NHK連続テレビ小説「おひさま」。第17週では、ついに陽子が母親になります。娘・日向子が生まれたのが昭和21年11月2日(父・良一への電報の日付より)、陽子が仕事に復帰したのは冬休みが終わってということなので、産後2ヶ月です。当時は育休というものがなかったのでしょうか。女性の地位や権利は現在に比べればまだまだ低かった時代ですから、陽子のような女性がかなりいたのでしょうか。
そして第18週。陽子は教職を離れる決意をします。残り2ヶ月弱、ドラマはこれからどのように展開していくのでしょうか。陽子が女学生のときに、おばぁさまから「一度だけ助けてもらう」という約束をしますが、その約束もまだ果たされていませんよね? まだ一波乱あるのでしょうか。
さて、今年は連続テレビ小説が始まって50年だそうです。これまで全体を通して観ていたドラマが少なすぎるので何とも言えないのですが、「おひさま」にはかつての連ドラのヒロインが相次いで登場しています。これも50周年だからなのでしょうか。
現代の陽子(若尾文子)の話を聞きに安曇野にやってくる房子(斉藤由貴)は、「はね駒」(昭和61年)のヒロインでした。陽子の嫁ぎ先の姑・徳子(樋口可南子)は「ロマンス」(昭和59年)のヒロイン、さらに「甘辛しゃん」(平成9年)ではヒロインの母親を演じています。そして陽子の子どもを取り上げた産婆・サキ(浅茅陽子)は「雲のじゅうたん」(昭和51年)のヒロイン・・・。それからヒロインではありませんが、陽子が再就職した食品会社の女性社員(紺野まひる)は、「てるてる家族」(平成15年)でヒロイン(石原さとみ)の姉を演じていました。これって、あえてそういうキャスティングをしたのでしょうか・・・。
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