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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

スランプをどう乗り越えるか (大人になって知る親密性と孤立感 3/10)

2018-10-12 | 第二章「五感と体感」

 23歳から34歳の成人前期。今思い出すと仕事においても家庭においても、時として訪れるスランプと闘っていたように思う。当時も時々考えていたが、人の成長は直線的というより階段状のようで、一つずつ脱皮を繰り返し成長するようである。若い頃は心理学の知識がなくて説明できなかったが、生き甲斐の心理学的にはアイデンティティの統合の問題だと思う。

 例えば、関西で営業の仕事についたころは、コンピュータの営業なのにキャリングバック一つしか一ヶ月に売り上げがなかったこともあった。こうしたスランプの原因は自分が作った理想領域などからの自己構造だと思うが、それが、ある日何かのきっかけで壊れ、脱皮する。意識できる考え方の問題(販売に対する心構えなど)も大きいので先輩などの助言も初めは大きいが、やはり自分で何かに気づき変わる(アイデンティティの統合)ことが重要なのだろう。

 こうした時、昨日の自己実現の3つの自問自答も大事だが、もう一つ、不調なときにありがちな暗さ・孤立化をどう乗り越えるかがある。おかれた周りの環境などもあるが、重要なのはロジャースの理論にある第一領域の意識化だと思う。スランプなので理想(例えば売り上げを上げたい)と現実(余り売れてない)のギャップとしてのストレスがあるのは当然だ。しかし、そこに意識が集中しすぎていても進展しないことが多い。そこでのポイントは現実の解釈の問題かもしれない。余り売れていないけど、キャリングバックを買っていただいたお客様がいたというところを、どう解釈するかがその時は鍵であった。たったバックと冷ややかに理性的に解釈するのか、それともこんな私からバックを買った方がいたということに感謝・感動するように解釈するかだ。

 感謝の領域、満足の実感を伴った領域に意識を向けると、自己実現の3つの自問自答(①何のために生きるか②生き甲斐は何か③自分の身体とこころと魂を大事にしているか)と相まって、もちろん無意識の世界もあり神秘的なこともあるものの、あるときにふっと防衛機制が緩んだときにスランプから抜け出られるようだ。

 それから、自分のスランプと親密度と孤立感の関係をいろいろ考えて見るのも意味がありそうだ。

大人になって知る親密性と孤立感 3/10

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