だいぶ秋も深まってきた今日この頃・・・散歩が楽しい季節になってまいりました。日中、シコシコと白井流靴磨きを終えた私は小春日和に誘われて愛機ペンタックスK10Dを片手に、磨き終えたばかりのお気に入りのラッタンジを両足に、近所の河原を散歩してきました。
夕暮れの野球グラウンド・・・絵になります。
そういえば、大リーグのヤンキースがワールドシリーズを制覇し、松井秀喜選手が栄えあるMVPを獲得しました。なんて素晴らしいことでしょう。恵まれた才能に比すとあまりにも逆境に満ちた選手生活、にも拘らず常に謙虚な人柄、怪我に苦しみながらも変らない野球に対する真摯な姿勢、常にチームの勝利を最優先に考えるプレースタイル・・・記録ではなく記憶でもなく“心”に残る選手です。
おめでとう松井選手!
晩秋の東京『紅葉2008』です!一気に撮ってまいりました笑。
30数年東京に住んでいながらこの季節の神宮外苑を初めて訪れました。東京の風物詩・外苑の銀杏並木は燃えるような黄一色に染まっていました!いや~しかし凄い人の数でした苦笑。
あまりの人の多さに酔ってしまい、撮影終了後はそそくさと帰ろうと思いましたが、はっと思い立ち目黒で途中下車。黄昏時の東京都庭園美術館にもふらっと寄ってみました。ここは何度か訪れたことがある私のお気に入りの場所です笑。国内では有数のアールデコ様式の建築(旧朝香宮邸)が有名ですね。こちらは外苑とは打って変って人影もまばら。静寂の中、庭の立派な赤松の葉の緑にもみじの紅が鮮やかな挿し色となって控えめに佇んでいました。美術館では『1930年代・東京』という企画展が開催されていました。今日は時間が無かったので庭園観覧だけでしたが、服飾好きの私としては30年代と聞くと興味をそそられます。今度行ってみようかな・・・。
紅葉が枯葉になればクリスマス、そして年の瀬と続きますね。
東京都庭園美術館のHPです→http://www.teien-art-museum.ne.jp/index.html
しずけさや いわにしみいる せみのこえ
芭蕉が庄内の山寺(立石寺)で詠じた音の世界は、お盆の東京でも感じることができました。
そろそろ夏の終わりが近づいてきていますね。
♪草津よいとこ~一度はおいで~♪と唄にもある日本で最も有名な温泉の一つ草津温泉。ここはひとつ私も一度は行かねばと思い、先日初めて行ってきました。
突然スケジュールされた旅行だったため当地についての事前の予備知識が全く無い状態で出かけたのですが、思っていたよりもずっと小さな小さな山間の温泉場にちょっとびっくり。中心街『湯畑』の景観はさながら映画のオープンセットのようで思わず建物の裏側を確認してしまいたくなるほど。
『湯畑』は草津温泉の象徴として町の中心に位置し、毎分4万リットル湧き出るという豊富な温泉を湛え、湯気、硫黄のにおい、流れ落ちる湯の音、足浴・手浴が観光客の五感を楽しませてくれています。7列に並んだの木製の樋の中を温泉が通る仕掛けがあり、樋に溜まった成分は『湯の花』の原料になるそうです。
日没からはあいにくの雷を伴う豪雨!私はシャッターチャンスを得るべく、浴衣がけに下駄をつっかけていそいそと夜の湯畑へ。昼間は観光客でごったがえしていた足湯も独占状態!人っ子ひとりいない温泉場はちょっと幻想的な雰囲気で、宮崎駿の『千と千尋の神隠し』の一場面のようでした笑。
私は温泉についてはあまり詳しくないのですが、草津の湯は恋の病以外は何にでも効くとのこと!やっぱりなんだか体に良さそうな感じでした。そういえば、草津に着いたときにお茶を買うために入った売店の女性店員のお肌が、ドモホルンりンクルのCMに出てくる女性のようにツヤツヤだったことはやはり特筆せねばなりますまい。草津侮りがたしと思わせるに充分なエピソードでした(たまたまだったのかもしれませんが)。
宿では運良く雨上がりの露天風呂を堪能。空気も澄んで星空が綺麗に見えました。露天風呂は屋外で全裸が許される唯一の場!(笑)その開放感は筆舌に尽くしがたいものがありました。
短い旅でしたが、草津の人々が草津の湯を愛し、誇りとし、大切にしているんだな(当たり前と言えば当たり前なんですが汗)というオーラが町全体から感じられました。そのオーラも、攻撃的でちょっと辟易してしまうような類のもの(そういう観光地って結構多いです)ではなくて、ふわっと柔らかな感じでしたね。
ホテルの従業員をはじめ、タクシーの運転手さん、お土産屋の店員さんたちの、笑顔の加減、会話のやり取り・間といった『ゲストとの距離感の取り方』も自然で心地好く、あ~やはり湯治場としての長い歴史が培ってきた自信とゆとりの産物なのかな~小さいけど豊かな町だなという印象を持ちました。『草津よいとこ』・・・看板に偽りなしでした笑。
因みに草津町民憲章は『歩み入る者にやすらぎを、去り行く人にしあわせを』
今日は午前中美容室に行ってきました。私は美容室が大好きなので月に一度の楽しみな時間です。
