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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

幸福をつかむ眼は?(時間と空間の旅 ④ 2/10)

2014-03-01 | 第二章「五感と体感」

 今日から3月、何となく清々しい。しかも3月1日の今日は、CULLカリタスカウンセリング学会の同志のあつまる勉強会の日でもある。「自分は何処へ旅しているのだろう?」という50の自問自答集の勉強会だ。

 この小冊子は、50の質問が書かれているが、その一つ一つは実に味のある問いかけて、これを自分の中に摂取(防衛機制の一つ)すると自分の人生が良い方向に変わるかなと思っている。50の質問は今U先生のブログでも大切に連載されているが、今日は今の自分にふさわしい一つを取り上げさせていただく。

 「幸せをつかむ眼差しとは何か?」

 最近は大学でも人間関係学部などがあるようだが、やはり人間関係で心理学的に貴重な知見は、私は「I am OK. You are OK.」ではないかと思う。これは単なる「Give and Take」ではない。深い思想が背後にあるようだ。若いころ関西で営業をする中で学んだ「共存共栄」の思想に近い。愛の思想ではないかと思う。

 自己肯定・他者否定では眼差しもいやらしくなる。

 自己否定・他者肯定の眼差しも卑屈でいやらしい。

 自己否定・他者否定の眼差しは邪眼そのものかもしれない。

 自己肯定・他者肯定の眼差しこそ慈眼ではないだろうか。

 私は、ブログ用の写真を撮るのが好きだが、特に昆虫や動物を写真にとるときに、自分は今邪眼かな?と反省することがある。それは、写真を撮ろうとそばによると、逃げるからだ。気のせいかもしれないが、慈眼のときは良い写真がとれるようだ。

 そして、この考えは写真だけでなく、日常の中でも同じだ。基本的に自己肯定・他者肯定のスタンスで人は和み、共存共栄が成り立つようである。そして、昨晩気になったことの回答が、この問いかけの中にありそうだと気付く。

時間と空間の旅 ④ 2/10

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