこれから家族で毎日取りたいと思います。

特に被災地のみなさまに、必要な栄養素がいっぱいです。
輸送ルートの問題があり、現在では支援物資すらなかなか
送れない状況ですが、問題が緩和してきたら、ぜひ被災し
たご家族に送ってあげてください。


*最後にお願いです。
今回ご紹介したレメディーやマザーティンクチャー、食品
などは、対応策の一例です。
不安だからといって、これらを不要にたくさん買うような
買占め行為は慎んでいただき、多くの方にレメディーが供
給されるように節度を持った行動をお願いたします。



*このブログで使用されている文章や写真等を無断で複写、
転用、転載、リンクすることを堅く禁じます。☆著作権と著
作権法についてhttp://www.tohoho-web.com/wwwcopy.htm



計画停電による相談会の営業について

2011-03-14 09:43:00 | お知らせ


東京電力による計画停電による相談会の営業について
お知らせです。

ご予約いただいた日時に停電が実施された場合、
相談会は行えませんので、日時を変更させていただきます。

停電の予告時間が確認できた時点で、ご予約いただいて
いるみなさまへメールやお電話で日時変更依頼の連絡
を入れさせていただきます。


ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。


体に元気☆ホメオパシーレシピ

2011-03-13 17:11:04 | 放射性物質関連
今日、スーパーに買い物に行ったら、食パンはすべて売り切れ、
カップラーメンも完売、水やお茶類のペットボトルも缶詰も売り切れで
商品棚には何もなく・・・
びっくりしました・・・。


化学物質汚染や放射能汚染が心配なこんな時こそ、
汚染物質を排出する自然の力が強いものを食べて
免疫力を強化したいですよね。


放射能汚染の排出を促す食べ物としては、
玄米、みそ、梅干し、海藻類などが昔から挙げられます。

いずれも抗酸化作用がある食べ物ということですね。

海藻類は、甲状腺機能障害の予防にヨウ素を多く含む
食材だからということもあるのでしょう。

抗酸化作用といえば、野菜にも酵素が含まれますから
野菜も生でたくさん取ることがお薦めです。

私は相談会で、アレルギー症状でいらっしゃる方に、
いつも抗酸化作用のある生野菜をたくさん取るように
お話しています。

先日紹介したオメガ3も、抗酸化作用があり、がん予防
にもよい油ですからこれから積極的に取りたいですね。

今日は、科学汚染物質や放射能汚染に負けない身体づくり
を目指した毎日の食に役立つレシピの紹介です。

レシピってほどではないですが・・・。


まずは、主食のお米から
ホメオパシージャパンの「ほめっこ米」食べたことありますか?

うちではいろいろな十穀米を試してみたけど、これより美味しい
商品に出合ったことがないので、いつもほめっこ米です。

玄米も好きですが、毎日玄米は飽きますよね

腸を活性化する13種類の雑穀が入っているほめっこ米、
免疫力強化に役立ちますよ。



ほめっこ米のおにぎり



材料4人分
米…………………2合
ほめっこ米…………………1/2合
水・ごま塩…………………各適量
①米はといだら、ほめっこ米を加えて水を入れ、
何度かかきまわして水を捨て、すすぐ。
②①に21/2合分の水を加えてひと晩おき、普通
に炊飯する。(時間がないときは1時間ほどの浸
水でもOKだが、ほめっこ米に含まれる発芽玄米
や赤米、黒米などの炊きあがりが硬い)
③炊きあがったらおにぎりにして周りにごま塩を
ふる。







私は玄米にあずきや花豆などを加えて炊くのが好きです。
なので、ほめっこ米にもいろいろプラスして楽しんでいます。



ほめっこ米おにぎり応用編
お豆ごはんのおにぎり


材料
米…………………2合
ほめっこ米…………………1/4合
あずき+花豆…………………1/4合
水・ごま塩…………………適量
①米はといだら、ほめっこ米とあずぎ、花豆を加え
て水を入れ、何度かかきまわして水を捨て、すすぐ。
②①に21/2合分の水を加えてひと晩おき、普通
に炊飯する。ひと晩水につけてから炊飯する。
5,6時間の浸水では豆が硬いので、8時間以上
の浸水がお薦め。
③炊きあがったらおにぎりにして周りにごま塩を
ふる。



次は野菜を生で食べる、ほめがオイルを使ったサラダ
レシピです。

うちではほめがオイルをアルミ箔で包んで冷蔵庫に入れ
小出しに使っています。

作ったものは、保存容器に入れて冷蔵保存し、2日くらい
で食べきるようにしています。

時間のない朝食などに、常備菜として活躍しますよ☆


かぶはシャキシャキした歯ごたえを
残したいから、塩はまぶす程度で。


かぶのゆず風味サラダ




材料4人分
かぶ……………………………………中3個
塩…………………………………小さじ1/4
かぶの葉…………………かぶ1個~2個分
ゆずの皮のみじん切り…………小1/4個分
酢・ほめがオイル………………各大さじ1
サラダ菜・プチトマト…………………適量

