猟奇的な彼女、僕の彼女を紹介します

　仕事が早めに片付いたので、買うだけ買っておいてパッケージさえ開けていなかったDVDを視聴しました。２本とも韓国映画。いわゆる「韓流ブーム」の頃に購入した作品なので、４～５年ぶりに陽の目をみたというところでしょうか。

　一本目は、クァク・ジェヨン監督の「猟奇的な彼女」（2001年）。一風変わった「彼女」を演じるのは、日本でもシャンプーのCMでお馴染みのチョン・ジヒョンさん。この「彼女」の言動に翻弄されながらも、だんだんと「彼女」に惹かれていく青年をチャ・テヒョンさんが好演しています。

　私の知る限りでは韓国の恋愛ドラマ（映画）って、「ヨン様」ブームを巻き起こした「冬のソナタ」のように「ひと昔前の日本の恋愛ドラマ」の香りを漂わせているものが多いのですが、「猟奇的～」は、ドタバタもあり「韓国でもこんな恋愛映画をつくるんだぁ」と妙に感心させられました。

　他の「韓流」恋愛映画がそうであるように、主演の二人の心と心が絡み合い、あるときには離れそうになりながら感動のエンディング・・・というお決まりの話ではあったのですが、映画全体に張られた伏線がラスト・シーンで「そういうことだったのか」と思わされました。一見の価値ありです。ハリウッドでも日本でもリメイクされているので、機会があればそちらも観てみたいと思いました。

　二本目は、「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督とチョン・ジヒョンさんが再びタッグを組んだ作品、「僕の彼女を紹介します」（2004年）。ジヒョンさんの相手役は「猟奇的～」のチャ・テヒョンさんではありませんでしたが、ドラマの重要なワン・シーンにしっかりと登場していました。

 

　私は「猟奇的～」「僕の～」の順に観たので、「僕の～」でテヒョンさんが登場したときには、思わず「おぉ～」と声をあげてしまいました。２作品とも未視聴の方はぜひ、「猟奇的～」「僕の～」の順に視聴されることをおすすめします。

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