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2024ビワイチ1

2024年05月25日 09時33分52秒 | サイクリング

2024年のGWに、サイクリングをはじめた10代のころからやってみたかった、ビワイチ(琵琶湖一周サイクリング)にゆくことにした。

GWの5月2日。木曜日。平日の夜に車で第2東名をすすみ駿河湾沼津SAで休憩する。時刻は20時過ぎだがフードコートは混雑していた。

今夜のうちにできるだけ琵琶湖に近づきたい、少なくとも渋滞ポイントの音羽蒲郡は通過したいとおもっていると、その先の岡崎で車の流れがとまってしまった。時刻は22時だ。30分停滞したが、車7・8台がからむ事故だった。

23時に岡崎SAについた。今夜はここで泊まることにする。鯛とイサキの刺身、鳥の唐揚げで一杯である。2024年シーズン14日目の車中泊。

5月3日。金曜日。岡崎SAの朝。6時前に起床した。天候は晴れ。スーパーで買ってきたおにぎりとなめこ汁の朝食をとる。今日からGW後半の四連休のスタートでSAの駐車場はすでに満車状態だ。6時半に出発する。琵琶湖大橋の東岸にある、守山市の『ピエリ守山』というショッピングセンターやスーパー銭湯のある施設にむかう。ここの駐車場がビワイチ用に開放されているのだ。ナビによるとピエリには9時につくとのことだった。

名神をすすみ伊吹PAで休憩する。

ここも混雑していた。

栗東ICで高速をおりて、9時半にピエリ守山の駐車場のE区画に到着した。E区画がビワイチ用に開放されているのだが、この区画はピエリよりも琵琶湖大橋よりにあるので、場所がわからずにいったりきたりしてしまった。でも駐車場をつかわせてもらえるのはありがたいことである。

今回の相棒はロードバイクだ。走行中は車内にねかせ、車中泊をするときには右にたてかけてやってきた。

このロードバイクは約40年前に組んだ自転車で、もうクラシック・レーサーになっている。クロモリ・フレームにチューブラー・タイヤ仕様だ。自転車については『ロードレーサーの紹介』をどうぞ。

10時に出発した。ピエリは琵琶湖大橋のすぐ横にあるのでまず大橋をわたる。今日は大橋の南側50キロを走行し、余裕があれば守山から北の琵琶湖東岸を北上したいとおもっていた。大橋から南の一周は約50キロで、北側は150キロだ。つまりビワイチは200キロである。明日だけで150キロを走るのはきびしいから、今日のうちに距離をかせいでおいて、翌日の走行を楽にするつもりなのだ。若いころは200キロくらい1日で走るのはなんともなかったのだが、60をすぎた今は無理だ。100キロは先々週も走っているから(2024緑のヘルシーロードサイクリング)自信があるが、スキーで痛めた右ひざが不安だから、2日目の距離をすこしでもすくなくしておきたいとおもっていた。

琵琶湖大橋の最高地点についた。すばらしい眺望だ。当日は気温が25℃になるとのことで、長袖シャツに短パンで走行した。

琵琶湖大橋をわたると県道558号線で南下する。道路上には上級コースのペイントがあった。初級コースもあり、そちらは山の手をゆくのでこちらのルートをえらんだ。

ビワイチは右回りでも、左まわりでもよいのだが、反時計回りがよいとされている。自転車は左側通行だから、反時計回りだと琵琶湖の横を走ることのなる。すると湖がよく見えるのである。それで私もそのように走行した。

ビワイチははじめてだが、琵琶湖には二度来たことがある。一度目は高校二年生のときのサイクリングで、能登から下ってきてマキノサニービーチでキャンプをした。二度目は大学生のときに紀伊半島ツーリングにきて、帰りに大津の皇子山(おうじやま)ユースホステルにとまったのだ。そこにたちよりたいとおもっていた。

皇子山公園はすぐにみつかった。スポーツ公園で野球場などの施設がある。

ここに滋賀県立スポーツ会館があり、これがユースホステルの跡地だろうと考えて受付の方に聞くと、以前は宿泊もできたが、現在はできないとのこと。ここにちがいないとおもったのだが、かえってからしらべてみるとちがっていた。そもそも名前が皇子山ユースではなく、大津ユースだったのだ。大津ユースホステルは皇子山公園ではなく、すぐ近くにある皇子が丘公園に隣接していた。私が泊ったのはびわ湖毎日マラソンの前日だったが、マラソンに出場するという方と話をした。その人は30くらいの青年だったが、フルマラソンを3時間で完走するというので、それはすごいですね、とこたえたことをおぼえている。マラソンの前日にユースホステルに泊まるのというは、1980年代でもストイックな行為だとかんじられたが、一般参加の選手の費用は自腹だからそうしたのだろう。そのびわ湖毎日マラソンの発着点が皇子山陸上競技場だったから、記憶ちがいをしたようだ。

当初は由緒のあるお寺を拝観していこうかと考えていた。しかしそんなに寄り道をしてはいられない。行きたいところを限定することにして、先にすすんだ。大津駅前を通過してゆくと昼時となった。丸源ラーメンがあったので入ることにする。

丸源ラーメンは関東にもあるが、利用するのははじめてなので、イチ押しの肉そばと半チャーハンのセットにした。肉そばは背脂のきいたこってりスープに豚バラがのり、もみじおろしで味変するラーメンだ。ボリュームもある。体をうごかしたときにはこういうのがいい。

チャーハンは鉄板に薄焼き玉子を敷き詰めた上にのっている。これをよくかきまぜてたべる趣向だ。いいね、丸源、気に入った。1034円。

滋賀県のドライバーは自転車にやさしい。ビワイチが認知されているようで、交差点や右左折では何度もこちらを優先させてもらった。

ビワイチの南端の瀬田の唐橋にやってきた。琵琶湖大橋の南側一周の折り返し点である。

瀬田の唐橋から琵琶湖方向をみる。

東岸を北上してゆくとボートの競技大会がひらかれていた。

高校生と大学生の競技のようでたくさんの人が観戦、応援にきていた。

ビワイチのコースには青いラインがひかれているからわかりやすい。

時に橋をわたってゆくと琵琶湖がひろがる。ペダルをふむ速度は時速15キロだ。還暦すぎの私にはこのペースがちょうどよい。このスピードだと2時間で30キロ。4時間で休憩をいれて50キロという進度で、クランクをまわしていった。

 


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