NHK連続テレビ小説「おひさま」も残すところ10週間となりました。今週は「女たちの時間」のサブ・タイトルがしめすとおり、陽子と徳子、陽子の祖母の富士子、そして陽子の親友の真知子と育子が話の中心になりました。
それにしても茂兄ちゃんと育子、なんか良い雰囲気じゃないですか? 若尾文子さんの語りも「なんだか、おかしな二人でしょう?」と意味深です。まさかね~・・・。
さて、土曜日放送の「おひさま」・・・昭和21年11月という字幕が流れます。歴史を紐解くと、その翌月、長野県教員組合が結成されます。昭和24年3月には、軍政部教育官のウイリアム・A・ケリーによって、教員の権利や身分が剥奪されました。
いわゆる「ケリー旋風」です。多くの教員が公職から追放されました。私の知人は、当時、信州大学教育学部の学生だったのですが、この「ケリー旋風」によって退学させられたそうです。
以前、「おひさま」で軍国教育に関わった教員を逮捕?するために陽子の学校にアメリカの軍人が来るというシーンがありましたが、こんどはGHQが民主主義的な教育を志向する教員たちを弾圧をすることになるのです。
昭和24年なら陽子も出産して復職している頃です。「おひさま」では、「ケリー旋風」が描かれるのでしょうか。
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