イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

哲学するより直ぐに役立つ勉強が良いのか?(私も貴方も大事にする世界 2/10)

2019-07-19 | 第一章「意識と知覚」

 「何のために生きているのか?」「生き甲斐は何か?」「自分の身体、こころ、魂を大事にしているか?」こんなことを考えるより、英語でTOEICの得点を上げたり、ITの知識を身につけたり・・・、そういった実務優先の知識を身につけた方が、厳しい現実の中では良いに決まっている。お金にならないことは考えるのはやめよう。そう考える人が多くなっているようだ。私の世代は文学や哲学・宗教を学ぶ人はそれなりの存在感があったが、最近はどうも違う。

 さて、「何の為に生きているのか?」「生き甲斐は何か?」「自分の身体、こころ、魂を大事にしているか?」という質問を受けたとき、それを考え鳥瞰して実践的に生きている方も世の中にいらっしゃる。そして、そういう方々と接していると、厳しいこの世の中の現実の中で、ストレスを持ち悩んでいるところは同じだが、一つ決定的に違うことがあるようだ。それは、一つの柱があるのだろう。ブレないで進むことから起こる現象なのだろう、多くのストレスの種を皆拾いあれこれ悩むのではなく、今やるべきストレスの種に集中して、あとはすっきりと投げ捨てている。さらに、今やるべきストレスの種を、苦痛としてネガティブに対応するのではなく、希望の光に向かって、試練として前向きに格闘している。

 したがって、ストレスに強い。さらに、のんびり太極拳を演舞したり、人知れずボランティアに行ったり、自然に親しんだりし(人それぞれだが)。その余裕が、さらに、哲学することを楽しませ、ストレス対応の好循環が生まれているようだ。

 蛇足だが、参議院選に一言。私は3.11の時にいろいろ学び政治に無関心でいることの問題点を知った。自分を大事にする上でも、雨が降っても槍がふっても(古い表現?)投票に行きたい。

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心の傷を乗り越える(私も貴方も大事にする世界 1/10)

2019-07-17 | 第二章「五感と体感」

 最近、自分は幸せ者だなと思うことが多い。かつて大企業に勤めていたころに、取引先とWin-Winの関係(共存共栄)を築くことを必死に考えた時期があったが、これはお金の関係というよりも信頼関係が本質だった。そして、今は幸運なことに信頼関係のある大事な人達と一緒に過ごす場がいくつかあって本当に幸せだ。

 しかし、一歩外に出て、様々な人達と接すると、自分が惨めになり、傷つけられることもでてくる。こうしたときは、他者の問題(人を傷つける病的傾向のある人)もあり別の対応が必要なこともあるが、そのストレス(自分が持っていたあるべき姿(理想)と現状の理解(現実)のギャップ)を少し落ち着いて眺めなおすと、心が癒やされると思う。自分を含めて人は特別な生育史の中で育ち、独特の価値判断をするものである。私が傷ついたと感じたことも、実は他者からの貴重なメッセージが裏にあったりするものである。そして、ストレスを産んだ理想と現実の解釈が変わると、ストレスが解消しその出来事に感謝したりもする。

 とはいえ、こうした時に解釈を変え難くする原因の一つは、相手への疑惑感ではないかと思う。疑惑感は信頼関係から一番遠いものになりがちだ。そして信頼関係の無い場合、太陽と北風の童話があるように、こころは緊張し新しい解釈を受け入れることは極めてできにくくなる。疑惑感が湧き出している中で、一呼吸置いて、相手を信頼してみるとどうだろう。そのコツを覚えると人生ずいぶん違うようになる。

 相手を信頼するといっても、長年付き合っている人なら簡単にできるが、そうでない人も多い。こうした人達でも、あるときは信頼すると言うことが出来るのは、人間観の問題と訓練かもしれない。

私も貴方も大事にする世界 1/10

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錯乱から統御感にスイッチ・・・縄文小説の解釈が変わると明るい世界が開ける(新鮮な生育史 10/10)