①かぶは葉を落とし、皮をむいて薄切りにする。
ボウルに入れて分量の塩を加えて全体にまぶす。

②かぶの葉は小口切りにし、別のボウルに入れ
てひとつまみの塩(分量外)を加えてもみ、水
けを絞る(青臭さが少し取れます)。

③①と②をひとつに合わせ、ゆすの皮のみじん
切り、酢を加えて全体にまぶす。



④最後にほめがオイルを加えて全体を混ぜてで
きあがり。



サラダ菜やプチトマトを添えて盛りつけ、残りは保存
容器に入れて冷蔵保存。



*塩加減はお好みで調整してください。




血液を浄化してくれる根菜類も生で食べて
酵素を十分に活用しましょう

にんじんのせん切りサラダ




材料4人分
にんじん…………………大1本(中なら11/2本)
塩…………………小さじ1/2~1/2強
かいわれ菜…………………1パック
国産レモン…………………適量
米酢…………………大さじ1~2
ほめがオイル大さじ1~2
まつの実またはアーモンドなどのナッツ種…………………適量

①にんじんは皮をむき、6㎝長さのせん切りにし
てボウルに入れ、塩をふって全体にまぶし、サッ
ともむ。



②①に根本を切り落とし、半分に切ったかいわれ菜、
薄いいちょう切りにした国産レモン、米酢を加えて
全体に混ぜる。



③粗く刻んだ松の実またはアーモンドなどを加え、ほ
めがオイルを加えて全体に混ぜてできあがり。
残りは保存容器に入れて冷蔵保存。




塩加減、酢加減などはお好みで調整してくださいね。
ナッツ類は、若干苦みが出るので、お好みで入れても
入れなくてもOK。

ほめがオイルが入手困難なら、とりあえずエキストラバージン
オリーブ油で作ってみてください。

野菜も雑穀も日ごろからたくさん取って、健康な食生活
心がけてくださいね




被災対応のレメディー

2011-03-13 14:51:33 | お知らせ
東日本巨大地震で、被災された方、ご家族が被災された方
心からお見舞い申し上げます。

日本ホメオパシー医学協会より、被災による心身へのダメージ
回復によいレメディーを無料で配布しているようです。

原発爆発事故による放射能もれや化学物質汚染などの危険に
対処するレメディーもこちらに情報が載っています。


http://jphma.org/gienkatsudo/20110311_miyagi.html

参考になさってください。


アレルギーやがんにオメガ3~☆

2011-03-07 18:25:46 | 放射性物質関連
花粉が満開ですね~
昨日は無防備に自転車で出かけたら、眼が真っ赤に
なってしまいました
今年はやはりかなり量が多いんですね。

ところでホメオパシーになれ親しんだ頃、
多くの方が経験するのはレメディーへの依存ではないでしょうか。

日常のちょっとした身体の問題が、キットのレメディーで
解消することが実践でわかってくると、つい、レメディーで
なんとかなるから・・・と身体に負担をかけ、自分をとりまく
環境への配慮をおろそかにしてはいませんか?
深酒したり、食べ過ぎたり、徹夜したり・・・。

ホメオパシーの父、ハーネマンも彼の著書「オーガノン」で
言っているとおり、真の健康を取り戻すためには、レメディー
を取ること以上に、自分の環境を整えることがとても大事です。

環境とは、生活環境のこと。
なかでも食生活が、健康に密接に関係していることは周知の
事実ですね。

昨年、ハーネマンの「オーガノン」を150回?も熟読したと
いうオランダのホメオパス、ストットラー氏の講義で、がんに
対するホメオパシー的アプローチの中、悪性腫瘍の治療には
不飽和脂肪酸がとても有効であると習いました。

その不飽和脂肪酸のNO.1が、オメガ3だそうです。

私も今から15年前?くらいに、『不飽和脂肪酸がアトピーやが
んの改善に有効だ』という記事を書くために、そのことを研究
している大学の教授に取材に行った覚えがあります。



彼の話では、『世の中には飽和脂肪酸が含まれた加工食品が
あふれている。このことが、アトピーやがんを悪化させる要因の
ひとつだ』

また『油で揚げたスナック菓子類やファーストフードだけでなく、
加工食品には口当たりをよくするために飽和脂肪酸が含まれ
ることが多いので、知らず知らず私たちは多量の飽和脂肪酸
を取っている』ということでした。

『例えば飽和脂肪酸の過剰摂取は、血管に炎症を起こさせ、
血管の内壁に傷ができる。その傷をふさぐために、血小板が
血管の内壁にかさぶたのように張りつく。それが動脈を硬化
させたり、血流を滞らせたりする要因のひとつでもある。

だから私たちの細胞を傷つける飽和脂肪酸を極力さけ、不
飽和脂肪酸を多く含む油に切り替えよう』というような話だっ
たと思います。



そのときは、『ふーん、そうなの~?』と思いましたが、
その後、改めてスーパーに買い物に行って加工食品の原材料
表示を見て、愕然としました。

まず、お菓子売り場で、脂肪(油)が使われていない商品を探す
のはかなりむずかしいんですね。

和菓子であんこもの?とかぽんせんとか、昔懐かしい麩菓子とか・・・
菓子パンには当たり前に使われているし、食パンにも入っている・・・。
スナック菓子とかポテトチップなんて油がメインな商品ですし。

