面白かったです！
前提として私アムロが嫌いです(笑)。が、それでも面白かったです。なぜなら本編ではわかりにくかったアムロの精神的な成長が少し見えたような気がするからです。
そしてやすぴこてんてーぽさが全開でした！
ドシリアスな本編と違ってコミカルなところがあって、とっても人間が泥くさくいきいきしてるの。
オリジン版のカイが憎めないのも、ひねててもすっごく人間くさいからなんだよね。
MS戦は実はそんなに多くなくて(笑)、でも満足できる。密度が濃いから。なんかよくわからんけど長く戦ってると最近見るの飽きちゃうのよね……。
先日見たFF7ACも、ちょっと戦ってるのが長くて会話もなくダルく感じちゃった。テレビアニメとかだと戦いながら会話したりしてるから、話を見てる気になるのでそんなに飽きないんだけども。だから、今回のドアンはちょっと短いくらいだけど飽きなくてちょうどよかったなと。見せ方とか、会話だとかで、長くてもみれるんだろうけど。
それはともかく、昔のガンダムも人間みたいな「動き」のロボットだったけど、今回のはさらに「人間みたいな」ロボットになってたね！人間同士の対峙のような、ジム対サザンクロス隊の戦闘も、普通にアクション映画の描写そのままのような、ほんと巨大ロボット、巨大兵器という概念どっかいってます。MSまで泥くさかったよ。面白い。
ツッコミどころとしては腕切られても痛くないよね？バランスは悪くなるけどそのまま戦えるハズなのに、腕押さえてうずくまったままだったり、頭打たれて人間みたいに動かなくなったり、爆発したり(動力炉そこにあるの？)、などなど。たしかに人間なら致命傷ですが、そんなとこは人間くさくなくてもよいのでは………(笑)
でもよく動くMSたちは可愛かったね。一つ目スキーとしてはザクがいっぱい動いててかわいかったです！ガンダムもお決まりの動き以外もしてて、よかった！
ラストのザクを海に捨てるところは、あさりよしとお氏の漫画のように、効果音「ていっ」て感じでしたなww
ホワイトベース組がコミカルだったり、マが大笑いしてたり、ほんと、面白かった。
アムロ捜索せず見捨てるって指令を伝えたときに泣き出しちゃうフラウが、子どもらしくてかわいかったなー。それをよしよしするセイラさんもあわせてよかったよ。カツレツキッカとフラウは、本編だとめんどくさいキャラだなーって思ってたけど、この、やすぴこてんてーのこどもらしさを出した感じがとてもキャラへの愛あふれてて好きだなー。
特にブライトさんも悩みながら接している感じが出てて、ミライさんと話してるのを見たら悪ガキの育て方について話し合うパパママみたいだったww当時のブライトさんも19歳のティーン設定だった気がするんだけど、そりゃ結婚もしてないし、こんな手に負えない悪ガキども(スレッガーカイハヤトアムロetc...)相手によくがんばってますよ(笑)
カイ、ジョブ、ハヤトの三人がヤギにひどい目にあわされてるのとか、もう、なんなの？！かわいすぎない？？？ガンキャノンは爆発四散はしてないけど、相当な壊れっぷりだけど、カイの脚とか直るの？？？レベルですな。
期待のスレッガーさんも頭ぶっ飛んで出落ちで終了とか、ギャグでしかないよwwwwwジム頭のガンダムならぬ首なしジム。でも動くからカイのキャノンを持ち上げたりしてたなww
そんで戦いを見守りに行くのに、スレッガーさん子供たち二人も担いでて、途中キッカちゃんをうまーいこと誘い出すシーンもあったし、生きてたらドアンとは違った方向性のいいパパになったんじゃないかなー。
ドアンのこどもたちが生き生きと描かれてるのもかわいかったね。
