ホメオパス片上敦子’blog

自然療法【ホメオパシー】愛好者さまへ

「普通=正しい月経」って??

2010-10-18 20:27:24 | 月経関連
こんにちは~☆

今日相談会が終わって、ポストを見たら
昔の編集仲間から、ハガキが1枚届いてました。

「バッシングでいろいろ大変だろうけど、
私はホメオパシーを紹介してもらって
ホントに感謝している。陰ながら応援してます」って内容でした。

ありがとうございます~~ (T。T)
メールではなく、わざわざハガキってところが
さすが編集者、心憎いですよね。

胸が熱くなりました!
ホントにありがとう~!!

ところで今日は月経について、ちょっとお話しようかなと思います。


相談会でクライアントさんのお話をうかがうと、
自分の月経は『かなり普通=正しい』と思われているのですが、

レメディーを取ってデトックスが進んでいくと、
普通だと思われていた自分の月経が、初めて正常になり、

『もしかして、かなりやばかったの?・・・』ってことに気付くんですね。

では、『かなり普通=正しい』月経ってどんなんでしょうか。

まず、月経前症候群があるか、ないか。
(正しい月経はもちろんそんなもんないです~)

乳房が張る、下腹部の痛み、イライラ、過食、偏頭痛など。

イライラしてチョコレートを食べたくなる!という方が多いですが、
こんな方はSEP(シーピア)かな~と思います。
SEPはチョコレート大好きですからね~。

生理に伴う偏頭痛で悩む方も多いですね。
ひどい頭痛から吐いてしまうような方は、SepやPulsがいいです。

乳房が張って痛み、イライラしてあたりちらす、
または暴飲暴食してしまう方はLach(ラカシス)や
Lac-C(ラッカナイアム)が合っているかもしれません。

排卵期に針で指すように卵巣が痛む方は、Apis(エイピス)がいいです。

風邪薬や、アレルギー疾患により抗ヒスタミン剤をたくさん取った
ことによる薬害から、卵巣が腫れて痛んでいることもあります。
(何を隠そう、私がそうでした(^^;)

このような月経前の症状の緩和には、上記のレメディー30cを
ひと瓶、毎晩とってみるといいと思います。
次の月経のときに症状が少し軽減しているかもしれません。







次に多い症状は、月経中に下腹部や腰などが痛み、鎮痛剤が手放せないなどです。

バファリンやセデスなどの鎮痛剤を常用されてきた方は、
一度相談会に行ってそれら薬のデトックスをされると、
レメディがよく作用するようになりますよ。

痛みのレメディーは痛み方によってさまざまですが、
Bell(ベラドンナ)、Mag-P(マグフォス)、Sep(シーピア)、
Lach(ラカシス)などが一般的です。

いずれも200cを粒で、痛むときに何度もリピートするといいと思います。


そのほかの問題点としては、

○凝血(固まりの黒い血液)が多い、経血の量が非常に多い、または少ない

○月経の周期がみだれがちで、いつも早くなる、
または遅くなる傾向。もしくは1カ月に2回もくるなど

○月経の期間が4,5日でぴたっと終わらず、1週間から10日くらいダラダラと続く。

○おりものは月経以外のとき、常に出ている。

さて、どれくらいあてはまりましたか?
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その方の月経の状態をきちんと知るだけでも、レメディー像が
浮かび上がってくることが多いため、

私は質問票でくわしくうかがうことにしていますが、
以上の項目にかなり該当するのに、自分の月経は

「普通=正常」だと思っている方が多いです。

しかし、このようにかなり月経がみだれている女性でも、
ホメオパシーを始めてまず整ってくるのが月経だったりして、

「普通の月経ってこんなに軽いものなんだ~☆」と、
ホメオパシーの効果を実感されることが多いのです。

7日~10日もダラダラと経血が出続け、

『いったい、いつになったら終わるのか?』と
思うような状態が改善されて、4、5日でぴたっと終わるし、

しかも月経前症候群などないので、ある日トイレにいって、
急に生理になってしまう感覚(^^;)

考えてみれば、予定日どんぴしゃで来るので当たり前なんですが、
胸がはるとかイライラするなど、なんの予兆もないのでつい忘れてしまう・・・。(^^;)

さらに月経になっても下腹部の痛み?とかだるさがないので、
ハードなスポーツもこなせるし、ほぼ5日間でピタッと経血が終わるので、
いつまでもナプキンをつける必要なし。

おりものは排卵時期に、卵の白身みたいな乳白色のツルンとした
ものが出て、下着について時間がたつと黄色くなるのが普通で、
匂いはヨーグルトのホエーのような甘酸っぱい匂い(乳酸菌による)が正常です。

量は排卵時期に多少多くなりますが、普段はほとんどなにも出ないのが普通です。
ちまたで、おりものシートが飛ぶように売れている事情からすると、

『常におりものが出ている=生殖器が汚染されている』女性が多いのですね。

抗生物質の取り過ぎから、子宮の自浄作用が低下して常に
おりものが出ている可能性もあります。

そのような方は、カンジタ膣炎や膀胱炎になったり
した経験があるのではないでしょうか。

人生でかなり抗生物質をとってきたなあという方は、
相談会で一度デトックスをされるといいですよ。

カンジタや膀胱炎など過去の症状が好転反応で戻ってきますが、
次第に自然治癒力から自浄作用が戻ります。

とはいえ、一般には正常の範囲がもっと広く書かれていて、
刺激臭がしても、多少おりものが多くても、何かに感染していなければ
人それぞれだから問題なし、みたいなことを書いた文献が多いです。







さて、このように、「普通=正常な月経」とは、
日常生活の中でそれほど負担なものではありません。

ホメオパシーを始めると、月経が整って正常になることから、
今までの月経がかなり自分にとって負担であり、
ホルモンバランスが乱れていたんだってことに気づくでしょう。

だって、みなさん、江戸時代の女性も月経があったんですよ。
でも、超ウルトラスーパーシートや、おりものシートも
タンポンもなかったわけですから。

ナプキンすらなかったし、下着もはいていない時代ですよ~。
だから経血量がそれほど多くなかったし、おりものなんて常に出ていないんです。
現代女性のホルモンバランス、やっぱりやばいのではと思ってしまいます。

でも量について、自分が多いほうなのか、少ないほうなのかなんて
人と比べたことがないからわかりませんっていう方も多いと思います。

以前編集の仕事をしていたとき、健康についていろいろなテーマで
医師を取材することが多かったのですが、

そんな中である産婦人科の女医さんが
先ほどの月経量の疑問について、すごく的確な回答をくれたことがあります。

『レギュラータイプのナプキンが2時間たたないうちに
もれてしまう方は、経血量が多いと判断してもいいと思います。

なぜなら、ナプキンを開発するメーカーは、レギュラータイプの
基本を、一般的な女性が使用して2時間くらいは経血がもれない
というのを目標にしているから』

というようなお話だったと思います。

だから、一般的に経血量が多い月経2日目以外の日でも、
毎日のように、多い日用の~とか夜用とかウルトラ~とかスーパ~とか

いう類の大判ナプキンが必要だとしたら、自分は多いほうなのでは?
と思ってみてもいいと思います。

というわけで、ホメオパシーでホルモンバランスを整えて

「普通=正しい月経」を経験してみませんか?

毎月の憂鬱な月経が、明るい方向にシフトすると人生も変わりますよ~。