ひと日記

お気に入りのモノ・ヒト・コト・場所について超マイペースで綴ります。

W君の鋏

2008-04-30 16:54:34 | 散歩
  
 今日は午前中美容室に行ってきました。私は美容室が大好きなので月に一度の楽しみな時間です。

 私の担当はW君という男性です。W君に髪を切ってもらうようになってもうかれこれ2年近くなるでしょうか、大変優秀な美容師さんです。
 
 美容師という仕事は他の接客業と比べるとお客様と物理的に近い距離で会話などをしながらしかも高度な技術を要する施術をするという特殊な職業です。お客様に不愉快な思いをさせないように常に身なり・エチケット・言葉使い・立ち居振る舞いに気を遣わなければなりませんし、様々なお客様と多様な会話をしなければならないので知性も要求されます。と同時に手指を駆使して細かな作業を繰り返さなければなりませんので特別な修練が必要です。美的センスも問われるでしょう。長時間の立ち仕事ですから体力も不可欠。ですから誰もがおいそれとなれる職業ではないなと常々思っています。でも本来プロの仕事というのはどんな職業であれそういうものだとも思っています。

 今日はわがままを言って、そんなプロフェッショナルの愛用の鋏を接写させていただきました笑。プロの道具って美しいですよね。

 



 こちらがW君が在籍している美容院です→http://www.salondeu.com/kamata/index.html



マリウスファーブルの天然石鹸

2008-04-30 15:25:20 | お気に入り
                                                                                                         マリウスファーブル社製マルセイユ石鹸・通称“ビッグバー”です。     

 画像からは伝わりにくいかもしれませんが重さがなんと!2.5㎏もあります。オリーブオイルが主成分で、他にココナツオイル・パームオイル・天然塩・天然水・ソーダといわれる天然アルカリ成分が含まれている文字通り100%天然石鹸です。色はまさにオリーブ色!
 17世紀フランス国王ルイ14世が勅命で作らせたのが最初だそうで、300年以上を経た現在でも当時と全く同じ製法で全て手作りの上、40日間丹念に熟成させるというまさに『石鹸様!』と思わず言ってしまうシロモノです。



 専用の木箱に入ってます!
                                                                          

 このままの大きさではお風呂場で使うのに難渋しますので、付属のワイヤーで好みの大きさに切って使います。保存はもちろん専用の木箱で。
 この石鹸を使い始めてかれこれ一年以上経ちますが、これで3本目になります。木箱入りと中身のみの2種類が販売されているので、一本目の購入時は木箱入りにして2本目以降は中身のみを購入しています。
 
 2本目まではネットで購入していたのですが、最近会社帰りに素敵なアウトドアショップを発見!そしてなんとマリウスファーブルが置いてあるではありませんか!早速今回購入となりました。一割ディスカウントの上送料も要らないのでとってもラッキー!(仕事帰りにはややしんどい重さではありますが・・・)。こちらのお店についてはまた後日改めてアップしたいと思います。

 最初に開封した時は『なんか粘土の塊みたい』という印象ですね。香料は一切使用していないので『いい香り~』という感じではありませんが、どこか懐かしい土の香りがして慣れてくると逆に香料たっぷりの化学石鹸の匂いが鼻につくようになってきます。
 泡立ちはキメ細やかで滑らか。こういう天然石鹸系にありがちな泡立ちの悪さは全くありません。また、化学石鹸のように泡立ちが良すぎて泡切れが悪くいつまでもヌルヌル感が残るようなこともありません。
 汚れ落ちも抜群で、天然だからでしょうか肌にも優しいような気がします。髭剃りにも使っていますがカミソリ負けもしなくなりました。そしてなんと髪もこれで洗っちゃってます笑!初め、洗いたての時は少しゴワゴワしたので少し不安になりましたが、しばらくするとしっとりと艶がでてきます。一年以上経った現在では以前よりも髪がふんわり柔らかくなったようです。

 月日が経つと段々硬くなってくるので、購入時にまとめて切り分けるのが良いそうです。色もオリーブ色から山吹色に段々と変化していきます。
 切りたての石鹸の切り口はまだ少し柔らかくてオリーブ色が周りよりも濃いのですが、その感触や見目を愛でるのもこの石鹸を買う楽しみの一つです。





 私はこちらでこの石鹸を購入しています→http://www.outdoor-windy.com/
 

横浜散歩

2008-04-27 17:57:11 | 散歩

 
 先日、横浜をぶらり散歩しました。今回のスタート地点は馬車道。




 馬車道といえばここは外せません。日本で最初の洋品店『信濃屋』です。
 今日はこれといって目当ての品も無かったので、お店の方と小一時間ほど世間話。帰り際、ブログ用にと表看板を撮らせてもらいました。今年は横浜開港150周年だそうですが、信濃屋は開港8年後にオープンなんですね~。



 こちらでちょっと休憩。



 馬車道のイタリアン『パネ エ ヴィーノ』です。
 信濃屋に立ち寄った時は必ずといっていいほどこちらにも立ち寄りますが、今回は時間が合わず看板のみで(苦笑)。お奨めはなんといってもボロネーゼ!ミートソースのスパゲティですね。少しドライな食感の旨みがぎゅっと凝縮されたソースは肉好きを唸らせる味なんです。興味のある方は是非一度ご賞味あれ笑。リピートすること請け合いです。
 あと、こちらのお店が輸入元になってワイナリーから直接仕入れている赤ワイン『キャンティ クラシコ レセルヴァ』もかなりのお奨めなんですが、詳細はまた後日改めてということで、きょうはとりあえずここまでです笑。

