昔の記憶を思い巡らすことは、自己分析でこの数年やってきている。そして、今までの思い出し方は、断片的でちょっとしたイメージがいくつか浮かぶ程度であった。
ところが、数週間前にシャガールの画集や自叙伝に刺激されたのか、ある時から、過去の場面が生なましくよみがえってくることが多くなった。より動的なイメージとして、そして、様々な関連する記憶もダイナミックに蘇ってくる。
先日、奈良の三月堂に行ったが、今までは、月光菩薩を中心に拝観して帰るのが常であったが、今回は本尊の不空羂索観音立像に眼を奪われた。躍動する観音様である。
この観音様の構図は、ドイツの生理学者マックス・クノルが行った内部閃光のパターンを2-3重ね合わせたようであり、古代から伝わる神聖図形とも共通点があるようである。救済という動的なイメージは、千手観音や11面観音のようなちょっと異形の姿に繋がるのかもしれない。
過去の記憶という、個人にとって重要だけど、さほど目新しくないものは、ある時その相貌を変えて何かを囁き始めるのかもしれない。
何故そうなるのか、脳の仕組みや比較宗教学など、いろいろ勉強する必要があるのだろう。
人気blogランキングへ <- 1クリックお願いしますね!
仏像の白毫にみるように、第三の目が開かれた状態との相関関係は如何でしょうか。
児童心理学、人類学、考古学などでも話題になっている光のパターンで、渦巻き型、三重丸、縦線、格子、放射線状など15通り~あります。
ヨガのチャクラその他との関係は私は勉強不足でわかりません。
とても楽しい分野であり、いろいろ思い当たることがあります。