エドワード・グリーンのウェストミンスター

　忙しさに感けてまたまた久しぶりの更新です涙。おしゃれの秋到来！ということで暇を見つけて靴磨きに励んでいる今日この頃・・・エドワード・グリーンのウェストミンスターです。陽射しが柔らかくなり、空気が冷たく乾いてきて、街の風景の彩度が落ち着いてくるこれからの季節に活躍する靴です。

　

　ラストは細身の♯８２、ダブルモンクストラップで色はバーガンディー・・・まるでクロワッサンのような特徴のあるフォルムは人目を引くようで、『どちらの靴ですか？』という質問を頂くことが多いのが些か恥ずかしく小さな悩みの種ではあるのですが、ミディアムグレーのフラノのパンツなんかとの相性はバッチリで、秋冬の装いを大いに助けてくれるやはり大好きな靴の一つです笑。

　

　元祖ダブルモンクストラップのジョンロブ・ウィリアムの無骨で重厚な印象と比べると、履き心地も佇まいもだいぶ『大人し』く『女性的』な感じでまさに『エドワードグリーン！』な感じです。繊細なステッチ、バックルの真鍮もちょっと渋め笑。

　

　最近のグリーンなので内側にサイズやラストを表記した“小窓”が見えます。旧グリーンとの比較で近年のグリーンを嘆く方が多いみたいですが、良い革は今や世界的にどんどん手に入りにくくなってきているようなので仕方が無いみたいですね。でも私は今のグリーンで充分満足です笑。この小窓も結構好きですし笑。大切にして長く愛用していきたいと思います。

　

　美しいエッグトゥとヒールカップなのでやはりピッカピカにしてしまいます笑。

　そろそろ秋冬素材の服が本格的に活躍するシーズン。最近は橙・茶・深緑・臙脂などの暖色の素材が気になって一人そわそわしてしまいます・・・他人が聞いたら不気味がられてしまいますが汗。洒落者よ、書を捨て街に出よ！ですね笑。ゆっくりショウウィンドウを眺めながら銀座あたりを散歩したいです涙。

サルヴァトーレ・フェラガモのストレートチップ

　　

　だいぶ更新が滞ってしまいました汗。サルヴァトーレ・フェラガモのストレートチップです。

　ブログ更新をサボっている間に季節はすっかり移り変わってしまいました苦笑。秋が深まってくるとこういう色合いの茶靴が履きたい気分になってきます。

　

　今や一大ファッションブランドになったフェラガモですが、初代サルヴァトーレ・フェラガモは元々イタリアの靴職人。アメリカに渡り、往年のハリウッドスターを顧客に連ねて成功を収めた人ですね。その顧客の一人オードリー・ヘップバーンが大好きな私としては是非一足は手に入れねばと思い購入に至った靴です笑。

　やはり最大の特徴は初代の哲学である『履き心地』の良さだと思います。まだまだ経験値の足りない私ではありますが、この靴は私が所有している靴の中でも履き心地に関しては一番かもしれません。とにかく足にぴたっと吸い付く感じの履き心地の良さは大のお気に入りです。結構長時間履いたときも不思議と疲れ知らずです。因みに底付けはマッケイではなくグッドイヤーです。

　　

　次にアンティークカーフの微妙な色合いと細やかな肌理・質感が大のお気に入りです。パターンオーダーしたのでサンプルの中から自分で選んだ革だったのですがそれにしても『さすがは！』という感じです笑。因みに上の２枚の写真は屋外で、他は屋内で撮影したものです。

　デザインは一番シンプルなものを選びました。かなりスクエアなトゥですが『ま、一足くらいいっか』という感じです笑。この靴だけはなんとなくの気分で例外的にトゥとヒールをポリッシュしません。カジュアルな着こなしからスーツスタイルまで結構守備範囲の広い靴で重宝しています笑。

　　

　なかなか味が出てきてよい感じになってきました。靴底裏の土踏まずにはブランドロゴがキラリ！並んで私のイニシャル付です笑。因みに一番良い足音を奏でるのもこの靴です。

　さて、いよいよ秋本番を迎えますね！ブログがんばろっと！笑