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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

幼いころの勘違いに気づく効用!

2008-02-01 | 第二章「五感と体感」

 幼い頃の時代を勉強したり、同世代の方と昔のことを話す中で、いろいろな発見がある。そして、自分を潜在的に悪く想ったり、大切な人のことを誤解したりしていたことに気づくことがある。

 幼いころの勘違いは、結構根深く人生に影響を与えるので、合理的な再解釈で人生をより伸びやかにすることができるようだ。

 この一年で発見し、再解釈した例に次のことがある。

1.2-3歳のころ、幼友達からお祭りのべっこ飴を貰って食べようとしたとき、祖母がそれをやめさせ、べっこ飴が道路に落ちた時の記憶。当時は赤痢で一万人以上亡くなる時代なので、それも道理があり、特に祖母に対しての想いが変わった。

2.小学生の時に、お手伝いさんから、「悪いことをすると、針が血管を回り心臓に突き刺さる」といわれたことがあったが、それは、地方によれば叱る時の常とう句で、お手伝いさんも悪気がなかったことが判った。

3.6歳の時に、通学途上で幼友達が眼の前で交通事故に合って亡くなった。当時はカウンセリングなどもなく、このことで、潜在的にどこか自分を責める部分があった。客観的に当時のことを考えたり、8歳のころには、学童の交通事故が多いため緑のおばさんが誕生するなど、社会の問題であったことも理解し、潜在的な重荷がとれたように思う。

そして、今回勉強する中で、戦後の混乱をより実感し、父母の世代に対する観方が優しくなったように思う。幼い頃、祖父母の家で、母や親戚の大人の会話に入ろうとして、時に「子供は知らなくていいの!」と言われた世界の一端だったかもしれない。

時代の勉強の必要性を教えていただいた恩師U先生に感謝しつつ筆を置くことにする。

<同世代2/4>

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