2019-07-12 | 第三章「無意識の世界」

 自分の生育史を大事にすることは、後ろ向きに見えるが実は未来への大いなる糧なのだと思う。そして、探しても見えなかった自己実現への道(人は考えたような人になる。求めよ、さらば開かれん)が思わぬ方向から近づいてくる。参議院選挙の政権放送やYouTubeを見ていると、卑下でも傲慢でもなく等身大に生きる候補者はパワーが違う。そうしたパワーは自分の生育史を大事にすることから始まっているのでは無いかと推測している。

とはいえ、自分の幼い頃からの長い生育史(長期生育史と呼ぼう)、あるいは最近のまだ自分の評価も定まっていないような生育史(短期生育史と呼ぼう)でも、受け入れられる明るい面もあるが、未解決な嫌な気持ちになる部分も多い。そして、それらは不思議なもので、日常の中にタイミング良くひょっこり顔を出し、まとわりついてくるようだ。

それは、恐らく今を生きる上で非常に大事な課題のようでもある、逃げないで真面目に対応するのが良い結果を生むようだ。ひょっこり顔を出す感情は、錯乱、ウツ、身体症状、怒り、不安という代表的なストレス曲線だが、解決のポイントは長期生育史でも短期生育史でも、ストレスとなっている原因を自分の理想と現実という観点で再検討し、事実は変わらないにしろ解釈を変えることでギャップ(理想と現実)を解消することが大事だ。

そして、自分で振り返ってみて分かることだが、不安が平安感に、怒りが友好的感情になったり、ウツが幸福感に、さらに錯乱が統御感になったりすることが起こる。このあたりの感情の経験は皆さんもあると思うが、私もそうだったが、そんな感情の世界の法則を教えてくれる人は少ない。感情の法則は自分の経験で裏打ちすると、錯乱やウツにぶつかっても、さほど恐ろしいことではなくなるものだ。

さて、今日は私のことで恐縮だが、縄文時代の小説を書くことによるストレスの事例がこのお話に当てはまるかなと思い書いてみることにした。

10年前には自分が小説を書くとか、縄文時代に関心を持つとかは考えもしなかった。生き甲斐の心理学を世に普及するためのNPOに所属し、NPOの理事長でもあるU先生の影響から日本の歴史(古代)に関心がある程度だった。それが、今は大切な前期高齢者の時間を削って(笑)縄文時代の次の小説を書こうとしている。生き甲斐の心理学の学徒か縄文時代の研究や小説書きという、傍目には違う世界なのだが、自分では何か繋がりを感じていた。しかし、その繋がりは漠としてうまく言語化することができなかった。しかし、最近になり、縄文小説の次作に挑戦していることもあり、なんで私が縄文時代の小説を書くかという自問自答が始まったようだ。。

これは、16年前に外資系会社を辞めて、生き甲斐の心理学と福祉の世界に入った時に似ている。時に感じる、錯乱感。自己混乱感といっても良いかもしれない。処方箋は心理学の世界ではあるが理論的なアイデンティティの確立なのだった。

縄文時代の小説を書いていますと人に言うと、既に私の小説を読んだりされ肯定的に理解していただいている方は良いが、イメージ出来ない方、あるいは怪しげなファンタジーやSFまがいのイメージを描く方は、露骨に嫌な顔をしないまでも、不信感を持たれるようだ。そして、何で縄文時代の小説なのですか?と間接的に訊かれたり、疑問点を言われたりする。当然、自分でも回答は一応持っているが、アイデンティティが定まっていないと対応が揺らぐ。回答がうまく出来ないのは自分にとっても嫌なものだ。

 そんなある日に帰宅途上で、錯乱していて心を落ち着かせようと、本屋さんに入った。そして、あるコーナーで偶然に気になる本を2冊見つけ、普段ならしない衝動買いをしてしまった。不思議なことに、その2冊をじっくり読み終えると、自分の中の錯乱感・自己混乱感は統御感に変わった。錯乱して買ったヒョウタンから駒が!

