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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

この世は5次元空間か?

2008-02-02 | 第二章「五感と体感」

 福祉の仕事とか、心理学のことを勉強していると、時々昔の夢というか、理論物理学や宇宙などの世界への想いが噴き出してくる。

 戦後、湯川秀樹先生が1949年ノーベル賞を初めて受賞し、幼いころから、どうもアインシュタインとか理論物理学とかに憧れる。本を買ったりしても、難しくてよくわからないのだが。

 もうひとつは、なにか人の暗いものに触れて、逃げたくなった時かもしれない。暗いものの典型は、同世代の人の死。特に自死である。

 高校生1年の時に亡くなった同窓生。大学時代の同学年の方・・・そして、「けがれちまった悲しみに・・・」中原中也の詩を口ずさんだりする。

 ちなみに中原中也は、2-3年前に読みながら、とてもカトリック的だと思った。若い頃に思っていたのと反対に、意外と宗教的な作家である。けがれと宗教の関係も不思議だ。

 「けがれ」については、最近U先生のブログで目から鱗であったが、日本人自殺者急増の背景に「けがれ」の深い問題があるようだ。これについて、また勉強を深めていきたい。

 さて、私の逃避行は、Newtonの最新号、「ブラックホール ホワイトホール」であった。この雑誌の中で、生成され、消滅する人口ブラックホールとして、本年度以降のLHC(世界最大の加速器)の研究活動が出ていた。

 この世は3次元+時間というふうに私は自然に信じていたが、どうもこの実験で、この世が5次元以上の空間かどうかが判明するようだ。2008年にもわかるかもしれないというのである。

 この世が137億年前のビックバンに起源があることは定説だが、その構造もだんだん明らかにされるのだろう。

 物理学の分野も真理を追及し、どこかで日本人を悩ます「けがれ」の偏狭な世界を解明するかもしれない。そんな奇想天外のことを想ったりした。

  <同世代3/4>

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