京都検定合格めざして!

京都検定受検を口実に、京都のあちこちにいきます。2級は合格しました。v(^^)v

報恩寺

2014年01月26日 12時30分21秒 | 旅行
妙顕寺を出て、すぐそこ、報恩寺です

ここも、「京の冬の旅」 初の特別公開中です



「報恩寺」と「大報恩寺」混同しそうですが、「報恩寺」は西陣にあり「大報恩寺」は北野天満宮の近くで別名「千本釈迦堂」


門前の石橋は桃山時代の石造美術として有名なんだそうです


     




庭園は白砂の枯山水


     




 
1623年、江戸から上洛していた黒田長政はこのお寺を宿舎としていたのですが

病気になり、ここの客殿で亡くなりました

黒田長政というと、今年大河ドラマで話題の黒田官兵衛…岡田君や…の息子ですね


また、この客殿には有名な「鳴虎の図」があります

これは、1501年、後柏原天皇より下賜された掛け軸で

毛の一本一本まで細密に そして立体的に描かれています

そんでもって、右横から見るんと左横から見るんとでは、姿が違って見えるんです 

不思議だ・・・

豊臣秀吉はこの絵が大いに気に入り、聚楽第へ持ち帰りました

ところが、夜ごと虎が鳴いて眠れなかったので、すぐに返したとか 

内部は写真不可なので、チケットの写真をかわりに


     


 

で、実は本物の痛みが激しく、この度デジタル複製画が完成しました

拝見したのはその複製画です

なんと、約8億画素という世界最高クラスの高解像度 

こういう技術があるから、貴重なものを間近に見ることができるわけで、ありがたいですね





鳴虎図とならんで有名なのが「撞かずの鐘」

平安末期の鋳造で、国の重要文化財です


       



「撞かずの鐘」とよばれるのには悲しい言い伝えがあるんですが、京都検定のテキストの「京都の伝説」のとこに詳しく書かれてるんで、興味のある方は立ち読みを・・・いえ、購入をどうぞ


で、実際、大みそかの除夜の鐘だけ撞くんだそうです




ご朱印をいただきました


     


お昼過ぎたので、今回の京都歩きはこれでおしまい

今年も暑さ寒さに負けずあちこち出かけたいです

元気でがんばろっ 



つけたしですが、京都検定2級合格しました 

86点でした

応援くださった皆様(が、もしおられたら)ありがとうございました 

1級は・・・たぶん・・・受けないと思います  難しすぎるし・・・

でも、このブログはもちろん続きますので、どうぞよろしくお願いいたします 




    

    


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妙顕寺

2014年01月23日 16時32分18秒 | 旅行
相国寺を抜けて、妙顕寺へむかいます

たぶん、堀川通からならわかりやすかったかもしれないんですが、東からだとなんだか細い道でよくわからない

   地図は2つも持ってるんやけど、あんまり役にたたない・・・じゃなくて、役にたてられない

う~ん、もっと北みたいや


と、行きかけると、後ろから "Excuse me・・"

うっそ~  私とちゃうやんなあ 

    いや、私しかおらへん・・・


英語は私の数ある弱点のうちの一つですよ 


仕方なく振り返ると、外国人のおじさんが

「#$%& ミョウケンジ #$%&・・・・」

う~ん、妙顕寺への道をきいているようだ

なら、一緒に行くしかあるまい 

  私もそっちへ行くので一緒に行きましょう

と(一応英語で)答えてそのあと言ってしまった 

"I can't speak English."



実はうちの子供が中学生だか高校生だかの時、京都のまちで外国人に英語で話しかけられ

"I can't speak English."と言ってスルーしたことがあり

英語しゃべれてるやん  おかしいやん 

と散々ネタにしたことがあるんですが

今回の私のほうがもっとウケルわ 


おじさんは「いやいや、上手ですよ」と言ってくれた(ようだった)けど

とにかく会話が続かない・・・

「妙顕寺って、そう有名じゃないのに、なかなか通ですね」とか

「特別公開のところを回ってられるんですか」とか

すべて心の中だけのせりふです 

残念だなあ

やっぱり英語は京都観光に必須やなあ

妙顕寺に無事着いたときは、ほんとにほっとしました、はい




さて妙顕寺ですが、1321年に創建された、京都における日蓮宗最初の寺院です

 
戦国時代には、本能寺や六条本圀寺と並んで織田信長の京都での宿泊所になっていました


今、「京の冬の旅」で21年ぶりの特別公開中です

本堂と方丈です


        


総欅造の本堂は天井に信徒の家紋があしらわれており、見ごたえがあります



また、ここはお庭が有名です


四海唱導の庭


     

  客殿前の枯山水庭園です


  「四海唱導」の意味はガイドの方の持ってられるボードにある通り 


     



光琳曲水の庭


     


