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好奇心を持つと世の中が変わり始める!(主張 6/10)

2011-07-27 | 第二章「五感と体感」

 多摩動物公園では、コアラ館の近くの売店の前によく孔雀が出没するようだ。先日も、夕方通っていたらご登場で、子供さんや親御さんがワイワイと孔雀の振る舞いを見て楽しんでいた。

 私も、孔雀がいつ羽を広げるだろうと、カメラを向けたりしたが、だいたい広げないのが普通のようだ。今回も空振りであった。

 こうした孔雀への想いや好奇心は今に始まらず、昔からのことだったようだ。ギリシャ神話のなかにも登場したりするので、孔雀に対する関心は古今東西世界的なのかもしれない。

 日本に到来したのも、何と日本書紀に詳しく記載されている。それによると、新羅より、西暦598年と647年に送られている(難しい関係であったのに何故だろう?)。個人的に持統天皇を研究しているが、丁度2歳の時に贈られているので、恐らく斉明天皇の孫でもあり、太田皇女といっしょに見る機会もあったに違いない。

 孔雀が羽をいつ開くかなど、好奇心でいっぱいになったかもしれない。

 さて、目に見える孔雀ではないが、自分の進路を決めたり、大切な出会いがあったりするのも好奇心が大きく関係しているようだ。そして真逆だが、時には希望のない局面で不思議に勇気づけをしてくれたりもする。

 大学生のときに、等価変換創造理論で有名な市川亀久彌先生の本に出会って、管理工学科を選択し、卒論まで、その好奇心を追っかけていったのも好奇心からだった。 

 心理学に対する興味も、いくつかの本との出会いもあったが、長い人生の中で、その必要性を体感したときに、手を差しのべるようなU先生との出会いだった。

 人には、その人の人生を貫くような、独自の傾向と渇望があるという。それが、ちょっとした好奇心から、真に自分を主張し始めるのだ。カールロジャースの命題4なのであるが、とても大切な真実だ。

主張 6/10

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