表題の「7月4日に生まれて」は、ロン・コーヴィックの自伝的小説を、オリバー・ストーン監督が映画化した作品(1989年公開)。主人公のロンを、トム・クルーズが演じています。
アメリカ独立記念日(7月4日)に生を受けた青年が、「正義」だと信じてヴェトナム戦争に従軍。帰国後、反戦運動に身を投じていくという社会派ドラマです。
このドラマの主人公、ロンが生まれたのは、独立170年目の1946年7月4日です。ちょうど同じ日、フィリピンがアメリカから独立します。
そしてフィリピン独立から45年後の1991年、当時「アメリカ国外では最大」といわれたクラーク空軍基地と、「アジア最大」といわれたスービック海軍基地が、米軍からフィリピンに返還されます(11月26日)。
サンフランシスコ条約発効から58年、沖縄の施政権返還から38年。日本には、まだ数多くの米軍基地が存在しています。
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