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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

海を感じ、風を感じる・・・大切なこころの原型!(性格形成 3/10)

2010-09-08 | 第一章「意識と知覚」
 昨日は、鎌倉市の腰越で久しぶりの勉強会。大いにリフレッシュし学んだ。そして、もう一つの楽しみ。いつものように腰越から江の島にかけての砂浜で、のんびりと海を楽しんだ。酷暑ではあるが、有難いことに心地よい風が吹き、カモメやトンビも楽しげに風と戯れ空を滑空していた。若者達もサーフィンやウィンドサーフィンなどを楽しむ絶好の日和だったようだ。

 海を始めて体感したのは何時だろか。そんなことを考えた。先日、母の家で昔の写真を見たが、どうも2歳のころのようだ。ちょうど、母が妹を産む前で、父と二人だけで、父の会社主宰のバス旅行(海水浴)だった。バスを連ねて行った記憶がうっすらある。写真で観ると、女の子のような水着を着て、父が西瓜割をしている様を、心細げに見学している。確かに記憶がある。

 母が不在で、父に連れられて行った初めての体験だったかもしれない。そんな時に海を感じた原型が、腰越の海岸で自分を不思議な感情に誘うのだろうか。何かゆったりとして安定しているようではあるが、どこか寂しい。昔のことで、まあ、よくわからないが。

 性格形成理論では、カールロジャースも有名だが、エリクソンももっと有名である。発達心理学などで良く出てくる。そして、生き甲斐の心理学でも良く学ぶ。そのエリクソンが8つの人格形成の段階を述べているが、その一番目は0歳から2歳のころの段階で、基本的信頼感や不信感が生まれるとしている。二番目は2歳から4歳のころで、自律性や恥辱・疑惑感が生まれる段階である。

 2歳のころ、私が初めて海を感じたころは2歳。この二つの段階であったのだろう。

 時代は変わり、おしゃれな海岸の風景であるが、人間は古代から同じように生まれ、成長していく。海を感じ、風を感じ、成長していく。

性格形成 3/10(信じて見える世界 23/30)

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