京都検定合格めざして!

京都検定受検を口実に、京都のあちこちにいきます。2級は合格しました。v(^^)v

平安神宮

2010年02月22日 15時25分05秒 | 旅行
東山二条に用事で出かけた後、平安神宮まで足をのばしました。
前回来たのは桜の美しい季節。その時は神苑も見学しました。
今日は何か新しい発見があるかな・・・


平安神宮は1895年、平安京遷都1100年を記念して創建されたもの。それは知ってた
ま、それしか知らへんかった

おまつりされているのは、平安京創始の桓武天皇(第50代)と、平安京最後の、孝明天皇(第121代)。
つまり平安京の最後イコール江戸時代の最後なんやね。

ほぉ~、そうなんかぁ~


     


これが應天門。観光シーズンじゃないので人影もまばらです。
そうそう、この近くで四つ葉タクシーとすれ違いました(京都の人にしかわかんないかも・・・)

境内に入ると、左手には白虎 右手には青龍の手水がありました。
白虎はなんだか動物園みたいで、リアルにかわいい感じかな

                    

               白虎                              青龍

奥の大極殿から見て右側に右近の橘、左側に左近の桜があります。
應天門側から見ると、左右は逆。
これって御所とおんなじ。

桜は当然まだ咲いてない。
けど、橘はたーくさん黄色の実がなっていました。
大きな木だし、なかなか壮観。
満開の桜より珍しいかも

ところで、木全体がむしろのようなもので覆われているのはなんでやろ?
鳥に食べられないためやろか?
何も書いてないのでわかりませんでした。
ご存知の方、教えてくださいな

                  

            右近の橘                         左近の桜 
 
帰るときすれ違った団体さん。中国からのお客様でした。
中国だと日本のお寺や神社より歴史のある建造物はいくらでもあるだろうに、ありがたいことです。

中国にも金閣寺みたいにピカピカのお寺があるんかなあ・・・                    

今回はデジカメ持ってなくて、携帯の写真なんで、残念な写真ばっかりです。



    
   







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東福寺 その2

2010年02月09日 13時34分58秒 | 旅行
前回に続き、東福寺です。

退耕庵を出て臥雲橋を渡ります。
木造なので、床板のすきまから下が・・・

     

ここからはあの有名な通天橋がよく見えます。
紅葉の季節や新緑の季節とはまったく違った風景です。
すごくすいてて、人影もまばら。
観光シーズンにしか来たことのない人にとっては、うそ~!っていう感じかも

     


さて、これも特別公開中の即宗院へむかいます。
門の前には偃月橋。郵便やさんのバイク  は橋の手前までね。

     


即宗院は薩摩藩の島津家ゆかりの塔頭で、三門にある仁王像は石造。
これって薩摩の特徴なんやって。

     

篤姫が江戸輿入れの際に立ち寄った、その時の火鉢が展示されていました。とても寒い時期やったらしい。
火鉢には、島津家の家紋の、まるに十の字がありました。

お庭は、江戸時代の名所図会にも掲載された名庭園です。
なんと、手入れはすべて御住職。庭師をいれてないんだって

     



また、ここでは西郷隆盛と清水寺の僧・月照が倒幕の計画を密かに練ったとか。
西郷隆盛の自筆による薩摩藩士東征戦亡之碑がありました。

お庭には、赤千両と黄千両が並んでかわいい実をつけていました。

       


以前、夫と来たときに通天橋から開山堂は拝観したので、今日はパス。
でもやっぱり八相の庭は見ていかないとね
   
       

     西庭 (さつきと砂地の市松模様)                    北庭 (苔と敷石の市松模様)

      

     南庭 (八海と四仙島・五山)                        東庭 (北斗七星)

南庭の写真は、立派なカメラを持ってる人と同じアングルから撮ってみました。満足

ここで、外国人のお客様を英語で案内している方を見かけました。
すごいなあ
あそこまでできなくてもいいけど、私も少しはしゃべれたらええのになあ


最後に東福寺三門。1425年再建。禅寺としては日本最古です。ほんまに人がいないでしょう?

     

ということで、2時間で駆け足観光  もりだくさんでした。
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東福寺  その1

2010年02月08日 13時10分13秒 | 旅行
今日の目的地は、東福寺。
やはり、冬の特別公開をしています。

奈良の「東大寺」と「興福寺」から一文字ずつ取って「東福寺」って名づけられたってご存知でした?
私は東福寺のホームページを見て初めて知りました。
なんだか、びっくりしませんか?

退耕庵に着いたのが9時半。
しかし!
開いてない!
拝観は10時からやって・・・
ちゃんと調べてなかった私があほやった・・・

でもこの寒いのにじっと待ってはいられない。
というわけで、予定になかった霊雲院へ。
もちろん東福寺の塔頭の一つです。
ここは9時から開いてました。

いや~、怪我の功名といいますか、すてきなお庭でした。
九山八海の庭。
一時荒廃していたものを、重森三玲氏が修復されたそうです。

      


手前の石が、細川家からおくられた「遺愛石」です。
五百石のかわりにくださいって、和尚さんが申されたんだって

う~ん、今でもこうやって多くの人が見るのだから、正解だったような気がするわ。

ここは日露戦争中にロシア人捕虜収容所にもなっていて、捕虜の人たちが作った木製のギター、バイオリン、タンバリンが遺されていました。


        

さて、10時過ぎ。退耕庵に向かいます。

     

関が原の戦いの前に石田三成らが謀議を行った作夢庵。
杉苔の美しい真隠庭。
写真が撮れないのが残念。

ここの解説をしてくれたのは立命館の学生さん。
関東出身やそうです。
地元の若い人よりも他の地方の人のほうが、こういうことに興味がありますね。
京都や大阪の子は「いつでも行けるわ」と思ってるもんね。
この学生さんは、とっても長い解説をよ~く覚えてられました
ちょっと間違えた時は深々とおじぎをされ、かえって私のほうが申し訳ない気持ちになりましたよ。

退耕庵には小町玉章(たまずさ)地蔵があります。
小野小町が受け取ったたくさんの恋文が納めてあるとか・・・
へえ~
右の写真は「小野小町百歳の井戸」
百歳まで生きてたはずないと思うけどね

       


さて、東福寺は次回に続きます。
     
コメント (2)
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