最近人のこころに、素晴らしい芸術作品は、どのように響くのか・・・といったことを考えている。素晴らしい音楽(クラッシックが好きだが)が、この世のものとも思えない響きを奏でる。俳句でも17音というのに、名句は不思議なほど、心に響く。
山路来て何やらゆかしすみれ草
切れの良い俳句は、何か二つのイメージが共鳴し、不思議な波紋をつくるようである。山路来て・・・その波紋。そして、何やらゆかしすみれ草・・・の波紋。音楽も、何か異質のものが共鳴する感じというのがあるように思う。
小説も同じような要素があるようだ。絵画や写真といったものも、美しいシンメトリーの構図など、二つの要素が共鳴していることもある。何故、素晴らしい芸術は響くのか。これは、面白いテーマである。
写真は、腰越で写した、白鷺。
(日々の感情を豊かにする 6/15)
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