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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

現場に立つときに湧き起る感情!(プロセススケールを考える 1/12)

2013-06-11 | 第三章「無意識の世界」

 吉野宮滝近くの橋にたつとき、湧き起る清々しい感情。本薬師寺で感じた、ちょっと不気味で奇妙な感情。吉野・金峯山寺で感じた森厳な感情。早朝の畝傍山登山で感じた、ちょっとした恐怖感。今回の奈良の旅で感じた感情を思い出すと、旅以上に楽しいところがある。

 昨日は、そんな奈良の旅を楽しむ報告会を四ツ谷で行った。そして、帰宅前に楽しく語らった最近の映画の話に刺激されて、ふらりと映画「図書館戦争」(有川浩原作)を観た。

 関東の舞台でのSF的な楽しい映画なのであるが、私の住居の近くの日野図書館や立川などが出てきて、またもや刺激を受けて臨場感をましたようだ。

 頭で想像するのではなく、実際の現場に立つこと。立つことで、何か自分という生命体・全存在から意識的・無意識的に感情が湧いてくるのだ。映画は、決して現場・リアルではないかもしれないが、映画館の中の臨場感溢れる環境の中で、家で見るビデオと違って感情がもっとストレートに湧いてくる。家では、やはり様々な防衛機制が働きがちであるが、それがないのが素敵である。

 生き甲斐の心理学では、湧き起る感情を大切にすることを学ぶ。何で、こんな感情が湧いたのだろうか?身体からくる感情か、心(生育史を中心に)からくる感情なのか、魂(宗教や哲学の領域)からくる感情なのか。

 感情を、できれば肯定的に意味づけしていくと、①何の為に生きているのか?②生きがいは何か?③自分の身体、心、魂を大事にしているか?という自己実現への問い掛けにとても役立つと思う。

 プロセススケールを考える 2/12

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