イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

好きなことに縛られないために (生き抜く力② 9/10)

2019-03-28 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 「生き甲斐の心理学」を学び、今縄文小説の道?を走っている私にとって、とても大事な「生き甲斐の心理学」のある理論がある。それが今日頭をよぎるのだが、それについて述べてみたい。

 人は考えた通りの人間になっていく。これは一つの真理だと思うが、それが幸福かというと必ずしもそうではない。好きな道のはずが実は不幸を招いていくということもあるようだ。その大きなポイントは、あることに必要以上に固執してしまうことではないかと思う。そして大切なことを忘れることかもしれない。

 最近の例だと、縄文小説に関係の深いことに集中して情報を集めているが、例えば沖ノ島という玄界灘に浮かぶ孤島がある。テレビにも放映されたりしている大変な島であるが、縄文という点では目立った遺構があるわけではなく、なんとなく弥生時代以降の島というイメージであったが、実は縄文前期の土器のカケラが沢山出土しているそうだ。たまたま図書館でぺらぺらとめくっていた本の中で出会ったが、ハッとした。

 さて、何故ハッとしたかだが、これはU先生が言われる二つの幸福と関係している。一つ目の幸福とは、幸福の条件というような理性的な幸福である。縄文小説という自分なりの世界からみて必要なことはするが、そうでないものはパス。さらに、大きな問題に関しては必死に戦う。確かにこれは勇ましいが、いつの間にかあることに固執してしまい。何か変な方向に行ってしまうことも。太陽を目指してイカロスが飛翔したのは勇ましいが、残念ながら落下するようなものである。

 もう一つの幸福とは、幸福感である。私はかつてこのことで今まで考えてもみなかったと思ったほど意外なものであった。しかし、人の生き方を巡る、思考・感情・行動の中で「いきもの」としての真実をかたる感情は実に大事であり、感情生活を無視することは究極的に破滅に繋がることすらあるのではないだろうか。こころの健康を考えたときに、あることに熱中する余り、感情生活が、例えばあるストレス曲線で塗り込められるようなことがあれば、あっという間に不健康になり良い仕事ができなくなる。大変なストレスの中でも、一日のうちに少しは幸福曲線をあじわいたいものである。何気なく気に入った本を眺める、出勤の前にベランダのチューリップを愛でる、就寝の前になんとなく出会った人に感謝できる。そんなことが重要だと思う。

 蛇足だが、ほんとうにちょっとしたボランティアをしているのだが、そのサークルの総会に先日顔を出したのだが、もう16年続けていたことを知った。ボランティアに関してはいろいろ議論があることは知っているが、感情生活の面では明らかに幸福曲線を生み出す部分がある。それは、多分は私にとって二つの幸福の中で幸福感に繋がるものだと思っている。

生き抜く力② 9/10

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