イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

縄文時代のカレンダー (停滞感からの脱出 8/10)

2019-01-24 | 第二章「五感と体感」

 夜の中央高速は気持ちがよいが、一番印象的だったのは3.11の節電で、高速道路の街路灯が消えた時だ。もちろん街路灯がなくても車にはライトがついているので運転に支障はなかったが、都会の中で闇を意識できた珍しい体験であった。

 さて、U先生から生き甲斐の心理学を学んでいくと、時々二十四節気(今だと大寒)の話が出てきたり、月や太陽が話題になったりする。そして、月について興味が湧き、カレンダーの歴史などを結構時間をかけて学んだりした。

 今と違って暗闇が生活の中で幅をきかせていた時代。それでも、縄文の祖先達は定住し大豆や小豆をはじめドングリや栗などを作り、何百種類の植物や動物を摂取して暮らした。もちろん冷蔵庫などもないので、今より遙かに季節に対しては敏感だったはずだ。当然ながら、かなり正確な太陰太陽暦の知識があったと思う。土器等の図像学の知見からもうなずける。蛇足だがこれについては今週の勉強会でご説明したいと思っている。

 さらに、食生活だけでなく、縄文の祖先達はこころの健康という面でも、カレンダーの存在でかなり救われたのだと思う。昨日の聖地の話でも、漫然とチコちゃんに叱られるような見学をしていると聖地の魅力は半減する。やはり理解を深めることは生きる上でとても大事だと自戒を込めて思う。月や太陽についても中学校くらいの知識があれば違う(私も生き甲斐の心理学を学ぶ前は理科系であったにも関わらず、殆ど忘れていたり)。

 さて、怨霊とかオカルト的なものは今の闇の少ない時代でもよく話題にされるので、縄文時代はもっとオカルト的ではないかと考える方も多いが、こころの健康を考えるとカレンダーの存在(今のカレンダーとは違う形態ではあると思うが)などで、五感体感をより健康にして健康的な生活をしていたのではないかと私は思う。そうでなければ、生き残れないはずだ。

 そして、実際、私も二十四節気を意識したり、月や太陽の位置を縄文の祖先と同じように意識してみると、変なストレスが軽減しやる気がでてくる。このブログの右側に暦のページという素敵なホームページをリンクさせていただいているが、是非一度ご覧になり、それを元に太陽や月、季節を愛でていただきたい思う。

 最後に日本の伝統の和歌の中で、非常に有名な西行法師の歌を鑑賞したい。この歌を詠んだ西行法師は停滞感や絶望感とどう付き合ったのだろうか。

  願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ

停滞感からの脱出 8/10

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