 縄文時代の小説を書くというときに、考古学だけでなく、遺伝子科学、民俗学、様々な知識が必要になってくる。それは当然なのであるが、基本的な柱として何を考えるかが重要だ。それをU先生から学んだ比較宗教学をベースにした心理学としているのだが、自分の中で最近物足りなさを感じるようになった。それが、最新の遺伝子科学の本と、脳科学の知見のある医師が書いた本で、何か柱が見えてきたのだ。

 ただ、書いてみると、まだ混乱しているのが分かる(短期生育史なので)。また、錯乱と統御感を繰り返すかもしれない。でも、錯乱が統御感と深く関わりがあると知っているので気が軽い。

新鮮な生育史 10/10

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「何の為に生きるか?」の自問自答で生き方が楽になる(新鮮な生育史 9/10)

2019-07-08 | 第一章「意識と知覚」

 心理学を学んでためになることの一つに、自分の感情生活の傾向を理解することがある。世の中には、不信感に苦しむ人、疑惑・恥辱に苦しむ人、罪悪感に苦しむ人、劣等感に苦しむ人、自己混乱感に苦しむ人、孤独感に苦しむ人、停滞感に苦しむ人、絶望感に苦しむ人、いろいろなタイプがあるが、自分もそうだったがどのような感情に悩んでいるかを把握するのは意外に難しい。年令や生育史によっていろいろ特性が変わることもあるが、誰一人として同じ感情の世界に居ないというのも事実だろう。

 そして、自分の感情の傾向を掴めば対応の仕方があり、生き甲斐の心理学などで地道に解決していくこともできる。でも、それなりの時間や努力が必要となる。ただ、特別な心理学の知識もなくても、私も経験したが、一皮むけるように感情生活が安定してしまう現象がある。それは、「何の為に生きるか」、つまりアイデンティティが定まることに関係している。

 今は参議院選もあり、ネットでさまざまな情報が舞っている。それに触れていると、今の世の中の悲惨さがありありと浮かんでくるようだ。マスコミが報道しないことがネットの世界に溢れている。かつてイバン・イリイチが予測したようにインターネット社会は、世界を根本から変えていく力があるようだ。私は政治について疎いのだが、悲惨さの彼方に人類が今まで触れたことの無い光が輝き出しているのかもしれない。

 さて、今の世も悲惨だが、最近縄文時代の勉強をしていることもあり、学校で習った歴史以上に、縄文時代が悲惨なのに驚く。縄文早期には日本の南九州を中心に瞬時に全滅に追い込んだ喜界カルデラの大爆発があった。

 この数年のことだが、記紀の神話を日本の自然災害の歴史と結びつける研究が現れだしている。富士山信仰とコノハナサクヤヒメは縁が深いが、コノハナサクヤヒメは火山とも関係が深い女神だ。女神イザナミも神でありながら火の神によって黄泉の国に送られてしまう。そのあたりは自然災害のデパート日本列島での祖先ならではの苦悩がにじみ出していると思う(もちろん、その危険な火山は黒曜石や綺麗な水を産む恵みも与えてくれる)。

 ノアの箱舟のような洪水神話も旧約聖書だけでなくギリシャ神話にも、そして日本神話にもあるようだ。昨年、西日本豪雨のすさまじい傷跡を見学させて頂いたが、縄文時代ではそれ以上の洪水があったと思う。そんな中を生き抜き、今の私たちに命をつないでくれた祖先を思うと何とも言えなくなる。日本列島に住む私たちの遺伝子の10~20%は縄文時代の祖先から引き付がれてきていることは定説になってきているようで、その血が無ければ歴史まで変わり、私も今存在しないことは歴然としている。

 さて、「何の為に生きるか」が定まってくると、こころの面から考えると、信じられないような悲惨さがあっても、不死鳥のように蘇る光が与えられるのだと思う。U先生の昔のブログを読んでいたら、「何の為に生きるか」の回答の一つとして、仏陀、イエス・キリスト、マホメット、プラトン・・・そういった方々が共通に指摘しているのは、神仏の愛や慈悲であり、その信仰である。私も縄文小説や生き甲斐の心理学は生き甲斐と言えると思うが、「何の為に生きるか」と問われれば、神の愛を悟ることなのだと思う。

 私も、かつて個人的にちょっとした危機があったが、うまく乗り越える幸運があった。今思うと、人智を越えた信仰の世界と深い関係があったと思う。ただ、信仰といっても世の中で言っている宗教やイデオロギーと同じものではない。私はカトリック信徒であるが、無神論者で人間の尊厳を生きた方を知っている。・・・人間の尊厳はとても便利なことばで、適当に使われていることも多いが、それを本当に知ることは信仰といってもよいかもしれない。今、私はある脳科学の本を読んでいるが、道具を使えるのは猿や鳥類の一部だったりするが、自己認識、時間や死を認識でき、魂や神仏を信じることができるのは最近のホモサピエンスからだそうだ。もちろん、縄文時代には宗教や信仰の世界も当然あったと思う。これを抜きに縄文小説は書けないと思う。

