KISSYのひとりごと

日々感じたこと、ドライブ日記やDVDのレビューなど…徒然なるままに綴っています。

長野県の中学生が考えた米軍基地問題

2010-12-21 19:53:30 | 在日米軍問題

 米軍基地問題は沖縄だけの問題じゃないと、長野県内の中学生に向けて願いを発信している中学生がいます。松川村立松川中学校3年C組の生徒たちです。

 生徒たちは普天間飛行場の地元の中学生の声をききとり、自分たちはあまりにも無関心ではなかったのかと、沖縄についての学習をすすめています。その集大成が「沖縄新聞」という形でまとめられました。

 長野県には松本市に自衛隊の駐屯地はありますが、米軍基地は存在していません。以前は、米軍機の超低空飛行が大きな問題となったこともありましたが、米軍に生活を脅かされるという危機感をもっている方は少ないでしょう。その長野県の中学生が、地元の声を聞き、自ら学習をすすめるなかで、日米地位協定の問題点や米兵による犯罪、米軍基地が沖縄の経済振興に悪影響を及ぼしていることなどの事実を積み重ね、「米軍基地は本当に必要?」と問いかけています。

 同時に太平洋戦争で沖縄は「捨て石」にされたという問題意識から、沖縄戦の体験者にもインタビューをするなど、戦時中の問題にも切り込んでいます。

 「沖縄新聞」はタブロイド班12ページに及ぶ大作で、県内の中学校に配布されたとのこと。問題提起の角度はもちろん、その中身の濃さも、全国紙も見習ったらどうかと思える内容です。

 「沖縄新聞」は、長野県新聞活用教育(NIE)推進協議会のホームページから閲覧することができます。(→こちら

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