 ブログの更新って結構大変ですね(^_^;)。

 -『追記』-
 先日、『パネ・エ・ヴィーノ』再訪しました。私のお気に入り『ボロネーゼ』を始め、今が旬の『ムール貝とアサリのワイン蒸し』、彩りも美しい『イタリアンミックスサラダ』、濃厚さの中に繊細な薫りただよう『桜海老のクリームソースの手打ちタリアテッレ』、皮はカリっと身はジューシーな『香草でマリネした健味赤鳥のグリル・ディアボラソース』、クラシックな味わいの『カプリ風チョコレートトルタ』などを堪能しました。
 先日のアップでお奨めとした赤ワイン、正しくは『リセルヴァ・キャンティ・コッリ・フィオレンティー二』という名だそうで、フィレンツェ郊外にあるポッピアーノ城主グッチャルディーニ夫妻がワリナリーとのこと。ワインリストの1ページ目には仲睦まじいグッチャルディーニ夫妻の写真もありました。
 ぶどう品種はサンジョベーゼ・コロリーノ・カベルネソーヴィニョン・メルロー。

 こちらのお店は料理やワインの質の高さもさることながら、ほぼフルサービスに近いその質もピカイチです。実は前回訪問した際に不運にも上述のワインが品切れで惜しい思いをしていたのですが、今回ソムリエさんはそのことをちゃんと憶えていてくださり、私がオーダーする前に黙ってそのワインを捧げ持ってきてくださいました。『なんでもないこと』なのですがその『なんでもないこと』が嬉しかったりするんですよね。もちろんワインがより美味しかったことは言うまでもありません笑。
 また、こちらのスタッフはサービスの基本中の基本である、お客様を『観察』する、という仕事を常に怠りませんね。まだお若い女性スタッフの方でしたが、私が会話の中で手をほんの少し上げる仕草をしたのですが、彼女がその動きをさっと察知したときの視線は、まるで映画『ボディーガード』のエンディングロールのケビン・コスナーか! と思わせるほどの鋭さでした笑。

 



 信濃屋さんのHPです→http://www.y-shinanoya.co.jp/top.html

 パネ・エ・ヴィーノさんのHPです→http://paneevino.jp/


大峡製鞄 オーバーナイト

2008-04-12 13:16:28 | お気に入り

 大峡製鞄のオーバーナイトです。

 ここ数日の雨で鞄がだいぶ濡れてしまったので、今日は鞄を磨きました。この鞄は日本橋三越で購入しましたが、見た瞬間!その圧倒的な存在感に魅了され、即買いでした笑。
                                                                          
                                                                             素材はサンタクローチェ シュリンクです。ヌメ革で全体に『シボ』といわれる皺がうっすらと入っているのが特徴でしょうか。三越インポート&セレクトの方の説明では、この革を使ってこの形に仕上げられる職人さんは現在お一人しかいないとのこと。尚且つかなりのご高齢でもあるとも・・・。


                                                                         


  
 堅牢な縫製です。

 少々の傷は歴史の証、型崩れも全く気にせずにガンガン荷物を詰め込んで使い込んでいこうと思っています。猫の引掻き傷もありますし、地面にも平気で置いちゃってます笑。ジェーン・バーキンもバーキンをそうしているそうです、いつだったかスマスマで実演していましたから笑。
 そういえば以前、銀座のエルメスに、何十年も使い込んだであろう真紅の『サック ア デペッシュ』がネイビーブレザーを着たマネキンと共にディスプレイされていました。革はすでに全体が擦り切れ、それがかつては赤い鞄であったことがかろうじて分かるほどの古い鞄でしたが、『鞄ってここまで使いこむものなのか!』そして、それでもなお、美を湛えている鞄にカルチャーショックを受けたことを憶えています。





大峡製鞄のHPです→http://www.ohbacorp.com/ 
 
                                   

 

桃の花

2008-04-12 08:49:22 | 散歩

 桃の花です(恐らく笑)

 自宅の近くで通勤途中に見かけたので、早速休日に撮影しました。



『ツートンカラーの珍しい桜だな~』と思いながらパシャパシャ撮影していたのですが、通りがかりの熟年夫婦が『お!桃の花が咲いてるね』と仰っていて、そこで初めて桃だということを知りました汗。なんという無知!





 
 足をとめて携帯のカメラで撮影している方が結構いました。
 私もデジカメを購入してからは今までと視点が少し変化してきたようです。 

オメガ スピードマスター ムーンフェイズ

2008-04-07 18:09:14 | お気に入り

 オメガ スピードマスター ムーンフェイズです。
 『月に降り立った最初にして唯一の時計』であり、『私が所有する最初にして唯一の時計』でもあります(笑)。
             

 機械式時計の動力はゼンマイです(当たり前ですが)。それは、しかし、機械式時計が持つ最大の魅力であるとも思います。

 金属の塊であるので、ひんやりとして、手にするとずっしりとした重みがあります。


 手巻き式ですので毎朝ゼンマイを巻くのが日課です。耳を近づけると『チンチンチン・・・』と何ともいえない美しい音色を奏でています。