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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

しみじみとする (大人になって知る親密性と孤立感 10/10)

2018-10-22 | 第一章「意識と知覚」

 健康診断で聴力測定というものがある。ヘッドホンをつけて左右の耳で高い音と低い音が聞こえたらボタンを押す。ちょっと緊張する検査である。さてあるとき、待っていてもなかなか音が聞こえないことがあった。そのうち慌てたのは私だけでなく調べる側もそうだった。なにか、機械の調子が悪かったようで、あれこれ試していると音が聞こえ私も検査人もほっとした。

 さて、ある閾(しきい)値を超えて始めて気がつくということが聴力検査と同様に世の中には沢山あるようだ。

 成人前期になったころ、私は思いかけず独身で関西暮らし、しかも営業活動をスタートした。なれないので心配事が尽きなかったが、先輩によく「殺されるわけでないので、まずはタバコでも一服」などと慰められた。今考えると、殺されるような閾値にブザーをセットして、他は聞こえなくて良い(ちょっと語弊があるが)というようなことか。

 ストレスは、理想と現実とのギャップと生き甲斐の心理学で学ぶ。理想が低い状態と高い状態では、ストレスの入り方が違う。これは事実だと思う。仕事でも理想が高いといろいろ気になることが増える。ところで、幸福曲線は、生き甲斐の心理学でいうとどうなるのだろうか。現実認識が理想と同等か反対に高いというときに起きやすいのかもしれない。この場合は理想が低ければ、現実が理想以上となることが多くなる。

 自分は愛されていないと思い込む時期があるものだ。そんな時期を考えて見ると理想が高すぎた。理想に問題があったのだ。きっと周りから見るとにぶいやつとでも思われていたかもしれない。ちょっとしたことに気づくよう理想を低くすることが大事だ。「少年よ大志を抱け」というような名言はある状況では大切だが、愛に関しては「少年よ小志を抱け」がポイントなのかもしれない。

 お茶一杯でしみじみと語り合うのが良い季節になってきたようだ。 

大人になって知る親密性と孤立感 10/10

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