イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

キキョウを愛で、幼馴染を想う!

2008-08-29 | 第九章「愛」

 家のベランダでは、桔梗(キキョウ)の花が夏から今まで咲き続けているが、外出すると撫子や萩、葛といった、秋の七草も目につく。

 秋の七草は何か?萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花(万葉集・巻八 1538) とある。知らない花で藤袴があった。藤袴は、源氏物語にも出てくるが絶滅危惧種に指定され、京都では保存運動もあるという。

 1000年も経つと、身近な環境も結構変わるのであろう。

 そういえば、昔人から聴いたことに、花と言えば桜木という今の常識は、江戸時代ごろからのことで、その前は梅だった。ということを思い出した。源氏物語を概観しても、例えば、藤壺、梅壺はあっても桜壺はない。桜もでてくるが、梅のがメジャーな感じである。すぐに散るので、当時の人には、寂しいイメージだったのかもしれない。

 さて、源氏物語を読んでいると、様々な登場人物とその生きざまが美しく描かれているとしみじみ想う。あさきゆめみしを、次女もあっというまに読了した。昔は漫画は無かったかもしれないが、今の私たちが、あさきゆめみしを読むように夢中でよんだのであろう。

 その中で、光源氏の息子の夕霧と幼馴染で、のちに結婚する雲居の雁の話が、今の私にとって気になった。

 幼馴染というと、学校や仕事といった縁より、近くにたまたま住んでいた同年代。と考えるべきかもしれない。幼馴染の中には、若くして世を去った方が二人いる。ちょっと淋しげな桔梗。

 これから、4回幼馴染について考えていきたい。

<幼馴染1/4>

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