念願の東京ドーム公演を成功させ、「絶対的エース」前田敦子(21)も卒業したAKB48はこれからどこへ向かうのか…。第2幕の全体像はまだ明らかになっていないが、その底流にあるのは「原点回帰」だ。
劇場支配人の戸賀崎智信氏(38)は「基本は劇場公演。そこが熱くなければAKBではない」と話す。
AKBのコンセプトは「会いに行けるアイドル」。ステージと客席の距離が近い、定員250人の劇場をホームグラウンドとして着実に人気を獲得してきた。
しかし、ブームになってからは他の仕事が増加したため、中心メンバーが定期的に劇場公演に参加するのが難しくなった。さらに今年は東京ドーム公演が一大目標としてあったことから物理的にも精神的にも劇場公演との両立が一層困難になった。
「劇場公演がだれてきていて、私の耳にもファンの不満の声が届くようになった。もともと、大きな会場からではなく小さな劇場から発信するのがAKBだから、その核の部分が崩れたらダメになる。劇場の250人を満足させる力がなければドームの観客も満足させられない」と戸賀崎氏は指摘する。
既に劇場公演強化への手は打たれた。東京ドーム公演の際に発表されたチーム編成替え。これまでの4チームを3チームに減らすことで、劇場公演に出られないメンバーを生み、自然と競争原理が働くようにする。
「今回の組閣で、劇場公演ががらりと変わると思う」と戸賀崎氏はその効果に期待する。
もう一つの活性化策が握手会の見直しだ。握手会も劇場公演と同じように「会いに行けるアイドル」の具現化の大切な要素。8日に岩手県滝沢村で行われた握手会では「握手会の女王」とも言われる柏木由紀(21)と「次世代のエース候補」の島崎遥香(18)が同じレーンに入ってファンと握手する光景が見られた。
戸賀崎氏は「実験的に“師弟関係”をつくってみた。ファンと丁寧に握手していけば1年後の結果が違ってくる。島崎には柏木を見習ってほしい」と明かす。
ちなみに、こちらは、NMB48劇場サプライズ出演編です。
<!-- 高橋みなみ×NMB48 「NMB48公演にサプライズ出演!」 -->
最近、女性からこんな質問されませんか?―「AKB48の中で誰が好き?」―
合コンなどでよく聞かれるようになったこの質問。もちろん自分の好きなメンバーを素直に答えればいいのだろうけど、でもちょっと待った! 過熱するAKBブームを冷ややかに見ている女性も多いはずで、「好きなメンバー」として挙げた名前によっては、女性から「センス悪い」なんて思われてしまうことがあるかも…。逆にうまくツボをつけば、AKBのメンバーを言うだけで差がつけられたりして?
ということで、まずは女性100人に、「『好きなAKBメンバーは?』と聞かれたときの男性の答え」で「男性が挙げたメンバーによっては、その男性の評価が上下することはありそうか?」とアンケートしてみた。すると、実に60人の女性が「ある」と回答。これはやはり要注意だ。
では一体、どんなメンバーの名が挙がると評価が変わるのか。まずは、「評価が上がるメンバー」を聞いてみたところ、もっとも多かったのが「篠田麻里子」(60人中9人)。理由は「おしゃれできれいで大人っぽいから」(27歳)、「男気がある感じ」(25歳)など、外見の美しさはもちろん、性格面が重要なようで「男に媚びていない感じがするので、彼女を良いと思う男性なら好感が持てる」(31歳)という意見も。その人となりが好かれている理由のようだ。
次点以下には、「普通な感性の持ち主だと安心する」(28歳)という理由が多かった「大島優子」や、「顔だけで選んでいないと分かる」(34歳)という声が聞かれた「高橋みなみ」などが僅差で並んだ。
しかし問題は、男性が「好きなメンバー」として名を挙げると「評価が下がってしまう」のは誰かということ。気になるアンケート結果を見ると、もっとも多かったのが「板野友美」(60人中10人)。「品がない」(30歳)、「ちゃらちゃらしているから」(34歳)といった声のほか、かなり辛辣な意見が並んだ。
そして2番目に多かったのが、「渡辺麻友」(60人中7人)。回答者全員が共通して「ぶりっこ」を理由にしていることから、やはり女性の「ぶりっこ」に対する反発心はかなり強い模様。また3番目には、「指原莉乃(HKT48)」(60人中6人)の名が挙がり、「女の本性を見抜けない人はちょっと無理」(28歳)、「自己中心的な感じがにじみ出ている」(32歳)と、手厳しい…。
とはいえ、AKBメンバーに対する見解や好き嫌いはもちろん女性によって様々。つまり、「好きなAKBメンバーは?」と聞かれてどう答えようが評価ダウンのリスクは避けられないわけで、「特にいない」と答えるのが一番安全なのかも…トホホ。