4月10日の土曜日に2021シーズン16日目のスキーにいってきた。出かけたのは新潟県のかぐらスキー場である。前夜から冷え込んで、雪が降る予報なので期待してでかけた。
金曜日の夜に出かけたが、関越道の月夜野と湯沢の間は雪のために50キロ規制がされていた。雪は舞っている程度で路面に積雪はない。しかし道路が凍結すると、ハイエースは坂道を上らないから、かぐらスキー場みつまたステーションの近くにある、道の駅みつまたまでいって、車中泊をすることにした。夜は刺身などで一杯である。
翌日は5時45分に起床した。気温は-5℃ほど。イワタニのカセット・ストーブがぎりぎり着火する気温だ。この土日はロープーウェイが7時からうごく、ファースト・トラック・デイなので、急いで支度をして出発した。
みつまたステーションはすぐで、6時25分についた。リフト券の販売は6時半からで10分ほどならんだ。
ロープーウェイは7時からで、ここは18分まったが、こんなに長い列になったのははじめてである。
リフトとゴンドラを乗り継いで、かぐらメインゲレンデのスタート地点についた。気温は-8℃。アイスバーンの上にうっすらと新雪がのっている状態だ。
滑りだすとアイスバーンで板がとまらず、しかもコースがうねっていて、思うように滑走できない。冷え込んで雪が降れば、雪質がよくなると期待してきたのだが、冷えすぎてしまったのだ。
その上ガスまででてきて見通しがきかなくなった。コブを滑りにきたが、雪で埋まってしまっていて、整備するためにスクールの人しか入っていない状態だ。とても条件がわるくて楽しくないスキーになった。
かぐらメインゲレンデが混んできたので田代に逃げることにする。
ダイナミック・コースのコブにゆくも、ここもガチガチに氷ったコブの上に新雪がつもっていて、とても難しくなっていた。
いちばん難易度の低い、田代第一ゲレンデ横のコブのラインにゆく。ここも氷った不整地の上に新雪がのっていたが、なんとか滑れるので、連続して滑走した。
コブ斜面に疲れると田代レディース・コースにいってみた。隣りのゴンドラ・イースト・コースは閉鎖されていて、ボードの大会がひらかれていた。
ボードのレーサーが、4人で競い合いながらゲレンデを駆け下って行くのを見学した。
昼食は田代ロープーウェイ駅にある無料休憩所でおにぎりだ。レストランは混むからひとりならこれがいちばんだと思う。
11時に私がテーブルに座ったときには空いていたが、すぐに満席になった。皆さんカップ麺やおにぎり、弁当などを持参されていて、カップらーめん用にお湯の入ったポットまで用意していた。レストランの食事は高いから、ファミリーや通いなれた人はこうするようである。
食後はまた田代第一ゲレンデ横のコブ斜面をすべる。昼前から雪はゆるんでとても滑りやすくなった。
田代のコブに飽きたのでかぐらにもどることにする。レストラン・アエリスカのリフトは長い行列ができていた。
朝はガチガチに氷っていたダイナミック・コースのコブも、ゆるんでいるので易しくなっていた。
チャレンジ・バーンにも入ってみたが、急すぎておもしろくない。
ただ滑りおりるだけになってしまって爽快感がえられないからである。
かぐらメインゲレンデにもどってきた。コブは深くなっているが、雪はザクザクしているのでなんとかすべれる。
林間コースは斜面に何本も亀裂が入っていて、雪崩の危険があると表示されていた。
かぐらのコブで練習する。すべってゆくと左右の足がそろわず、バラバラになってしまう。なんとか完走するがバタバタ滑りだ。弟はよくパラレルではなく、バラレルだというが、正にばられるだった。
コスプレをして滑っている若者のグループがいた。女装している細身の男性が3人いる。ミニスカにストッキングなのだが、よく似合っていたし、ゲレンデを明るくしていた。そして彼らがはいているのが、アニメの女の子のイラストがプリントされている板で、痛い板、痛板、というのだそうだ。痛車、痛バイクはあるが、痛板があるのは知らなかった。
かぐらのリフトが終わると、みつまたに下り、第2ロマンスリフトのコブをすべる。ここのリフトが終了すると、リフト・ストップの16時半までみつまたをまわしてロープーウェイにのった。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車42回、滑走39本、滑走距離48、2キロ、最高速59、5キロ、と記録されている。三国峠をこえて帰ったが、水上で今年はじめてのツバメを見た。水上は桜が満開だった。
これで三週連続でかぐらにいったが、さすがに膝に違和感を感じた。アラ還だから無理は禁物である。
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