小説の第二作目に挑戦していると、第一作目のときは違うストレス曲線の現れ方に新鮮な気持ちになる。そして、つらつら考えると、人生において二作目というのはときどき出会うなじみあることであり、よく考えるとその原因は停滞感にあるようだ。そして。停滞感を考えると結構奥が深い。
さて、私の場合は第一作が2017年苦労の末に完成したので、それを踏襲すれば第二作が書けるかなと思ったところから始まる。しかし、意識の世界はそれとして、無意識の世界では既に不安、怒り、身体症状、ウツ、錯乱のストレス曲線が静かに潜行していたようなのだ。昨年の体調不良もそのような遠因があったかもしれない。
自分の夢を育てる。私の場合は縄文時代の小説であるが、そのポイントは激しい情動が湧くところから始まるのだと思う。何かに安住していたり(その多くは防衛機制だったりするのかもしれない)、あるいは今回のテーマである停滞感が深く関係している。いくら好きな分野でもだ。
さて、こんな時はどうするか。生き甲斐の心理学のセオリーとしては幾つかの切り口がある。一番効果ありそうなのはストレス曲線から入るというのがある。日々のストレス曲線。これは敢えて意識しないとよく分からないものである。一日を振り返って、朝から夕方まで何に関心をもち何に不安、怒り、身体症状、ウツ、錯乱を覚えたかを振り返る。そんなことをしていると自分のストレス曲線の中からテーマが浮き上がってくるものだ。人間関係から来るものもあるが、最近はマスコミやSNSからくるストレス曲線も馬鹿にならない。2018年から気になり意識にあがってきたこと・・・自分の人生の中でできなかったことを中心に、今の時代の関心にも目が向く。その根になっている感情の原型が大事だと思う。さらに、停滞感の扱いも大事だ。停滞感は自分に足りないなにかを示唆してくれていると思える。
おなじみのエリクソンの停滞感をここで考えてみよう。停滞感は35歳から60歳までの課題だという。そして、停滞感をブレークスルーするにはケア(世話)と生殖性が重要だという。
自分の第二作目。それに対して世話とはなんだろうか。第二作目に繋がる想い、育てていきたいとする熱い想いなのだろう。それは他者否定・自己否定のスタンスでは不可能であり、他者肯定・自己肯定の構えが重要だと思う。さらに、根となるストレス曲線を掘り起こしていく。根が深いほど大樹になる可能性も高い。もともと知恵がない私なので、生殖性とか創造性というのは恵みという領域だと思う。多分、ストレス曲線の深みから生まれる光のようなものだ。こんなことを考えていくと平安感が訪れてくる。
夢を育む 1/10
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森 裕行 | |
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