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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

愛の解釈が世界を変える!(プロセススケールを考える 11/12)

2013-06-21 | 第四章「愛とゆるし」

 今日のお題はビッグワードだらけ。ちょっと怪しいお話かな?と思った方も多いかもしれない。私自身も、このお題をつけるのに躊躇してしまった。しかし、身近な自分という存在を考えると、この言葉には真理が溢れていると思う。勿論、哲学や宗教の世界ともつながるが、生き甲斐の心理学でも実に大切にしていている問題なのだ。

 自分の体験で恐縮だが、忘れられない日がある。平成11年1月3日である。この日を境に、私の愛の解釈が劇的に変化し世界が変わったのだ。それを表現しようとすると、どうしてもお題のような表現になってしまうのだ。

 愛の孤独ということがある。心の健康にとっても極めて影響がある。愛の孤独がすべての元凶であるといってもよい。

 世の中には悲惨があるものだ。今日、食べるものもない住む場所もないという人が現代にも居る一方、美味しい食べ物を食べ心地よい住処で暮らしている人もいる。といって、貧しい人が愛されていると感じていたり、豊かな人が愛の孤独に陥っていたりする。貧困は解決しなければならない大問題であるが、愛の孤独も大問題だ。

 シンプルに自分が、どういう時に愛されていると感じるかという問題はとても大事。

 現在70億人の人が地球上に住んでいると言われるが、各自が感じる愛は70億とおりあるだろう。すべての人が固有の生育史を持つからだ。そして、各々の愛の原型が異なる。しかし、何故か、その事実を人はなかなか意識しない。・・も自分と同じようだと思いがちである。

 でも、親しくなると、そうはいかなくなる。愛の感じ方や愛の解釈が元凶で人と人を隔ててしまうことも多い。

 私も、そんな一人であるが、生き甲斐の心理学を学びながら意識することがある。それは、自分の狭い愛だけでなく、多様な他人の愛に興味を持つことだ。興味を持つだけで充分である。

 私の平成11年の大変化は残念ながら、生き甲斐の心理学を学んだためではなかったが、後から考えると自分のどこかで、愛についての思索を深め他者の愛に興味と関心をもっていたのは確かだった。プロセススケールの中の一つ体験の解釈が世界を変えるの事例なのであろう。

 プロセススケールを考える 11/12

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