京都検定合格めざして!

京都検定受検を口実に、京都のあちこちにいきます。2級は合格しました。v(^^)v

夕暮れの宇治

2010年09月22日 13時33分16秒 | 旅行
朝夕はやっと少し涼しくなりました 

今回は宇治へでかけます 

駅を出ると、すぐに宇治橋が見えます


     



宇治橋から川上方向に橘島 左が朝霧橋です



     


宇治橋の橋脚のすぐ川上側にこんなおっきな杭が 



     



これ、なんのためにあるか御存じですか 

これは洪水などで木などが流されてきた時に、橋にひっかからないよう、ふせぐもの  
あっ、もちろん、ここだけじゃなくて、あちこちの橋にありますよ


ここから少し歩くと 橋姫神社
こじんまりしています



     


643年(大化2年)宇治橋が架けられたときに、宇治橋を守るために建てられたそう


えらい昔やな・・・  

源氏物語宇治十帖の第一帖は「橋姫」ですよ 

私ごとですが(というか、私ごとしか書いてないな・・・)ちょうど瀬戸内寂聴さんの女人源氏物語全5巻を読んだとこ 




もう少し参道を行くと、県(あがた)神社
ここは古代に創建

こっちはもっと昔やな・・・ 



     



その後、平等院が建てられた時、平等院の鬼門にあたるためその鎮守社になったんだそうです

境内には大木・古木

このむくのきは樹齢500年だって 



     


実は宇治に着いたのがもう5時半だったので、おきまりの平等院はもう閉まっています 



宇治橋に戻る途中、釣りをしている人たちを見かけました


     





ここでおとーさんと合流 

な・ん・と  宇治川の鵜飼を見にいきます 

続きは次回へ 

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上御霊神社から相国寺へ

2010年09月12日 21時58分06秒 | 旅行
暑い京都のサイクリングの続き 

本法寺をあとにして、上御霊神社にむかいます

下御霊神社は以前ブログにも登場したし、何度も前を通ってるんですが、
上御霊神社は初めてです



     



ここもだ~れもいません(今日はずっとそうやな)

境内は応仁の乱勃発の地なんだって 

1467年1月18日の早朝 (昔のことなのに えらく細かいことまでわかってるんやなあ  )
この神社の森に、畠山長政が陣をしいたことから 応仁の乱が始まったんだそうです
 


     
 

今はそんな歴史がうそのように静かです 




さて、今日最後の目的地 相国寺です

前にmokaちゃんと ここの美術館に 伊藤若冲展を見に来た時
ものすご~く並んだ記憶が・・・ 


今日は塔頭のひとつ、瑞春院です
「京の夏の旅」で特別公開中ときいて やってきました
残念ながら、中の写真は 

          



さすがにここではもう一人見学の方(東京からだって)がおられて、いっしょに説明を聞きました

ここは水上勉の「雁の寺」の舞台(うんうん、とうなずいたものの、読んでない・・・ 

水上勉がここの小僧さんだった時はまだ子供で、襖絵が「雁」だと思いこんでいた
直木賞をとって久しぶりに訪れ、じつは孔雀の絵だったことを知り、びっくりした
ところが、以前は入れなかったその隣の御住職の部屋の襖絵が雁であることを知り、こんどはぞ~っとした・・・・んだそうです 



その襖絵の 上田萬秋筆「雁の絵」 今尾景年筆「孔雀の絵」を拝見し、お庭を見て水琴窟の音色を聴き・・・

この水琴窟は、とっても有名らしい
すごく澄んだ音でした 
六本木でこの音の録音が流れていたとかいうことです

いろんな解説をきけて、ほんとによかった 

これで今日のサイクリングはおしまい と、出町柳に向かう途中、こんなのみつけた 

「甲子役戊辰役薩藩戦死者墓」です



     


