昨年の今日、9月16日は、鳩山由紀夫内閣が誕生した日です。8月30日に投開票が行なわれた総選挙での民主党の圧勝で「政権交代」が実現し、1994年6月30日に総辞職した羽田内閣以来の「非自民」政権の誕生となりました。
しかし野党時代に反対していた後期高齢者医療制度を存続させる、「最低でも県外」と公約していた米軍普天間基地の移設問題では県内移設へ方向転換をするなど、相次ぐ「裏切り」に、支持率は急落。2010年6月4日に内閣が総辞職したのは記憶に新しいところです。
鳩山内閣につづいて政権を担ったのが菅内閣。内閣発足から1ヶ月余でたたかわれた参議院選挙で民主党は改選議席を下回る結果に。
一昨日行なわれた民主党の代表選で、ふたたび代表の座に就いた菅直人氏の改造内閣は、明日、発足する見通しです。
内閣がどのような顔ぶれになるにせよ、国民の声よりも大企業・財界やアメリカの声を聞く政治では閉塞感を打ち破れないことは、鳩山内閣、第1次菅内閣が実証ずみです。さて、第2次菅内閣の命運やいかに。
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