新鮮な生育史 9/10

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生育史など吹き飛ばし心の健康を得る方法 (新鮮な生育史 8/10)

2019-07-05 | 第二章「五感と体感」

 紫陽花は日本の在来種でもあり、万葉集などにも歌われている。もちろん縄文時代にも咲いていただろう。海辺の貝塚の近くにはガクアジサイが咲き、当時の祖先達を慰めてくれたかもしれない。紫陽花は梅雨の季節から夏に咲くが、雨の季節の印象が強い。匂いのある紫陽花もあるというが、紫陽花は一般に匂いがなく、綺麗な色で眼を楽しませる中で、無意識に雨の匂いを嗅いでいるので、雨の印象が強いのかもしれない。

 さて、生育史は心理学の話題の中心ではあるが、過去のことに囚われすぎるのはどうかとも思う。その中で私自身も役にたった生育史を余り意識しなくても元気になっていく方法がある。それは3Vの法則である。ポイントは小さな夢でも良いから、自分の希望というか方向性を見つけて、それを育て花開かせることだ。

 高校時代のことを思い出したが、当時は高校紛争も受験もあり、青春時代の劣等感や罪悪感、疑惑感、自己混乱感などに苛まされる時期でもあった。そんな中、仲の良い同級生5,6名と伊豆旅行に行ったのは恐らく、この3Vの法則の好例なのだと思う。そして、この伊豆旅行の思い出は高齢者となった今でも、仲間が集まると話題になる。

 まずはVisualize(思い描く)。私の父が良く伊豆半島方面に仕事で行っていたこともあり、小学校のころから家族旅行はいつも伊豆半島であった。そして、素晴らしい海岸の景色や美味しい地元の魚料理・・・それが五感・体感でイメージできたので、伊豆に楽しい仲間と旅をする楽しいイメージを描くことができた。この強烈なイメージがまずは原動力になる。大人になって企画や計画をする立場になると、感情や五感・体感を忘れて、機械的にことを始めようとすることがあった。しかし、気が乗らない(Visualizeがうまくされないと)試みは、はじめから頓挫するようなもので、実施まで行ってもこころに残るものは少ない。

 次に、計画(Verbalize 言語化)である。具体的に旅行のための交通機関や宿(民宿)の選択や、日程の計画を仲間とわいわいしながらつめて電話したりする。ここで、私は若気の至りで無謀な旅行計画を作ってしまったようだった。地図上で距離を単純に計算しての行程だったので、山道の配慮がなく後から苦労することになった。それでも、ひとまず実施に向けてイメージを計画(Verbalize 言語化)するのは大事なことで、これがなければ動かない。

 最後に、実施(Vitalize 活性化する)だ。何でも実施段階になると、問題が発生するものだ。この伊豆旅行でも行程を甘く見て、徒歩で次の宿泊所に向かって夕方には到着するはずが、夜のとばりが降りる頃になっても林道を歩き続けていた。運良く、地元の人がトラックで帰る時に見つけてひろっていただけ、宿に到着することができたのは幸運であった。

 この3Vの法則は意識してみると、何でも応用ができる。また、大きな夢でなくても小さな夢で充分と考えたほうが良いかもしれない。例えば、拙い縄文小説でも、NPOの関係からブログを書き始めたのが13年とちょっと前だ。その時は小説を書くことなど全く考えていなかったが、楽しくやっている内に夢が膨らんできたのだ。

  逆に3Vの法則で進めてもうまく行かないこともある。私の場合はグループリビングだったが、後から考えると自分が生まれ落ちてからの傾向や渇望と、少し違っていたこともあったと思う。内容によるが3年くらい頑張ってもうまく行かない時は、見直す勇気も必要だと思う。それから、思い付いたら、直ぐ電話するなどの小まめさが意外と重要な気もする。

新鮮な生育史 8/10

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