
2020年の11月。GOTOトラベルを利用して九州の大分にやってきた。

大分は2019年もたずねている。その際に大分で一番人気の居酒屋、こつこつ庵でランチをとった(その時のレポートはこちらをどうぞ)。次は飲みに来たいなと思っていたので、それをかなえるためにやってきたのだ。

入口からはいって右の、去年は座敷だった部屋が個室ふたつに改装されていて、そこに案内される。コロナ対策でこのようにしたとのこと。生とウーロン茶でスタートする。お通しは大根の煮付け。箸袋の絵はこつこつ庵のご主人の似顔絵だ。

本日のおすすめからカキフライ。大粒のカキフライだ。外はカリカリで中は旨みが凝縮されていて、ジューシー。

飲まない家内はだご汁。だご汁は大分の郷土料理のだんご汁だ。だんごというよりもきしめんのような麺が入っている。野菜もたっぷり。

れんげにもご主人の似顔絵。

鯛の刺身。数日前に京都の祇園でも鯛の刺身をたべたが、同じ値段で倍の量がでてきた。京都は魚に手をくわえていたが、ここは新鮮なものをそのままだしている。ねっとりとした鯛だった。ビールは飲み干したので芋焼酎の喜六(喜は旧漢字だった)にする。

〆サバと馬刺しは品切れだった。そこでメニューを見て気になったニラ豚をチョイスする。ニラとキャベツと豚こまをしょう油味で炒めたものだ。素朴でごはんにもあう一品。

本日のおすすめ。

冷しトマト。

メニューを見て気になった、芋でもなく、麦でもない、粕取の吟香露を追加する。粕取とは何なのかたずねると、一度しぼった焼酎の芋や米などの粕からつくった酒とのこと。これはあまりおいしくなかった。

他にもたのんでふたりで6000円ほどの料金だった。郷土色がこのましいお店だ。
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