『なるほど、だからジャンクフードがアレルギーによくないって
いうんだ~。これらに含まれる脂肪が炎症を起こさせる原因
だったのね』と当時、納得したのでした。

そういえばアトピーの方が、マクロビオテックで脂肪を制限
したら、症状がかなり改善したという話をよく聞きますもんね。

ストットラー氏によれば、細胞の酸素レベルが30%低下する
と乳酸(毒素)ができるが、この溜まった乳酸を分解するのに
必要なのは酸素であり、その酸素を供給するために、不飽和
脂肪酸がなくてはならないのだということでした。

そしてその不飽和脂肪酸の中でもとりわけ有効なのが、オメ
ガ3だそうです。


そういえば、『癒す心、治る力』の著者で有名なアンドルー・
ワイル博士も、オメガ3は炎症を軽減させると言っています。



以下『癒す心、治る力』(実践編)/角川書店 より抜粋



『患者を診るとき、わたしは自然療法の処方に加えて、必ず
ライフスタイルを変えるようにすすめている。最近30代
前半の女性が骨関節炎を訴えてやってきた。(中略)

わたしは、彼女に必要な養生法のリストを書いてわたした。
すべての炎症を軽減するためのものばかりだった。
そして炎症を悪化させる食用油と炎症を抑える食用油につ
いても説明をはじめた。

コーン油、ゴマ油、ヒマワリ油、サフラワーなどの多不
飽和脂肪酸、およびマーガリンをはじめとする人工的に水
素を添加した脂肪、一部水素添加した植物油とそれを使っ
た食品はすべて前者に属している。
わたしは彼女にそれらを一切摂取しないようにいった。

そのかわり、料理には後者に属するオリーブ油を使い、サ
ケ・サバ・イワシ・ニシンなどを食べるように指示した。
それらの魚にはオメガ3という特殊な脂肪酸がふくまれ、
それが炎症を抑えてくれるからだ。

オメガ3とは別の、GLAという脂肪酸を含む月見草油にも
炎症をおさえる作用がある』


要するに、世の中の脂肪(脂や油)には、飽和と不飽和の
2タイプがあって、飽和脂肪酸はなるべく取らないように気
をつけたほうがよく、逆に不飽和脂肪酸の中でも抗炎症作
用のある、オメガ3を多く含む脂や油は積極的に取りなさい
ってことですね。


じゃあ、『オメガ3』って何?という話になりますが・・・。

「オメガ3系」には、3つの脂肪酸が含まれます。
ALA(アルファリノレン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、
DHA(ドコサヘキサエン酸)。

一般的にALAは植物や種子に多く、EPAとDHAは、脂の多い魚
のサケや、イワシ、サバなどに多く含まれています。

EPAとDHAが血液をサラサラにする~って話は、かなり前に
も流行りましたよね。

そういえば、私も10年前くらいに、こんな料理本を企画編集
したことがありました。






何をどれだけ食べたら、人間の血液がサラサラになるのか、
実験を繰り返した結果のデータを元に、効果の高い食品を
組み合わせてレシピを作った料理本です。

この本でも、血液サラサラ効果の高い食品は、やはりオメガ
3を豊富に含むイワシ、サバ、サンマなどの青魚でしたね。

当時、この研究の第一人者であった椙山女学園大学名誉教授
の並木和子先生といっしょに作りました。

なつかしい~ 今では絶版です・・・(^^;)

話がずれましたが、要するに、ストットラー氏もワイル氏も、
抗炎症作用のある脂肪のオメガ3を積極的に取ることを推奨
しているわけです。

遺伝的にがんが心配な方、アレルギーでお悩みの方、
お肉大好きなら、肉やファーストフードを減らして食生活に積極的
に魚を取り入れましょう!

特にイワシ、サンマ、サバ、サケなどがオメガ3、豊富ですよ。

魚が苦手なお子様には、『ほめがオイル』(ホメオパシージャパ
ン株)もいいです。



オメガ3を豊富に含む亜麻仁油をベースにオメガ6、オメガ9
をバランスよく加えたブレンドオイルです。
味が苦手な方用に、ビーンズタイプも出ましたね。

『ほめがオイル』でなくても、自然食品店で月見草オイルや
亜麻仁油などオメガ3系の好みのオイルを買ってきて少しずつ
料理に使ってもいいと思います。




自分の身体は自分で癒すもの。
毎日の食生活は、健康にとって重要ですよね。

『ホメオパシーが、レメディーが治してくれる?』のをぼんやり
待つだけでは健康にはなれません。

今年は、積極的に自分の生活習慣を見直して、健康アップに
加速度つけてください。

次回は『ほめがオイル』を使ったレシピを紹介したいと思います