ホメオパス片上敦子’blog

自然療法【ホメオパシー】愛好者さまへ

アコナイト30cの威力

2009-03-11 17:59:25 | ホメオパシー系法然草
ホメオパシーを始めて最初に試すレメディーは、アコナイト30cではないでしょうか?
アコナイトは、急劇に起こった症状によく効くので重宝なレメディーですね。
よく使う機会としては、風邪のひき始め。
私の風邪は、まずのどが痛くなり、しだいに悪寒がしてきて、熱が出てくる・・・というパターンが多かったのですが、ホメオパシーを始めてアコナイトの威力を知ってからは風邪で熱が出るまで進むことがめったになくなりました!

実はこの間志賀高原へ1泊2日のスキーに行ったのですが、1日目が吹雪いて顔が凍るような寒い日だったんです。
その夜ホテルで就寝後、のどに燃えるようなひどい痛みと熱さを覚え、目が覚めました。
そのとき、『あー、そういえば今日はずいぶん冷たい風に吹かれたなあ』と思い、これぞアコナイトの出番だと思ったので、さっそくアコナイトを取りました。
普段だとせっかちな性分ですから200cを取るのですが、せっかくの休みだし時間はたっぷりあるので、30cから試すことにしました。

30cを1粒取り始めて1分、2分と時間が経過するうちに劇的にのどの痛みが薄れていくのがわかります。15分後にははじめの痛みの1/3くらいにはなったと思います。
そして30分後にはまだ痛みがあるものの、ほとんど気にならなくなったので、このままリピートしないでどこまでよくなるか様子を見ようと思い、そのまま寝ました。
朝起きるとあれだけ炎症を起こしていたのどは、ものの見事にすっかり治ってしまっていました。あのままレメディーを取らずに寝ていたら、たぶん朝にはのどの炎症に加え、体のだるさ、寒気なども加わり、『風邪ひいたかな~』というかんじになっていたと思います。

また、ちょうど私がアコナイトをとってウロウロしているときに子供も目が覚めてのどが痛いというのでアコナイト30cを上げたのですが、やはり朝にはすっかり治っていました。

アコナイトの特徴の中に、「冷たい風に吹かれた後の症状」というのがあります。だからスキーに行く時にはかかせませんよ~。
今回は30cというポーテンシーもよく効くなあということを実感しました。

とはいえ、症状の大きさだけでなく、その人の免疫力、感受性(サセスタビリティー)によって同じポーテンシーでも効き目の度合が違ってくるため、だれでも上記のような場合に1粒で同じよう効果があるかというと、そうではないのです。
そのへんがむずかしいところですね。
私もホメオパシーを始めた8年前は、一般キットの30cのレメディーをいろいろ取っても、効果を実感できるレメディーがあまりありませんでした。
キッズキットの200cのレメディーを試すようになってやっと効果を実感できたと思います。
でもこの8年間で、様々な毒を体内からたくさんデトックスしたおかげで、健康になり、低いポーテンシーがよく効くようになりました。
これってちょっとうれしいです。

だから一般キットの30cのレメディーがよく効くなあ~と思って使っている方、あなたはなかなかの健康者ですよ。