京都検定合格めざして!

京都検定受検を口実に、京都のあちこちにいきます。2級は合格しました。v(^^)v

伏見界隈

2010年06月28日 22時58分26秒 | 旅行
雨の土曜日、思い立って伏見へ

前から気になってた十石船にのりますよっ

伏見は酒どころとして有名
酒蔵をながめながら、濠川を進み
三栖閘門の資料館を見学して、また船で戻ってくる
というコース

雨なので、定員20名の船が私たち夫婦貸切になるかとおもいきや
なんのなんの
おばさまたちの団体といっしょで満員でした(にぎやか~  )



酒蔵が並ぶ川沿いには、あじさいが美しく咲き誇ってました 


       


20分ほどで三栖閘門につきます
これは水位の異なる濠川と宇治川を結ぶために、昭和初期に造られました


     


船が通るために、開けたり閉めたりして、水位を変えたそうです

資料館の模型でわかりやすく説明されてました


     


さいごに船が通ったのは、今から何十年も前のこと
今は閉めたままで、堤防の役割を担っています

宇治川をいまのような流れにしたのは豊臣秀吉
それまでは淀までだった水運を、伏見までのばすためだって

さて、このまま船で戻って月桂冠大倉記念館へいくつもりやったんですが
資料館のおじさんが「今からだと、船では間に合いませんよ~」
ええっ!!
おとーさん、実はそっちのほうが楽しみやったんちがうの? 

ということで、急きょ歩くことに 
つまり、船より歩く方が速い

ま、歩いて10分、無事間に合いました 
入館料は300円ですが、おみやげにお酒をもらい、見学の最後に試飲もできる 


   


まさにおとーさんむきの資料館です 


     


酒造りの工程が展示されていて、なかなか興味深く拝見しました


     


一斗びんなんてものもありました
左手前の一升びんと比べると、そのでかさがよくわかります


   


資料館のあと、いま話題の坂本竜馬ゆかりの寺田屋へ
もう公開時間はすぎていましたが、数人の方が見にきてはりましたよ 






最後におまけ 
京阪伏見桃山駅すぐ近くにこんな石碑が 



     


ここは、徳川家康が日本で初めて銀座を開いたところです
う~ん、東京の銀座より歴史があるわ 
当時、周辺には両替商が軒を連ねていたそう

ここ伏見大手筋商店街にはたくさん銀行があり、この石碑も銀行の真ん前にありました



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御香宮

2010年06月14日 21時07分46秒 | 旅行
梅雨入り前のことですが
伏見の御香宮へ行ってきました

近鉄・京阪のどちらの駅からもすぐ、という立地の良さ

表門近くまで来ると、道に鳥居が 
これって、道路幅よりかなり狭いと思うよ・・・ 



     



さて、表門です
もとは伏見城の大手門だったというだけあって、立派な門ですよ~ 


     



表門を入ると、静かな雰囲気の参道がのびています


     


さて、その右手にある、桃山天満宮
その中にこんなものが 


     

これって 前回の「残念石」みたいなものでしょうか
ここで遊んだら そら間違いなくキケンやわ 

参道の先には拝殿と本殿があります
両方とも「豪壮華麗」 最近の修理で、極彩色が復元されています  


     

本殿の左手にありました  御香水 
このお宮の名前の由来です
伏見七名水のひとつなんだって 


        

この人たちは、御香水をくみにきた方々
水を入れる容器を手に、並んでおられました

さてさて、ここに小堀遠州ゆかりのお庭があるとのことで、拝観してきました
なんと200円だし 

今から350年ほど前、伏見奉行に着任したのが、小堀遠州
遠州公は奉行所内に立派な庭園を造りました
それを見た三代将軍家光は、大いに感心し、5000石加増したんだと 


今見られる庭園は、そのときの石を移して、戦後つくられたもの
手水鉢には文明九年(1477年)の銘があり、非常に珍しいそうです
手水鉢っていっても、おっきいよ 


     

ほかにお客さんはなく、ひとりでお庭を楽しんできました 
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