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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

満開の桜と心の気づき!(傾聴 9/10)

2013-03-27 | 第一章「意識と知覚」

 昨日の午前、久しぶりの快晴で花見をしつつ多摩動物園まで散策した。

 生き甲斐の心理学では感情を二つに分け、ストレス曲線と幸福曲線としているが、この散策はうきうきする幸福曲線の最たるものであった。前日までの雨やパソコン・トラブルによる暗い感情が一挙に吹っ飛び明るい感情が突然開花したような気分。思わず鼻歌がでてきた。

 さて、傾聴や心理療法では無意識とか深層心理を大切にしている。そして、その理解が深まるにつれ傾聴や心理療法の意味が判ってくる。無意識はフロイトが100年前に発見したという説を臨床心理学では良く言われる。そして、フロイトからの心理学を学んでいくのは大切だと思う。しかし、深層心理の分野はもっと前からいろいろ様々に語られたようだ。例えば、宗教・哲学の世界では無意識はポピュラーだったようだ。

  仏教の世界では、唯識論で阿頼耶識や末那識といった概念で無意識を深く論じている。これもフロイト誕生の1500年前と言われる昔の話だ。昨日も唯識論入門の本を読んでいたが、昔の人の英知にただ驚くばかりである。そういえば、日本の原型を作った7世紀の政治家・持統天皇。この時代にもすでに唯識論が渡来し、持統天皇も無意識について、高僧からレクチャーを受けていたかもしれない。大きな仕事の影に無意識の世界の理解があったかもしれない。ちょっと妄想かもしれないが。

 キリスト教でも2000年前の聖パウロはコリント前書6-19で「人の身体は神の神殿」と言ってる。熟読すると2000年前の人でも深層を思いめぐらしているようだ。

 傾聴による気づきは、心が傾聴に開放されていく中で、ふっと心の深層から湧いてくる回答のようだ。それは暗い気づきではなく、こころを開放し幸福曲線(明るい感情)に導いてくれるような明るい気づきだ。ちょうど、昨日の午前に見た花のように、突然のプレゼントのように。

 傾聴 9/10

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