人それぞれ、様々な趣味があるようだ。
同志、友人、先生、知人、祖父母、両親、子供たち、兄弟、・・・いろいろ顔を思い浮かべ、嬉々として趣味に没頭している姿を見るのは良いものだ。
その中でさらに気持ちが良いのは、身銭を惜しげなくきって趣味に費やす姿である。そこまで楽しいのだろうかと思うが、本人は当たり前のように没頭している。趣味というより本業のようである。
祖父は謡が趣味であった。そして戦後の何もない時代に、師匠を大切にして謡の稽古に励んでいた。そこまでしなくても、祖母がいつも言っていたようである。
母は様々な趣味を楽しんだが、今は俳句に落ち着いたようである。子供の一人は趣味の美術関係が高じて、本業になってしまった。私も何かそんなところがある。食べるための仕事から、やりたい趣味・本業に軸足を移してきてしまった。
ふと、名前も知らない、遠い祖先達のことを考える。。今と違って、美しい自然に囲まれて、厳しいことも多かったが、どこかに楽しみもあったはずである。5世代前は、100世代前は、1000世代前は・・・どんな趣味を持っていたのだろうか?
<日本人に生まれて3/4>
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