今日のマッサン。角がとれて大人になったという評価もあったが、エリーさんはマッサンが何かヘンだと感じているようだ。五感や体感で感じる好き嫌い。それを曲げて新たな挑戦をするマッサン。自分の胸に手をあてて考えても、こうしたことは組織に属するかぎり、よくあることのようだ。
エリーさんは、このヘンをどのように解釈し、マッサンをサポートするのだろうか。そして、マッサンは抑圧や合理化の中からどのように自分を取り戻すのだろう。このあたりが楽しみだ。
さて、昨日はオフだったこともあり、相模原市の史跡勝坂遺跡公園に足を伸ばした。縄文中期の勝坂遺跡はD地区が公園になっているが、写真はA地区(勝坂遺跡の発祥の地の近くである)。付近に高台の石楯尾神社がり、遠くの丹沢山系が綺麗に見えた。この付近は湧水に恵まれ、また南の有鹿神社や鳩川もあり住むのに最適な地であるのがよく判る。そして、少なくても5000年くらいの縄文、弥生、飛鳥、奈良、・・・現代に続く歴史を誇る地である。
五感・体感で縄文浴をし、近くの聖地、有鹿(ありか)神社の奥宮で祈ると、何とも言えない爽快な気分となった。こ有鹿(ありか)神社の奥宮は海老名の有鹿神社のもので、相模国最古と言われている神社。その奥宮がこれである。そして有鹿比女命を祀っているが、この女神は記紀には載ってない水の神である。なんとなく、縄文の女神ではと妄想してしまう。以下、勝坂遺跡公園周辺の写真を・・・
写真はクリックすると拡大します。
D地区の公園から丹沢方面を観る。絶景です。富士山が丹沢山系に阻まれて見えないが、それも良い。
敷石住居跡 縄文後期は寒冷化で床暖的意味があったのだろうか?
廃絶住居。東京縄文人もこうした廃絶住居から遺体が出土したのかと・・・
まわりには、天然記念物のホトケドジョウが昔はよく見られたかもしれません。
勝坂式土器は、縄文中期の有名な土器ですが、私の住まいの近く、あるいは東京縄文人の発掘でもでてきた土器で、とても親しみを感じる。また、この遺跡公園は昨年行った、井戸尻や尖石遺跡と同じように、五感・体感で縄文を感じるには最適な遺跡公園のようだ。マッサンのように、防衛機制でヘンになったときなど、リフレッシュするには最適。奥宮などアースフィーリングを感じるのも最高である。
縄文からの風① 3/10