1967年の今日、7月8日、韓国中央情報部(KCIA)が、在東ドイツの北朝鮮大使館と接触したとして、194人の韓国人を逮捕したと発表、いわゆる「東ベルリン事件」です。
東ベルリン事件については→こちら
この事件とはまったく関係がありませんが、南北分断をモチーフにした韓国映画を一本。
キム・ヒョンジュン監督がメガホンをとった「二重スパイ」(2003年公開)です。日本版トレーラーによれば、「シュリ」「JSA」を超えた「衝撃の問題作」とのこと。主人公の北朝鮮のスパイ、ビョンホを、「シュリ」で主役を演じたハン・ソッキュさんが好演しています。
オープニングは1974年4月25日の朝鮮人民軍創立記念日の軍事パレード(おそらく実写でしょう)。その実写のなかでハン・ソッキュが行進している映像が流れるのですが、違和感がほとんどない。韓国のCG技術も大したものです。
物語はビョンホが韓国へ亡命するところから始まります。最初は拷問を受けるビョンホですが、しだいに韓国情報部の中枢へと近づいていきます。
しかし、ひとりの女スパイ、スミ(コ・ソヨン)の存在が、ビョンホの計画を狂わせていく・・・。ドラマは終盤ですが、この辺りからが、なかなか見ごたえのあるところです。二人の運命はどうなるのか・・・。それは映画でお楽しみください。
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