私の担当はW君という男性です。W君に髪を切ってもらうようになってもうかれこれ2年近くなるでしょうか、大変優秀な美容師さんです。
美容師という仕事は他の接客業と比べるとお客様と物理的に近い距離で会話などをしながらしかも高度な技術を要する施術をするという特殊な職業です。お客様に不愉快な思いをさせないように常に身なり・エチケット・言葉使い・立ち居振る舞いに気を遣わなければなりませんし、様々なお客様と多様な会話をしなければならないので知性も要求されます。と同時に手指を駆使して細かな作業を繰り返さなければなりませんので特別な修練が必要です。美的センスも問われるでしょう。長時間の立ち仕事ですから体力も不可欠。ですから誰もがおいそれとなれる職業ではないなと常々思っています。でも本来プロの仕事というのはどんな職業であれそういうものだとも思っています。
今日はわがままを言って、そんなプロフェッショナルの愛用の鋏を接写させていただきました笑。プロの道具って美しいですよね。
こちらがW君が在籍している美容院です→http://www.salondeu.com/kamata/index.html
先日、横浜をぶらり散歩しました。今回のスタート地点は馬車道。
馬車道といえばここは外せません。日本で最初の洋品店『信濃屋』です。
今日はこれといって目当ての品も無かったので、お店の方と小一時間ほど世間話。帰り際、ブログ用にと表看板を撮らせてもらいました。今年は横浜開港150周年だそうですが、信濃屋は開港8年後にオープンなんですね~。
こちらでちょっと休憩。
馬車道のイタリアン『パネ エ ヴィーノ』です。
信濃屋に立ち寄った時は必ずといっていいほどこちらにも立ち寄りますが、今回は時間が合わず看板のみで(苦笑)。お奨めはなんといってもボロネーゼ!ミートソースのスパゲティですね。少しドライな食感の旨みがぎゅっと凝縮されたソースは肉好きを唸らせる味なんです。興味のある方は是非一度ご賞味あれ笑。リピートすること請け合いです。
あと、こちらのお店が輸入元になってワイナリーから直接仕入れている赤ワイン『キャンティ クラシコ レセルヴァ』もかなりのお奨めなんですが、詳細はまた後日改めてということで、きょうはとりあえずここまでです笑。
ブログの更新って結構大変ですね(^_^;)。
-『追記』-
先日、『パネ・エ・ヴィーノ』再訪しました。私のお気に入り『ボロネーゼ』を始め、今が旬の『ムール貝とアサリのワイン蒸し』、彩りも美しい『イタリアンミックスサラダ』、濃厚さの中に繊細な薫りただよう『桜海老のクリームソースの手打ちタリアテッレ』、皮はカリっと身はジューシーな『香草でマリネした健味赤鳥のグリル・ディアボラソース』、クラシックな味わいの『カプリ風チョコレートトルタ』などを堪能しました。
先日のアップでお奨めとした赤ワイン、正しくは『リセルヴァ・キャンティ・コッリ・フィオレンティー二』という名だそうで、フィレンツェ郊外にあるポッピアーノ城主グッチャルディーニ夫妻がワリナリーとのこと。ワインリストの1ページ目には仲睦まじいグッチャルディーニ夫妻の写真もありました。
ぶどう品種はサンジョベーゼ・コロリーノ・カベルネソーヴィニョン・メルロー。
こちらのお店は料理やワインの質の高さもさることながら、ほぼフルサービスに近いその質もピカイチです。実は前回訪問した際に不運にも上述のワインが品切れで惜しい思いをしていたのですが、今回ソムリエさんはそのことをちゃんと憶えていてくださり、私がオーダーする前に黙ってそのワインを捧げ持ってきてくださいました。『なんでもないこと』なのですがその『なんでもないこと』が嬉しかったりするんですよね。もちろんワインがより美味しかったことは言うまでもありません笑。
また、こちらのスタッフはサービスの基本中の基本である、お客様を『観察』する、という仕事を常に怠りませんね。まだお若い女性スタッフの方でしたが、私が会話の中で手をほんの少し上げる仕草をしたのですが、彼女がその動きをさっと察知したときの視線は、まるで映画『ボディーガード』のエンディングロールのケビン・コスナーか! と思わせるほどの鋭さでした笑。
信濃屋さんのHPです→http://www.y-shinanoya.co.jp/top.html
パネ・エ・ヴィーノさんのHPです→http://paneevino.jp/
桃の花です(恐らく笑)
自宅の近くで通勤途中に見かけたので、早速休日に撮影しました。
『ツートンカラーの珍しい桜だな~』と思いながらパシャパシャ撮影していたのですが、通りがかりの熟年夫婦が『お!桃の花が咲いてるね』と仰っていて、そこで初めて桃だということを知りました汗。なんという無知!
足をとめて携帯のカメラで撮影している方が結構いました。
私もデジカメを購入してからは今までと視点が少し変化してきたようです。