京都検定合格めざして!

京都検定受検を口実に、京都のあちこちにいきます。2級は合格しました。v(^^)v

六角堂

2023年03月09日 08時37分05秒 | 旅行

三条通の近代建築を見てから、六角堂へ向かいました 

こちらへ来るのは3回目、というより、正確には2回目

1回目はブログを書き始めるよりずっと前のこと

その次は数年前ですが、着くのがちょうど5時になってしまい、目の前で扉がすうっと閉じられました 

 

 

六角堂山門から六角通りをへだてた向かい側に、六角堂の鐘楼があります

     

六角堂の飛び地だそうで、江戸時代初めからここにあるとのこと

鐘は第二次世界大戦の金属供出で失われましたが、昭和29年に再鋳されました

 

 

山門を入ると、正面にお堂があります

これが六角形なので、六角堂と呼ばれます

   

   

587年に聖徳太子が創建されたと伝わっています

1461年の飢饉のときは門前で炊き出しが行われました

応仁の乱のあとは、下京の町堂として、集会所のような機能を果たしました

 

 

また、六角堂は生け花と深い関係にあります

生け花はもともと仏さまにお供えするお花から発展したもので、

池坊の家元はみな六角堂の住職

六角堂の隣には「池坊会館」もあります

 

 

へそ石です

六角堂が京都の中心とされたことから、その名がついたともいわれています

 

 

 

たくさんのお地蔵さん

   

   

一体ずつ手編みのあたたかそうな帽子をかぶっておられます

ちゃんと頭の形にあわせて一つずつ毛糸で編まれたのがわかります

色もそれぞれ違っていて、すごいですね 

夏になると今度は涼しい帽子に替わるんやろかと、気になりました

 

 

境内の北には聖徳太子沐浴の古跡とつたえられる池があり、(池坊の名はこの池に由来するとのこと)

白鳥が泳いでいましたが、

こんな注意書きがありました

   

「おなかを壊すといけないから」ではないんですね 

 

 

 

本堂前の柳が、少しですが緑に芽吹いていました 

   

この柳、「縁結び六角柳」と呼ばれています

 

御朱印をいただきました

   

 

そうそう、三条大橋を渡ったとき、ちょうど工事をしていました

老朽化した高欄の更新工事だそうで、前回の更新は1974年(昭和49年)、半世紀前です

下流側から工事が進み、上流側はこれからのようでした

高欄には鞍馬山のヒノキを使用、いい香りがしていましたよ 

   

   

   

この工事には4億円かかるそうですが、そのほとんどがふるさと納税を通じた寄付金でまかなわれたそう

すごいなあ 

寄付した人の名簿が公表されてましたが(公表に同意した人だけ)、とても全部見ることができない人数です

「お金の使い方」について考えさせられたことでした

 

今回、久しぶりに錦市場も通ってみたのですが、思った以上の観光客の多さにびっくり 

外国からのお客さまも順調に戻ってきていました

途中まで歩いて、これは進めないなと四条通に出たのですが、こちらもかなりの人出 

歩道拡張についていろんな意見が出ているようですが、

拡張してよかった、もとのままだともう歩けないな・・・・ 

と、車に乗らない私は思いました

 

これから桜の美しい季節になり、観光客はどっと増えるでしょう

どこか穴場を探してお花見に行きたいものです 

 

 


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