今日は七夕。私のブログのサイドバーにある「長野県の天気」。文字がスクロールしている「今日の豆知識」をクリックすると、「七夕の星空率」を知ることができます。
七夕といえば、天の川が見えるかどうか、気になるのは夜の天気です。
7月7日の過去10年間の天気をみてみましょう。
晴れの天気の割合は、札幌と那覇で2年に1回、仙台や福岡で3年に1回です。
東京や大阪になると、10年のうち1回か2回しか、七夕の星空を楽しめません。
この時期は、ちょうど梅雨前線が本州のあたりに停滞します。
本州付近で、織女星&牽牛星、年に1度のデートを見られるのは、幸運な年といえるでしょう。
でも、昔の人たちと同じ暦、旧暦の七夕なら、星空の確率はもっと高くなります。
新暦でいうと8月26日頃で、この時期なら、10年のうち5回から7回は星空を見られるようになります。
7月7日がだめだったら、旧暦の七夕で試してみてはいかがでしょうか?
・・・とのこと。今日も夕方からポツリポツリと落ちはじめ、長野市からは天の川は見えないようです。
さて、織姫と牽牛がカササギが渡した橋を渡り一年に一度だけ会うことが許された―という伝説に由来する歌が百人一首にも納められています(大伴家持作)。
かささぎのわたせる橋におく霜のしろきをみれば夜ぞふけにける
古来から人は夜空を楽しむ習慣があったのですね。
ところで、同じ橋でも中国の永定河に架かる一本の橋にはロマンどころか謀略に塗られた歴史を持っています。盧溝橋です。「演習中の部隊が銃撃を受けた」(陸軍省の発表)ことにはじまる日中戦争。その発端となった橋です。今から74年前の今日、7月7日深夜のことでありました。
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