「オリックス・バファローズ」な日々

Since2004.11.1 
3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

杉内がダメなら吉武を打つ 代打北川タイムリー(9.17 4-3ソフトバンク)

2005年09月17日 | オリックス・バファローズ
スコアはこちら

延長10回、何とか勝利。

代打北川のタイムリーに救われる。
9回にも勝ち越し機があったのだが、バッター塩崎の場面で仰木監督がベンチを出てきて告げたのは「代打谷」。
今年の谷は、いい場面で打席に立っても一見バットを振り抜いているように見えるのだが打球はゆっくりグラウンダー…という印象が強い。
谷より北川を、それ以前に塩崎そのまま打たせときゃいいじゃないかと思いながら見ていたが、やはり谷はショートゴロ。
ペナントレースもそろそろ終わるのに、今年の谷はこのまま終わってしまいそうだ。

今日も投手は6人の継投で、気力で今年の残り試合は乗り切っても、来年になったら潰れてしまっている投手も出てくるだろうなと思う。
先発の山本は去年の終盤は先発としてなかなかの投球をしていたので今日もひそかに期待していたのだが、3回途中で降板してしまった。
ありったけの投手を使ったように見せて萩原がマウンドに上がっていないのは近々の先発登板を見越しているのかとも思ったが、明日の先発がケビンなので、おそらく明日のロングリリーフ用ということか。
ケビンと萩原、ふたりでひとりくらいの気持ちで見当をつけているのではないかと。

最後大久保と松中の勝負はとてもテレビを正視できなかった。
大詰めにきて投手陣が苦しいことは分かるが、大久保は1イニング限定で使ってやりたい投手。
今日はあれでも頑張ったほうだと思う。
まあ、「使ってやりたい」なんて言い方をしたところで、仰木監督だってそう思ってはいるんだろうけれど。

今日は17勝投手受難の日でソフトバンク杉内は力投したが勝ち負けはつかず、西武の西口はロッテに打ち込まれて負けた。
西武とオリックスは、順位は変わらないがゲーム差は無くなった。
オリックス、5割フィニッシュにはあと8試合を6勝2敗で。

西武第二球場に清水直登場(9.17 ロッテ3-2インボイス)

2005年09月17日 | プロ野球全般
わけあって、しばらくひとりなのである。
別に離婚したり単身赴任が始まったわけではなく、10日間限定なのだが、とにかくひとりなので気ままである。
朝というより昼と表現したほうがふさわしい11時に起床した私は、やはり野球観戦をと思いネット検索。
まあいつもと変わらないといえばそうなのだが…
オリックス戦はヤフードームでいくらなんでも遠すぎるし、横浜対巨人戦の横浜スタジアムもこの前行ったばかり。
千葉マリンも今から出てはプレイボールに間に合わず、それではと今までに行ったことがなくかつ多摩地区からは3連休初日で人が集まる都心を経由せずとも向かうことができる西武第二球場を選択する。

試合開始は1時なので、結構焦って家を出る。
京王線で分倍河原、南武線で立川、中央線で国分寺、西武多摩湖線で萩山そして西武遊園地、レオライナーでようやく西武球場前。
絶妙の乗換えを繰り返して到着。
一軍の本拠地インボイス西武ドームでは今日は野球の試合はないが大規模なフリーマーケットが行なわれていて、200円でグラウンドレベルに入ることができる。
せっかくなので入ってみたら、人工芝が柔らかくフェンスが案外固かった。
特に人工芝は柔らかければ柔らかいほどいいものだと思っていたが、一歩一歩進むたびに地面がへこんで、運動不足の人間にとっては歩くだけでも結構疲れるものだと実感した。
グラウンドの感触をしばし楽しんだ後、西武第二球場へ。

で、スコアはこちら

西武第二球場は多摩丘陵の頂点のほど近くにある。
インボイス西武ドームからこれだけ近いのに、その存在に気づいたことは今までなかった。
ネットも硬式ボールを使うだけにそれなりには張ってあったが、フェンスも低くまあそれなりに見やすい球場ではある。
グラウンドを囲むように公園にあるタイプのベンチ椅子が置かれており、見易さを考慮してライト後方の席を確保。
内野側も歩いてみたが、まさにベンチ裏にまで入っていけるので、ロッテ浦和並みに選手との距離が近い。
インボイスの田辺コーチが気前よくサインをしていたが、もらっている子供はこの人がどんな選手だったか知らないだろう。

試合が始まるが、ロッテの先発が清水直で仰天する。
一軍は今頃千葉マリンで西武と戦っているはずなのに、これは一体どうしたことか。
豊富な投手陣を誇るロッテゆえの調整登板かと思ったらまさにそうだったようで、2回を投げて早々マウンドを降りてしまった。

そして2番手は成瀬。
横浜高校で甲子園にも出場した2年目の左腕だが、ロッテ浦和の試合ではよく雑用に使われている姿を見る。
野球をするためにプロに入ったはずなのにかわいそうに、と小さな会社で後輩が入ってこずいつまで経っても雑用から解放されない私は常々思っていた。
そんな彼がマウンドに立つ姿を初めて見たのだから、これは応援したくなる。
テイクバックの小さい、右利きでちょっと器用な人が左腕のモーションを真似てみるとこうなりそうなフォームで、しかし切れのいい直球を投げ込んでいく。
GG佐藤に一発は浴びたが、清水直の後を受けてなかなか立派なロングリリーフだった。

日差しは強いが、ほどよく風があるので汗はかかなかった
そこら中にトンボが飛んでいて、季節はもう秋になっている。