私のガイドブックには載ってませんでした

甲子役とは蛤御門の変、戊辰役とは鳥羽伏見の戦いのことです
これらの戦いで亡くなった薩摩藩士72名の合葬碑
大正4年に建てられたらしいから、ちょっと不思議やな 


以上、9時半に自転車借りて午後2時に返すまで、いろいろ見て、お墓まいりもして、
駆け足の旅でした

あ~、暑かった~ 

そうそう、こんど「雁の寺」を読もうっと 
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大徳寺あたり

2010年09月10日 23時23分51秒 | 旅行
上賀茂神社で烏相撲をみたあと、自転車で西へ向かいます 
御薗橋をわたって、神光院へ

ここは、東寺・仁和寺とならぶ京都三弘法のひとつです

だ~れもいません

前庭の刈り込みは、衝立のように四角です 
これは珍しいのでは 


     



百日紅がきれいでした
  
 
     



弘法さんも暑そうです


     


 
ここは、わたしの大好きなテレビの時代劇のロケによく使われるんだそうですよ


さて、そのまままっすぐ下りてきて大徳寺

勅使門と山門です


         

この山門の上に千利休が自分の像を置き、秀吉に切腹を命じられたっていうのは有名な話 


塔頭の一つの黄梅院
ここは入れないんですが、いつも門が開けてあり、苔が美しい庭が見えます



     

たしかに、見学者が入ると、この苔を維持するのはむずかしいかも



こちらは養徳院の庭
お墓まいりの人しか入れませんよ
(つまり私はお墓まいりしてきたわけで・・・)


     

ここの苔も美しいです
今年のような猛暑では、手入れが大変やったやろなあ



お墓まいりのあとは、いつも松屋藤兵衛の「松葉」を買うことにしてます
おいしいんよ~ 

・・・あら~、木曜は定休日やて
残念 

北大路堀川をちょっと下ったところで発見しました
なんと紫式部と小野篁のお墓 

こんな発見はバスや車では無理やね






右が小野篁、左が紫式部
堀川通りから数メートル入っただけのに、なんだかさびしい雰囲気があります 

なんでこの二人の墓がいっしょにあるのか、諸説あるようです


次は本法寺
本阿弥家の菩提寺です
本阿弥光悦が植えたという松がありました



     


多宝塔の2階部分は円柱形です


     




ここには「三巴の庭」という国の名勝があり、実はそれを見るのが目的でここまできたんですが

とびらが閉まっていてね 
まわりにだれもいないしね 
「あの~、すみませ~ん」と戸をあける勇気がでなかった・・・ 

また次の機会にしましょう 


サイクリングはまだまだつづきます 




 
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上賀茂神社の烏相撲

2010年09月10日 11時02分18秒 | 旅行
この夏は記録的な猛暑 
よって、このブログのネタを仕入れに京都へいくってことがしばらくできませんでした

しかし
やっとちょっとはましになったようなので、思い切って出かけることに 

きょうは9月9日の重陽の節句
上賀茂神社で烏相撲が行われます

なんか面白そうやし 

まず出町柳のレンタサイクル屋さんへ

ここで借りるのは3回目
おっと、300円から500円に値上がりしてた 

でも十分安いと思うわ 


これが今日半日つきあってくれた「赤い自転車」です



     


出町から上賀茂神社までは20分もかかりません
やっぱ、自転車が便利やわ 

途中、加茂川の中州で、草刈りをされてました
ごくろうさま  



   



上賀茂神社です

来たのは3回目かな


   



葵祭の斎王代が平成3年から参加されてます
この時期、十二単はおそろしく暑いやろうなあ



     


相撲をとるのは地元の子供たち(少年野球チーム  らしい)



     


取り組み前に 烏帽子姿のふたりが ピョンピョン横飛びしたり
「カーカーカー」と烏の鳴きまねしたり
土俵の砂にまじないを書いたり  と
すごーくユニーク

平安時代からずっと続いてるんやなあ 

相撲はかわいかったよ~


     



始まるまで1時間くらい待ち、やっぱり暑かったんですが、
こういう涼しげなところも 



     


で、せっかく自転車借りたんやから、あちこちいかないとねえ 
次回に続きますよ 
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