いまから39年前の今日、2月3日、札幌オリンピックが開幕しました。当時、日本が持っていたメダルは、猪谷千春さんの銀メダル1つ(アルペン回転、コルティナダンペッツォオリンピック=1956年)だけ。ところが、この札幌大会では、金銀銅メダル各1個づつを獲得しました。
ここまで読んでお気づきの方もいらっしゃるでしょう。この金銀銅のメダルは、70m級ジャンプ(ノーマル・ヒル)で、笠谷幸生、金野昭次、青地清二の3選手が獲ったもの。1992年のアルベールビル大会では男子スピードスケート(500m)で銀・銅メダルを、1998年の長野大会ではスキージャンプ・ラージヒルと男子ショートトラックスピードスケートでそれぞれ金・銅メダルを獲得しましたが、金・銀・銅メダルの独占は、後にも先にも札幌大会の「日の丸飛行隊」だけです。
もちろん、メダルや順位だけがすべてではありません。「オリンピック大会で重要なことは、勝つことでなく参加することである。人生にとって重要なことは、成功することでなく努力することである」とは、近代オリンピックの父と言われるピエール・ド・クーベルタンの言葉です。スポーツに限らず仕事や勉強でも、努力の積み重ねが成功につながるのだと教えてくれているような気がします。
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