  信徒であった尾形光琳の絵画をなぞらえたものだそうです

  ここで、さっきの外国人のおじさんに再び遭遇

  ものすごく熱心に写真を撮ってられました 

  そっかあ、お庭の写真が目的だったんだ・・・と思ったが、また結局しゃべれず、目礼のみ 


  他にも若い女性二人組も立派なカメラでいろんなアングルから撮影してました

  最近、こういう人達が増えているような気がしますね




孟宗竹の庭


     


 小さい庭ですが、すきっとした印象のお庭です 

 来訪者に特に喜ばれているんだそうです(と、お寺さんのホームページに書いてあった)



ご朱印をいただきました


     


ここから次に報恩寺にむかいます

今度は絶対に迷わないぐらいの近さです 




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相国寺

2014年01月22日 14時19分22秒 | 旅行
阿弥陀寺から西へ、相国寺です

北向きの屋根には、昨日の雪が残っています 


     


     


相国寺には何度か来ていますが、まだ見てなくて気になってたところがあってね

それは「宗旦稲荷」


      



左右に狐さんがみえるでしょうか


     



ここもよく京都検定でとりあげられています

相国寺の境内に狐がすんでおり、千利休の孫 宗旦の茶会で 宗旦に化け 見事なお点前を見せたというおはなし 


中にも、たくさんの狐がいましたよ


     




ほんとは、相国寺はすっと東に通り抜けるつもりだったんですが、境内にある承天閣美術館で円山応挙展をやってたので、見ていくことに

この美術館、以前ゆきちゃんと伊藤若冲展を見に来て、2時間以上並びました

今日はすいすいです

その時気が付かなかったけど、こんな中庭がありました


     


手前の石塔は、韓国高麗時代(918~1392)のもので、もともと金閣寺の庭園に置かれていたそうです

でもって、大徳寺聚光院の千利休の墓石と同じ形なんだそうです



金閣寺の模型もありました


     


 ・・・・・ 金閣寺も銀閣寺も、実は相国寺の塔頭寺院だって知ってました 

 ・・・・・ 金閣寺・銀閣寺のホームページは、相国寺のホームページとセットになってます 





で、円山応挙展ですが、障壁画を中心に、絵画、写生など多数展示されていました

びっくりしたのは、子犬の絵がたくさんあったこと

犬好きの人なら、絶対キュンとくる可愛さです 

ほかにもいろいろ興味深い作品がいっぱい 

ゆったりと拝見してきました




さて、相国寺を出て、また西へ向かいます

次の目的地は妙顕寺です 













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阿弥陀寺

2014年01月21日 08時45分57秒 | 旅行
今年初めてのブログ更新です

お正月は美味しいもん食べてごろごろしてました 

美味しいもんのうちの一つ、花びら餅です

京都のお正月のお菓子です


    


とらやさんで買ったんで、お高かったけどその分美味しい 


そんでもって、寒い日が続き、なかなか京都歩きにも行けず


太るばっかりやんか 

歩かなあかんで 


でも今日(20日)は最高気温が久しぶりに10℃を超えるという予想

で、行ってきました    京都市観光協会「京の冬の旅」です

いろんな非公開文化財が特別公開されています



まず、出町桝形商店街を西にぬけます


     


ここ、鯖街道の終着点なんだって 

ちなみにこの商店街、アニメの舞台のモデルになったそうですよ 



それから、寺町通りを北上

寺町通りを、今出川から四条までは何度も歩いたことがありますが、今出川より北は初めてじゃないかな

やっぱりお寺がたくさん並んでいます


途中、石材店でこんなのがあった 


     


石でできたぴかぴかのタイヤですよ

お墓ではなく、インテリアのようです

こんなん、好きな人は好きやろなあ   



で、目的地 阿弥陀寺に到着


          


ここは京都検定の勉強(といえるかどうか)で何度も名前が出てきてて、出町柳からも近いので、一度来てみたいと思っていたところ

「京の冬の旅」公開は12年ぶりだそうです

阿弥陀寺というと織田信長

開山である清玉上人が、本能寺の変の際にそちらへ駆けつけ、信長の遺灰を阿弥陀寺へ運び

本能寺と二条城で討死した織田家中百余名とともに供養、埋葬しました



阿弥陀寺には、信長の木像のほか、槍、弓、鞍掛、本能寺での討死者の合同の位牌などがあり

今回詳しい説明とともに見せていただきました

内部の写真は不可なので、チケットの写真をね


     


また、墓地には信長父子のお墓も


        


     


本能寺、大徳寺総見院、船岡山の建勲神社 ぜーんぶ信長つながりですね


ご朱印をいただきました


     


私の前に並んでられた女性は、なんと埼玉からとのこと 

京都が好きで年に数回来られるそうです

う~ん、遠いところから来られる方は思い入れが違うよね

私なんか、思い付きのいきあたりばったりやからね

     まあねえ、全てにおいてやけど・・・・


ただし、いつもいつも拝観時間を間違えてるので、今日はちゃんと時間を調べて10時にきた 

って、自慢げにいうことでもありませんが 



ここから、また西に進みます 



















コメント (2)
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